2009年7月 8日 (水)

「たけくま事務所」ただいま物色中

今は京都のレオパレスから書いているんですが、神奈川の自宅に帰る週末は個人事務所用の部屋探しをしております。実は先週の段階でほぼあたりをつけていまして、順調に行けば来週契約する予定。なにせ土日と金・月の午前中しか使えない(残りは京都)にも関わらず、お願いしている不動産屋さんは日曜が定休日なんですよ。なんでそうなのかはわかりませんけど地元に密着したお店で、物件は豊富なんです。

それで事務所は町田になる予定。俺の自宅(神奈川県大和市)からは近く、多摩美に行く途中で、JR町田駅からは新横浜にも近い。おまけに多摩美・東京造形大学・女子美・東京工芸大などの美大からも一本の路線で行けます。俺の個人事務所であると同時に「マヴォ」の編集室も兼ねる予定ですので、大変好都合です。

で、契約しようと考えている物件はJR町田駅徒歩3分の好立地なんですが、はっきり決まったら「たけくまメモ」で紹介します。

「マヴォ」も、着々と原稿が集まっている最中です。今回も表紙は丸山薫さんですが、こないだ下絵を拝見しましたがすばらしい表紙絵になりそうです。完成したらここにも掲載しますのでお楽しみに!

◎このエントリにコメント→★
◎掲示板トップへ→★

| | トラックバック (1)

2009年7月 6日 (月)

ハマの蛙男祭り・ご報告

Dscf6196

←レオナルド博士の等身大ぬいぐるみ

先週土曜日に横浜みなとみらい・ブリリアショートショートシアターで開催された、「ハマの蛙男祭り」にトークイベントのゲストとして出演しました。蛙男商会デビュー五周年記念イベントの一環でして、「ええ?もう五年経ったの?」と驚きました。俺はほぼデビュー時から蛙男さんとお付き合いさせていただいていましたので、本当にあっという間でした。この「たけくまメモ」もこの12月に五周年ですから、蛙男さんのキャリアと「たけくまメモ」は、半年くらい向こうがお兄さんですけど、同い年というわけです。

Dscf6414←会場のFROGMANファンのみなさん。女性が多い!

この五年の間、蛙男さんはネットからテレビに進出し、DVDを多数リリースし、劇場アニメを5本も公開させ、海外にも進出しているわけです。「たけくまメモ」は、相変わらず個人ブログのままですので、蛙男さんの活躍には目を見張るばかりです。会場は7割くらいが女性の印象で、蛙男作品がアニメファンにではなく、女性を中心にした「お笑いファン」に支持されていることがよくわかるイベントでした。

続きを読む "ハマの蛙男祭り・ご報告"

| | トラックバック (0)

2009年7月 4日 (土)

ユリイカのメビウス特集号、出ています

51ok0mt5nl__ss500__2

うっかりしているうちに出ていましたが、この5月に来日したメビウスを特集した「ユリイカ」7月号が出ています。

続きを読む "ユリイカのメビウス特集号、出ています"

| | トラックバック (1)

2009年7月 1日 (水)

今週土曜、ハマの蛙男祭り

今週土曜日、7月4日午後6時半から横浜みなとみらいブリリアショートショートシアターにて、FROGMANこと蛙男商会さんと別所哲也氏、俺の3人によるトークショーが開かれます。蛙男商会5年間の軌跡を振り返る特別上映会「ハマの蛙男祭り」の一環です。詳しくは下記のURLをご覧ください。

http://www.kaeruotoko.com/keihin/

◎このエントリにコメント→★
◎掲示板トップへ→★

| | トラックバック (0)

2009年6月28日 (日)

「ヱヴァ」は品川駅を出発しました(ネタバレなし)

昨日見てきましたよ「ヱヴァ」。最初は南町田にある109グランベリーモールで12時20分の回を見て、それから渋谷で用事を済ませて、帰りに歌舞伎町の新宿ミラノでもう一回見ました。グランベリーモールは八分程度の入りで少し心配しましたが、新宿ミラノは夜の回も超満員で、どちらの映画館でも終了時に拍手が出ました。グランベリーモールでは終わって駅に向かう途中で多摩美の教え子に出くわしたんですが、「先生、ヱヴァどうでしたか」と訊かれたものですから、

「旧作とは全然違う。確かに大筋は一緒だし『エヴァ』には違いないが、もう別作品と言っていい。前回の『序』であえてテレビ版の序盤そのままをなぞって見せたのは、これをやるための前振りだということがよくわかった。確かにこういう“リメイク”は見たことがない。テレビ版や旧劇場版も傑作だったけれども、今度の『ヱヴァ』がもしこのテンションのまま完結するようなら、おそらく50年後も語り継がれるような大傑作になると思う」

と答えました。こないだラジオで宮台真司さんや氷川竜介さんと共演したわけですけれども、氷川さんはともかく宮台さんや俺はまったく内容を知らなかったので非常に話しづらかったわけですが、事前に関係者以外には試写も見せないという徹底した報道管制を敷いた「真意」は、この初めて見る驚きを大事にしたゆえだろうと理解しました。

『ヱヴァ』はまだ初日を迎えたばかりで、これから見る人もたくさんいるでしょうから、今回はネタバレに触れずに書きたいと思います。

続きを読む "「ヱヴァ」は品川駅を出発しました(ネタバレなし)"

| | トラックバック (28)

