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2005年1月

2005/01/31

中尊寺ゆつこさんのこと

さっきのワイドショーでマンガ家の中尊寺ゆつこさんが亡くなったことを知った。「オヤジギャルで一世を風靡した…」とアナウンサーが読みあげたとたん、いやな予感がしたのだが。

ビックリ、としか言えない。彼女がデビューした直後の、まだ売れてない頃をよく知っている。育ちのいいお金持ちのお嬢さんであるにも関わらず、鼻っ柱が強く、上昇志向が強かった。こんなお嬢さんがなぜ、と思ったのを覚えている。いやまあ、上昇志向が実は育ちとあまり関係ないのは、手塚治虫とか見ればわかるわけだが。

マンガ家にはあまりいないタイプで、なんか芸能人みたいだな、と思っていたら、実際に子役あがりで、ある時期まではタレントを目指していたそうだ。大学に入ってからはナゴムというインディーズ・レーベルでバンド活動をしていたが、同期の大槻ケンヂのようには売れなかった。マンガ家になったのは、三度目のチャレンジで、それが正解だったということになる。

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先週のアクセス0124-0130&雑談

050124-050130さてまたもや月曜がやって参りました。先週は後半いよいよ1万ヒットを切りましたが、まあこんなもんじゃねえかな、とは思います。なにしろ目玉企画がマッケイですからネタ的にシブすぎですね。しかし前からきちんと書きたかったことですんで、積年の念願がかなってほっとしております(あと1回続きますが)。むしろ地味なネタのわりに反響は大であったといえるでしょう。

マッケイが典型例なんですが、こういうのが書ける媒体ってほとんどないんですよ。研究者や、よほどのマニアならいざ知らず、一般にはまったく知られていないのがその証拠です。だからその意味では、webサイトやblogというのは革新的なメディアだと思うわけです。図版はおろか、音声や動画まで扱えますからね。『リトル・ニモ』にしても、スチル写真だけだったらピンと来なかった人が大部分だと思います。

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2005/01/30

W・マッケイ(4)沈みゆくルシタニア号

lusitania_000『沈みゆくルシタニア号』(1918)は、それまでのマッケイ・アニメとは異なり、背景が静止画となっている。ここから考えて、部分的に切り抜き法やセル方式も採用されているようである。だが主要な動画部分は、変わらず紙アニメの手法が使われている。セルでは、マッケイの求める微細なタッチが表現できないからであろう。

マッケイは、これをマンガではなく「実写」として観客に見られることを望んだ。したがって作画は徹底した写実的描写に貫かれている。彼はこのわずか9分30秒の作品のために、私財を投じ、丸3年の月日をかけたのだ。

こと作画の労力という点において、筆者はこの作品以上のものを知らない。それはすべての画面が細密なペン画で描かれているのであり、しかも1コマ打ちのフル・アニメーションとして動くのだ。数名のスタッフが雇われたとはいえ、この作品に込められたマッケイの執念はすでに狂気の域に達しているといえよう。

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2005/01/29

W・マッケイ(3)恐竜ガーティ現る

Mos01アニメ版『リトル・ニモ』を発表した翌年、マッケイは『蚊はいかにして行動するか』(1912)を制作した。ここで彼は2つの試みに挑戦する。ひとつは作品に簡単なストーリーを与えることであり、もうひとつは「背景」を描くことであった。

前者はともかく、後者にはかなりの技術的困難が予想された。それというのも、この時期はまだセルが発明されておらず、背景とキャラをすべて一枚の紙に描かなければならなかったからだ(セルの発明は1915年)。数千枚も描くとなると、これにかかる手間は想像を絶しよう。またどんなに正確にトレースしたとしても描線に揺らぎが生じるので、完成したフィルムでは静止すべき背景がビリビリと振動してしまう。

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2005/01/28

本業がヤバイ2

特定の人たち向け業務連絡です。例の本業の件ですが、本日中にインタビュー部分はそちらに送れます。とにかくこの終末で全部片づけますのでご安心ください。いや、なんとかします。別の本業のほうはもう少しお待ちください。

