自己紹介文

物書き、および京都精華大学マンガ学部教授・多摩美術大学非常勤講師をやってます。

●竹熊健太郎 主な活動歴

●1960年(昭和35)東京生まれ。

●1981年よりフリーで編集・文筆活動に従事。
 主活動ジャンルは、マンガとアニメーションを中心としたサブカルチャー領域。
 2003年4月より、多摩美術大学共通教育で「漫画文化論」非常勤講師を務める。2009年4月より京都精華大学マンガ学部プロデュース学科教授。

●編集作品
『色単・現代色単語辞典』(群雄社/1983)※共同編集
『諸星大二郎・西遊妖猿伝の世界』(双葉社/1986)
『星野之宣スペースイラスト集・STAR FIELD』(双葉社/1986)
『<OH>の肖像〜大伴昌司とその時代』(飛鳥新社/1988)※共同編集
『一億人の手塚治虫』(JICC出版局/1989)
『少年サンデー30周年史』(小学館「少年サンデー30周年記念号」掲載/1989)
『庵野秀明スキゾ・エヴァンゲリオン』(太田出版/1997)※共同編集
『庵野秀明パラノ・エヴァンゲリオン』(太田出版/1997)等

●創作(マンガ原作・他)
『おいね』(マンガ・藤原カムイ/白夜書房/1983)
『ラマ・マニ』(マンガ・藤原カムイ/白夜書房/1984)
『サルでも描けるまんが教室1〜3』(相原コージと共著/小学館/1990〜1992)
『ファミ通のアレ(仮題)1〜3』(マンガ・羽生生純/アスキー/1993〜1994)
『チャイルド・プラネット1〜7』(マンガ・永福一世/小学館/1996〜1997)
『エンタの達人』(マンガ・小宮政志/日経エンターテインメント連載/1999〜2001)
※以上、マンガ原作

『追跡者・幻の漫画家韮沢早を追え!』(小学館「IKKI」連載/2000〜2002)※架空のマンガ家を設定し、ルポルタージュ形式で戦後漫画史を問い直す試み)

●評論・エッセイ
『別冊宝島EX・マンガの読み方』(夏目房之介と共著/宝島社/1995)※線・コマ・言葉からマンガの表現形式を解析・マンガ独自の「文法」を探る試み。
『私とハルマゲドン〜おたく宗教としてのオウム真理教』(太田出版/1996)※オウム真理教事件の考察を通して戦後マンガ・アニメ世代論を展開。2001年に筑摩書房より文庫化。
『萬有ビンボー漫画大系』(杉森昌武と共著/詳伝社/2000)
『マンガ原稿料はなぜ安いのか?』(イースト・プレス/2004)
『ゴルゴ13はいつ終わるのか?』(イースト・プレス/2005)

●インタビュー
『私もマンガ家だった』(小学館「ビッグスピリッツ増刊」連載/1995)※小松左京・山田詠美・横尾忠則ら少年時代にマンガ家を目指していた著名人のインタビュー・シリーズ。
『篦棒(べらぼう)な人々〜戦後サブカルチャー偉人伝』(太田出版/1997)※康芳夫・石原豪人・川内康範・糸井貫二へのロングインタビュー集。

●対談・談話
『美術とマンガ』(椹木野衣と対談/「美術手帖」1998年12月号掲載)
『BSマンガ夜話・高橋留美子』(出演・NHK−BS 1996年8月23日放送)
『BSマンガ夜話・吉田秋生』(出演・NHK−BS 1996年8月28日放送)※「BSマンガ夜話」は、1999年にキネマ旬報社より単行本化された)
『<吉田戦車>以前・以後』(談話/聞き手・椹木野衣/『爆心地の芸術』所収/晶文社/2002)

●講演・講義
『ゴーマンガ文化論〜かしこい読者の養成講座〜』(小林よしのりと公開対談/多摩美術大学文化演出研究IIC 萩原朔美・福島勝則コース卒業企画/1994年1月14日)
『LOFT/PLUS ONE「人間・手塚治虫」』(ロフトプラスワン/1999年9月5日)
『マンガの独自性を解明する』(広島市現代美術館/1999年2月11日)
『マンガ表現の独自性とは何か』(高松市美術館/1999年10月22日)
『トークイベント・マンガ力〜面白さの仕組み』(多摩美術大学文化演出研究IIC 福島勝則コース卒業企画/2000年11月3日)
『網状原論F〜ポスト・エヴァンゲリオンの時代』(池袋メトロポリタンプラザ/2001年9月16日)
『マンガで生活するとはどういうことか』(アミューズメント総合学院/2002年10月17日)
※その他、1999年より2003年まで毎年1回、多摩美術大学共通教育学科「20世紀文化論」(椹木野衣担当)にて「マンガ表現論」の特別講義を行っている。

●審査委員
「相原賞」審査委員(小学館「ビッグコミックスピリッツ」で設けられたマンガ新人賞の審査委員を担当/1988〜1990)
「コミックビンゴ新人賞」(文藝春秋社「コミックビンゴ」新人賞審査委員を担当/1996〜1998)

●その他
『中央線トーマス化計画(SUPER FLAT展)』(作品参加/キュレーター村上隆/2000)※渋谷パルコギャラリーにて開催。竹熊はここに同名のドローイング及びペインティング作品を展示。同展は渋谷を皮切りに、名古屋パルコギャラリー、アメリカMOCA美術館、シアトルヘンリーアートギャラリー等を巡回。
「漫画史研究会」会員 ※各大学・在野のマンガ研究者の意見交換会。

興味のあること

本、漫画、映画、アニメ、日本の将来