2009年6月26日 (金)

6月30日の精華大で山本順也氏トーク

先日、俺が毎週火曜日に精華大でやっている「マンガプロデュース概論」のゲストに元講談社編集者の丸山昭さんがこられましたが、30日は元小学館「少女コミック」の山本順也さんが俺とトークをします。

山本さんは、70年代に「少女コミック」編集者として、萩尾望都(『ポーの一族』)・竹宮惠子(『風と樹の詩』)・大島弓子(『ジョカへ…』)・吉田秋生(『カリフォルニア物語』)といった大物作家の代表作を手がけた名編集者。当日は竹宮惠子先生を始めとした「24年組」作家との仕事についてお話を伺います。

例によって、他学部・他学年の聴講を歓迎しますので、都合がつく人は3限(1:00~2:30)に本館302教室に来てください。

◎このエントリにコメント→★
◎掲示板トップへ→★

| | トラックバック (2)

2009年6月24日 (水)

絵のないマンガ(2)

こちらも多摩美卒業生である増田拓海さんの作品『解答用紙は別紙』。これを「マンガ」と呼ぶべきかは議論が分かれるかもしれませんが、見開きを1コマと見るなら、コマを追うごとに時間の流れがあり、展開があって、俺は「マンガ」と見なしていいだろうと考えます。マンガ学会でこれを発表したところ、場内大爆笑に包まれました。世の中には、見る以前には想像もつかない種類の傑作があるということを思い知らされます。いずれ「マヴォ」にも掲載したい作品です。

05kaitouyuusihabessi01_2

続きを読む "絵のないマンガ(2)"

| | トラックバック (1)

2009年6月23日 (火)

絵のないマンガ(1)

多摩美の卒業生である坪井慧さんの「放課後、雀荘で」。俺が言う「絵のないマンガ」の代表的作品であります。この作品のポイントは、雀卓を囲むキャラクターがすべてセリフ(文字)で表されており、しかも4人ともにフォントを違えていることです。手前の人物のセリフが裏返しになっていて、店の人に勘定を頼む「すみませーん」という文字のみ、文字が正しく表示されて“振り向いた”ことがわかるなど、非常に芸が細かい。この作品は以前「たけくまメモ」で紹介したことがありますが、再度大きい画像でアップします。

Tuboikei1

続きを読む "絵のないマンガ(1)"

| | トラックバック (0)

2009年6月22日 (月)

学会で発表した俺のレジュメ

※昨日の第9回日本マンガ学会における私の基調講演は、以下に掲げるレジュメをもとにおこなった。厳密にこの通りの内容を話したわけではないが、大意は伝わるのではないかと思う。

■マンガ学会レジュメ「研究と実作をつなぐ」

●学生作品に見る「絵のないマンガ」

現在、大学におけるマンガ教育は大きく「実作指導」と「理論研究」に分かれている。両者は今のところ目的がまったく異なるので、ふたつを融合させることは容易ではない。だが、たとえば以下のような作品が大学からは生まれつつある。

多摩美で私は6年前から漫画史を教えているが、毎年課題でマンガを描かせて提出させている。課題は「時間の流れを扱った視覚表現」というおおざっぱなもので、通常のマンガでもよいが、時間の流れさえ扱っていればアニメや油絵、彫刻でもよいという自由度の高い課題に設定している。

Ozawa03_2 ←小沢郁恵「♪」(全14p)

最初の講義の年(2003年度)に提出してきた学生作品が小沢郁恵の「♪」である(図版左)。これはコマと音符、そして男女の台詞のフキダシのみという実験的な作品だったが、「最低限コマと文字があるなら、絵のないマンガが成立しうる」という事実は個人的に衝撃であった。

※小沢郁恵「♪」は「マヴォ」第二号に掲載予定

続きを読む "学会で発表した俺のレジュメ"

| | トラックバック (1)

2009年6月20日 (土)

こんなはずではなかったのだが

えー、本日も忙しくてブログ更新もままならない愚痴を書きたいと思います。大学教授になって、まさかここまで多忙になるとは思いませんでした。いや、「忙しくなるよ」といろんな人から伺っていたのですが、たかを括っていました。まあ大学の仕事だけならまだいいのですけど、俺の場合、本来の物書き業もあり、そのうえブログ更新やイベント出演、同人誌活動もありますので、大変なことになっているわけです。

大学教員のいいところは、アルバイトが(ほぼ)自由なところでして、実際教授職をお受けするにあたって「テレビや講演会、著作の仕事がありましたらどうぞ自由にやってください」と大学から言われていたのです。もちろん「講義のノルマはこなしてネ」というのが暗黙の了解ではあるんですが、毎月お給金をいただく仕事として、こういうのは他にあまり例がないのではないかと思います。

なんといいますか、大学教授は限りなく自由業に近い勤め人だというのが、やってみての印象です。その意味では、自由業生活25年の俺には違和感がありません。

世間にはタレント教授という人がいますけれども、なるほど、職場そのものにタレント教授を歓迎する雰囲気(大学の宣伝の一環)があったりするんだな、と思いました。まあ、俺の目的はタレントになることではありませんし、病み上がりということもあるので今後はほどほどにするつもりですが。

続きを読む "こんなはずではなかったのだが"

| | トラックバック (1)

«今度のマンガ学会