本当はプライヴェートでやらねばならんことも山積しているのですが、もう笑うしかありませんので、五分に一回くらいは笑っています。しかもおとといは、実はここだけの話ですけど新宿で人待ちしていて3時間ほど時間が空いたので、『エイリアン対プレデター』を見てしまいましたよ!たぶんこんなことでもなければ劇場で見ることもなく、深夜テレビでひっそりとやったらひっそり見るくらいの作品なんですけどね。まあ時間つぶしにはもってこいの映画でした。

しかしこの、なんというかギリギリの中での「忙中閑あり」で、無為に時間を潰すのも自虐的な快感がありますね。

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2005/01/27

「リトルニモ」QuickTime版完成しました

一昨日アップした「W・マッケイ(2)これが95年前のアニメだ!」ですが、Mac使いの人専用にQuickTime版も用意できました。うちには現在マック環境がなかったので、かなやりさ様のご厚意によるものです。なお大画面版は、ミラーサイトがまだ用意できてないので、高速ブロードバンド環境にある方以外は避けていただければと思います。

●元記事
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2005/01/w95.html

▼QuickTime(5M)
http://homepage2.nifty.com/takekuma/LittleNemo-40ms.mov
http://www15.tok2.com/home/charaking/LittleNemo-40ms.mov

▼QuickTime(高画質17M/要ブロードバンド環境)
http://www15.tok2.com/home/charaking/LittleNemo-40ml.mov
http://mgkiller.cool.ne.jp/littlenemo-40ml.lzh(圧縮ファイル)

▼QuickTime(ストリーミングサイト・要10Mbps以上ブロードバンド環境・提供かなやりさ様)
http://www.littlenemo.tk

▼Windows Media Player(大画面10M版)←Win環境で大画面を見たい人はこちらからどうぞ。
http://crossbone.jp/takekuma/LittleNemo-10m.wmv

◎このエントリへのコメント→★

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2005/01/26

ああ、本業がヤバイ

そんなわけでこれはある特定の人(たち)に向けての業務連絡です。

竹熊は最近一文にもならないブログばかりにかまけて本業をおろそかにしておる、とその方をはじめ何人かの方は顔に出さないまでもお考えになっていらっしゃると思います。俺自身、内心これは困ったもんだと重々承知しておるのですが、自分の「内なる流れ」の導きでこうなっております。が、決して本業をおろそかに考えているわけではありません。本業をおろそかにしますと、電気代は止められ家賃が払えなくなり、隅田川の橋の下の段ボールハウスで生活することになります。最後のは、一度やってみたいですが。

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2005/01/25

関係ないけど鳩山由紀夫先生!

なんかのリンク集で見つけましたが思わず爆笑。

http://www.hatoyama.gr.jp/

↑コレをクリックして最初に現れるフラッシュムービーなんですが、誠に勝手ながら「たけくま賞」を進呈したいと思います。もしかしてこれ、既に有名でしたらごめんなさい。カタキ役の小泉さんもいい味だしてます。

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先週のアクセス 0117-0123&雑談

050117-050123先週のアクセス結果ですが、月曜更新をうっかり忘れていました。まあそれはいいとして、これ見ると当初のご祝儀相場的な数字から、だんだん実質的な結果に落ち着いてきた感じがしますね。お客さんの常連化が始まったというか。俺が単行本を出しても、だいたい初版5千から1万の間なので、その意味ではリアルな数値に近づいたというべきかもしれないです。

しかし一週間て意外に早くやってきますね。今月は最後にもう一回月曜があるので、そのときに考えますが、ちょっと告知パターンを変えるかもしれません。2月はマイペース更新に切り替えますので、何日か更新しない日もあるかもしれないでしょう。それでダラダラと下がっていくグラフを見るのもちとアレですし。やっぱカウンター表示に切り替えようかしらん。

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W・マッケイ(2)これが95年前のアニメだ!

Amazon.co.jp: ビデオ: Winsor Mccay: Master EditionWinsor Mccay: Master Edition

マッケイがアニメ制作に着手したのは、遅くとも1910年の夏で、10月には最初の作品『リトル・ニモ』が完成していた。処女作の本編はわずか2分強であり、彼の人気作品『夢の国のリトル・ニモ』のキャラクターが使われている。ストーリーのない、動きとメタモルフォーゼのみで構成されたテスト・フィルムだ。

記録では、マッケイは一ヶ月で4000枚の原画を描いたとされるが、2分強ではフルの1コマ撮りでも3000枚弱であり、計算が合わない。実際の作品はこれより1分ほど長かったのかもしれない。

公開年は翌1911年で、本編が短すぎるため約8分の「メイキング」が添えられている。それはまず酒場にマッケイ本人とそのマンガ家仲間が登場し、お互いに賭けをするという有名なシーンから始まる。

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2005/01/24

W・マッケイとアニメーションの始原(1)

McCay02ウィンザー・ゼニス・マッケイ(Winsor Zenas McCay)はアメリカン・コミック史における最初の、そしておそらくは最大の天才である。代表作『夢の国のリトル・ニモ』(Little Nemo in SlumberLand,1905~14)は、その圧倒的な美しさと幻想的なイマジネーションで、百年前の作品であるにもかかわらず、今もなお、世界中の読者とクリエイターに衝撃を与え続けている。

マッケイはまた、史上最初期のアニメーターでもあった。1910年に完成した第一作『リトル・ニモ』(公開は翌'11年)は、ストーリーもなく、自作のキャラクターをただ動かしただけの実験作であるが、その端正な作画と優雅なアニメート、華麗なイマジネーションはすでに完璧の域に達している。まさにこれは、アニメーション百年の幕開けを言祝(ことほ)ぐにふさわしい、奇跡の映像といえるだろう。

マッケイは1871年ミシガン州のスプリング・レイク近郊で生まれた(カナダ生まれ説もあり)。幼少時から類いまれな画才を発揮したが、厳格な父親は彼の資質に理解を示さず、マッケイは商業学校に入学させられた。ゆえに彼は絵画をまったくの独学で学ばなければならなかった。学生時代から絵画のアルバイトを始めたが、特に博物館で展示や装飾の仕事についたことは、彼の驚異的な事物への関心を大いに育んだといえる。

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2005/01/23

ちょっとお知恵を拝借したいのですが

来週早々にもここにアップしようと考えているコンテンツがあるんですけど、できれば動画でお見せしたいのです。それで「ネットランナー」の付録についてたフリーウェアで、フラッシュに変換しましたところ2分半ほどの動画で20Mくらいになってしまいました。いくらなんでも重すぎると思うんですが、こういうブログにアップするのはだいたい何Mくらいが望ましいんですかね。

それから、そもそもココログに動画ってアップできるのでしょうか。そういうの、やったことがないので不安です。または、別サーバー借りてそこにアップしてリンクだけ貼るのが無難でしょうか。そのほうがいい気がしてきましたが。

とにかくその、2分ほどの動画をお見せするのに一番いいやり方がありましたら、恐縮ですが詳しい人がいらっしゃったらご教授ください。なおアップしたいと考えているのは、約94年前に制作されたアニメーション・フィルムです。

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2005/01/22

親の本棚から

titi02titi01

関係ないですが、昨年の暮れ、部屋を整理していて発見した本です。『民青対策100例集』(日本経済青年協議会)、それから『職場における左翼対策』(日経連広報部)、いずれも俺が高校時代に父親の書棚から発見したものです。70年代の本ですが、ちょうどあれですね、父親が当時勤めていた会社の課長になった頃ですね。中間管理職もなかなか大変なのだなあと思いましたよ。

『民青対策』の目次を見ますと、「第一章 初期の発見と感染者対策」などとなってまして。完全に共産主義者が病気扱いというか、ゾンビ扱いになっていることがよくわかります。

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2005/01/20

業務連絡・3月初旬に本を出します

hanyuhyousiただいま「ゾンビになりたい」の後編執筆中。が、本日中にアップできなさそうなので、ちょっと別件でお茶を濁します。1月は連日更新しようと心に決めてましたのでね。

それでこの3月に新刊を出すんですが、その表紙イラストが出来ましたのでとりあえずこれでも見て心をなごませてください。タイトル・内容その他は追ってご報告いたします。イラストはもちろん羽生生純画伯であります。

つーか、もともと自分の本を宣伝する意味もあってブログを始めたわけなんですけれども、なんかブログそのものが面白くなってしまった今日この頃。本当は単行本用の作業もしなけりゃならないんですが……。

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2005/01/17

先週のアクセス 0110-0116 &雑談

050110-050116てなわけで月曜日なので、先週のアクセス報告です。先週は可もなく不可もない成績ですが、本業がそれなりに忙しかったせいか、更新するのがやっとでこれといったネタが投入できませんでした。たぶん更新が1日空けばあっという間に1万切る感じですね。まあ、それはそれでよしかもしれませんが。

でもどんな内容でもブログは更新することに意義がありますね。まあ生来の怠け者のこと、いつまで続きますやら…。でもまだ書きたいネタもあるので、今週はなんか書きたいと思ってます。

それから、例によってここは雑談スレになりますので、ご意見ご要望、ご質問があればなんなりとどうぞ。本日はこれから家を空けるので見るのは夜になりますけど。

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2005/01/16

webマンガについて・まとめ

今日は本業が立て込んでいますので、簡単に。
こないだから取り上げているwebマンガの名称についてですが、「おまえなんか訳してやる!」さん他のご意見も参考にしまして、今後俺としては次のような呼び方に統一したいと思います。

●モニター(ディスプレイ)で読むマンガ=デジタルマンガ(コミック)
●インターネット上で配信され、主としてウェブブラウザで読むマンガ=webマンガ(コミック)

基本的にデジタルマンガを上位概念とし、特に不都合がなければ普段はwebマンガの呼称でしばらくやってみようかなと。で、CDやDVDでパッケージングされたような作品は、デジタルマンガと。もちろんマンガのかわりにコミックでも、そこはお好みで構わないと思います。

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2005/01/15

御礼・気がつけば1ヶ月

うっかりしてましたが、昨日(14日)が当ブログの開設1ヶ月目でした。
なんだかもう1年くらいやってる気がしてましたが、まだ1ヶ月なんですね。アクセス数も、さっき見たら53万ヒットを超えておりました。これも皆様のおかげと感謝しております。

しかし俺、一緒に仕事した人ならわかると思いますが、本当はものすごい筆無精なんですよ。年賀状だってもう15年くらい出してないですし。実は今も、ある雑誌の原稿が全然書けてないで迷惑をおかけしています。まあ土曜日にもつれ込んだのでこっちのものですが、本当にごめんなさい。

そんなわけで、仕事以外では一行も文章書きたくないと思っていたんですよ。それが、まがりなりにも毎日なんか書けている(一部再録もありますが)のは、我ながらスゴイと思ってるんです。

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2005/01/14

海外低額小切手の恐怖

この正月から、グーグルのアドセンス広告を出しているんですが、俺の悪い癖で、ろくすっぽ注意書きも読まないで登録しちゃったんですよ。それで、管理画面で何セントとか、せこ~く紹介料が積み重なるのを見て、独身44歳バツイチ、男やもめの小汚い部屋で深夜にモニター見ながらニタニタ笑っていたわけです。お、1ドル貯まった、とかって。

ところが表示されるのがドル建てなんで、なんかイヤな予感がしとったんですが、こないだ改めて契約文を読んでガクゼンとしました。なんかこれ、全部米ドルの小切手で送られるんですね。って、今頃気づいてどうする。

で、なんでガクゼンとしたかというとですね、昨年の秋にある外人さんから小切手送られて、その換金で大変な目にあったからなんです。結局その小切手、いまだに換金できてないんですがね…。

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2005/01/13

業務連絡・今月24日発売の「裏ブブカ」で

なんか「十年目のエヴァ」特集なんだそうで、俺も原稿を書きました。
つか、さっきメールで入稿したんですけど、よくよく発売日調べたら今月の24日だそうですよ。
間に合うのかいな? 俺は知らないですよ。
だって年末ギリギリに依頼してきて、締め切りが年明け12日って言われましたもん。
今日はまだ13日ですから、一日しか遅れてませんし。

とにかくいろいろヤバネタ満載の面白い雑誌なんで、みんなで買って、
俺の原稿が載っていたらほっとしてね!

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多摩美の講評会で

昨日は多摩美の最終日で、学生の課題マンガ(一部アニメ含)を講評して参りました。

前にもここで書いたと思いますが、今年は普通っぽい作品が多くて、なんか普通のマンガの新人賞を審査しているみたいでしたね。まあ普通で悪いってことはないんですが、羽生生純の『恋の門』に登場する「自称マンガ芸術家」みたいに、石でマンガを描いて「マンガは芸術だ!」と言い張るようなのはさすがになくて、ちと寂しい感じも。

まあいくら美大だからといっても、古タタミにタバコの焼けこげで消防士が主人公のマンガ描いて提出されたり、「鎌倉の七里ヶ浜に貝殻を置いて全長20メートルのマンガを描きました。すぐ見に来こないと消えちゃう! あと30分で満潮です!」なんて言われても、さすがに困るわけですけど。

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2005/01/12

昨晩はココログ重かったですね

特に夕方6時から7時くらい。まったく繋がらなかった。mixiも以前はよくこうなったけど、ココログもひどいね。これって他のサーバーもこんなものなんですか? オリジナルドメインでレンタルサーバってのも考えてはいるんですが、そういうのはまだやったことがないんで不安もあります。なんかオススメがあったらどなたか教えてください。

「たけくまメモ」の場合、今のところ一日1万5千~2万ヒットくらいで推移しています。過去には一日6万というのも一回だけありましたので、最悪そのくらいヒット数があっても耐えられるようなところってないでしょうか。容量1Gくらいで。できれば月千円程度が望ましいですが、まあそこは条件次第です。

ブログは便利なんですけど、サーバーが不安定だと長い原稿をアップするのは心配なことがありますね。こないだブラウザ上で長文を書いていて、アップの段階でなぜか消えてしまったことがありました。それに懲りて、長文はエディタで書いてからアップするようにしています。このへんもなんとかなりませんかね。

いや、なんか愚痴みたいな業務連絡でした。

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2005/01/11

企画・幻のデビュー前作品集

本当は企画の段階でこんなこと書くのはプロ失格なんですが、俺個人の力ではとうてい実現不可能なので、別にパクられてもいいから実現したらいいなあ、俺が読みたいから、ということで書いてしまいます。いや、まったく実現不可能とは思わないんですよ。でも売れるかどうかわからないし、実現には複数の編集者がかかわって、相当努力しないと無理なので、現実には企画が通る会社はほとんどないんじゃないですかね。

それは「プロ作家・デビュー前作品アンソロジー」です。デビュー作品集なら、まったくないわけでもないですよね。ジャンプの『手塚賞作品集』とかは出版されてましたし。あと各誌の新人賞とかだと、関係者に配るためだけの私家版を印刷することはあります。俺もスピリッツ新人賞の関係者向け私家版は持ってますよ。ただ俺が今、考えているのは「デビュー前作品集」。それも子供の頃に描いた作品とか、持ち込みのボツ原稿とかですね。これを集めてぜひ、出版してみたいと。

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2005/01/10

先週のアクセス 0103-0109 +雑談

0103-0109さてこちらが先週のアクセスですが、ほぼ一日ごとに人が来たり、来なかったりと面白いパターンに。どうも、こちらの更新パターンと関係があるみたいです。今のところほぼ毎日更新してるんですが、こういう業務連絡中心の日は、それほどでもなく(たぶんリンクが貼られないから)、ネタ中心の日は5000ヒットくらい増える。それから一日のピークがお昼の12時と夜中の12時に集中しているんですが、そのピーク曲線のどのあたりで更新すると効果的なのかは、今後の研究課題でしょうか。

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2005/01/09

WEBマンガという名称について

ちょっと細かいことかもしれませんが、先の投稿をしてからだんだん気になり始めたので一言。
WEBマンガ」という名称についてなんですけど、これでいいんでしょうかね。何気なく使いはじめた言葉なんですが、よく考えると、こうした作品は主に「モニターで読むこと」を前提として創られているので、そうなるとCDやDVDとしてパッケージングされることもあるわけですよね。現に、コミケなどではそういう売られ方もしているはずで。

この場合、WEBマンガとくくってしまうと、作品形態の一側面しか伝わらないことになってしまう。

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WEBマンガの感想

さて少し遅れましたが、皆さんからご紹介いただいたWEBマンガをざっと見てきましたので、簡単な感想でも。

現状のWEBマンガを大きくわけるなら、(1)従来の紙マンガの延長に位置するもの。(2)スクロールやアニメを組み合わせ、モニターで読むことを前提として創られた作品。に分けられると思います。(1)に関しては、やっぱりできれば本の形で読みたいというのが正直なところでしたね。特に、すでにマンガとして完成されたものを無理矢理電脳化したものに、それを強く感じました。

(2)に関しては、全体にまだ試行錯誤といったところなんでしょうが、なかには紙マンガでは実現できない表現があったりして、可能性を感じます。はたして俺が以前書いたように、WEBマンガはアニメやゲームと融合してしまうのか、あるいは独自の形式として確立するのか、今後の流れを興味深く見守りたいと思います。では、以下寸評。

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2005/01/08

「アイデアのつくり方」とキューブリック

Amazon.co.jp: 本: アイデアのつくり方アイデアのつくり方

「オススメ本」のコーナーで何気なく紹介したジェームス・W・ヤングの『アイデアのつくり方』が売れている。

アマゾンのアフィリエイトを開始したのが昨年の12月22日、それから2週間と少ししか経ってないのに、もう70冊も出ている。一日平均で5冊だ。それ以外の本、たとえば俺の近刊『マンガ原稿料はなぜ安いのか?』にしても、トータルで8冊くらいだから、ヤングのこれは異常な売れ行きだということがわかる。しかも、欄外にちょこっとコメントをつけただけで、特に紹介もしてないのにだ。

ひとつにはタイトルの力があるだろう。何のひねりも味付けもないシンプルなタイトル。にもかかわらず、誰もが喉から手がでるほど欲しい人生の秘密のようなものが、そこに表現されているような気がする。もうひとつ、薄くてすぐ読めるということ。この日本版はわずか102ページ。うち竹内均の解説が30ページ以上を占め、訳者あとがきとかオマケを除くと、本文はたったの50ページしかないのである。

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2005/01/07

WEBマンガの面白いのを教えて

5日の「ほしのこえ」についてのトピックとコメント欄で「モニターで読む漫画」についての話題が出ています。ところが俺、偉そうなことを書いてはいますが、具体的に現在のWEBマンガ事情について、十分にコメントしうるだけの知識がありません。そこで申し訳ないんですが、みなさんご存じのWEBマンガで、面白いのがあったらここで教えていただけませんでしょうか。

俺も、気が付いたらブックマークしていたつもりなんですが、今確認したらフラッシュアニメとか動画とか映像よりのものばかりで、マンガの文法の延長で創られているようなWEBコミックは、あまり集めてないことに気が付きました。俺が現時点で考えている「紙マンガ」と「WEBマンガ」の違いについて、簡単に述べてみますと、

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2005/01/06

「AKIRA」の元ネタは(たぶん)これだ!

Amazon.co.jp: 本: Akira (Part1)Akira (Part1)KCデラックス 11

前から怪しいとは感じていて、でもなかなか検証できないことってありますよね。俺にとっては大友克洋の『AKIRA』に関して前から「あれは、ひょっとして」と思っていて、でも誰もそのことを指摘してないし、作者もそれについて一言も触れていないので、なんというかムズムズしていたことがあるんです。

いや『AKIRA』のビジュアルの元ネタについての疑問なんですけど。やはり木村恒久だと思うんですけどねえ。そう考えている人、他にもいませんかね? 木村恒久というのは、僕の世代より上のアート好きには懐かしい名前だと思うんですが、60年代から70年代にかけて、ひたすら「都市崩壊」のイメージをフォト・モンタージュの手法で表現し続けていた芸術家です。

hyousi左は木村さんの代表作「ニューヨーク水没」を表紙にした作品集なんですけど。正式タイトルが『都市はさわやかな朝を迎える』。70年代の末にパルコのポスターで使われたから覚えているオヤジ世代も多いと思いますが、もう、もろアキラでしょう。

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2005/01/05

本日は多摩美で『ほしのこえ』

hoshinokoe「ほしのこえ」The voices of a...

今日は多摩美の新年最初の講義でしたので行って参りました。とりあえず正月ボケでレジュメも用意しなかったんですが、「マンガとアニメの未来形」ということでここ2年ほどで創られた学生アニメや新海誠の『ほしのこえ』などを上映。特に『ほしのこえ』ですが、俺はあれはアニメだけではなくマンガの文脈でも読み取るべき作品だと思います。

高度な物語を「止め絵」を多用して語る演出は、日本アニメの専売特許でありますが、これを支えたものはTVアニメに先行して発達してきたストーリー・マンガの手法に負う部分が大きい。それは『ほしのこえ』も同様なんですけど、特に新海さんの場合に話題になったことは、「ほぼ単独作業で」あれだけの作品を作り上げたことですね。

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2005/01/04

夢オチはなぜ悪いのか?(4)

Amazon.co.jp: DVD: うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマーうる星やつら2...

旧年中から続いてました「夢オチ」シリーズですが、今回で一応のピリオドにしたいと思います。書いていてわかったんですが、この問題なかなか奥が深い。コメントで指摘された作品で俺も読んでないものもあり、さらに勉強を深めていずれきちんとした文章にできたらいいなあと思っております。

今回は「異次元オチ」または「虚構オチ」とでもいいましょうか、そういうのを取り上げたい。これはしかし、俺が便宜上名付けただけなので、正式な名称なり、もっといい呼び方があるかもしれませんが。

これはどういうオチなのかと申しますと、一応夢オチなんですが、夢から覚めたら現実、ではなく異次元の(または虚構の)世界だった、というようなものです。前回述べた「二段オチ」の変化型ではあるのですが、ちょっと違うのでもう少し説明しましょう。

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2005/01/03

「サルまん」米国版で英語の勉強を!

saruman01Even a Monkey Can Draw Manga

そういえばすっかり紹介するのを忘れておりましたが、「サルまん」のアメリカ版が出てるんですよ。別にウタダやパフィの向こうを張ろうとしたわけではないんですけどね(だいたい本が出たのは2年前だし)、なんかあの日本語のダジャレばっかしの面倒くさいマンガを翻訳したいという奇特なアメリカ人がいたみたいなんです。

それで恐ろしいことに、現在新刊で購入できる「サルまん」はこの米国版ただ一冊なんですわ。日本版は品切れ重版未定という蛇の生殺しみたいな状態で、中古で手に入れるしかありません。去年はサル年だったんで、これにあやかってサルまんも出るかな、出るといいなあ、と淡い期待はあったんですが、なんもないまま新年を迎えてしまいました。

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先週のアクセス状況 1227-0102

041227-050102さて先週のデータが出ましたのでご紹介します。注目すべきは29・30日の落ち込みようです。特に30日は「こりゃもうダメかもわからんね」と覚悟したくらいですが、翌日から回復のきざしを見せ、ほっとしました。考えてみれば29・30はコミケがあったからなんでしょう。ということで、俺のblog読者の半分はコミケの、それも最終日に行く層と重なっていることが図らずも証明されたかたちになります。

全体的にはまだ順調かなと思います。「夢オチ」についての論考は、いずれ書きたいと考えていたテーマでして、今回発表したものはその草稿みたいなものです。どのみち、こういうテーマで書かせてくれる雑誌もなかなかないだろうとは思います。この点、ブログは気軽に発表できてありがたいですね。

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2005/01/02

夢オチはなぜ悪いのか?(3)

Amazon.co.jp: 本: 楳図かずお楳図かずお文藝別冊 KAWADE夢ムック

夢オチが許されるケースの二番目としまして「二段オチ」をあげたいと思います。文字通りオチが二重にあるというやつ。最初のオチがフェイントとなることが多く、その次に来るオチが真のオチになるわけですね。それで、このフェイント部分に夢オチをあえて持ってくるケースが非常に多いんですよ。

ある恐怖的な事態が起きるとしますよね。なんか脱出口のない密室で、全身ドロドロのバケモノがヒロインに迫ってくると。かなり怖い状況ですよ。それでドロドロが身体に触れるか触れないかのところで、ギャーと叫んで目が覚める。
「アラ夢だったのネ……」
で、ヒロインも読者もほっとするわけです。ベッドから窓辺を見やるとお日様が燦々と輝いている。階下のキッチンからはお母さんが「ご飯ですよ」と声をかけてきます。「ふあああい…」なんて、ヒロインが眠い目をこすって起きあがりますね。それで自室のドアを開けたとたん、実はまだ真夜中で、廊下は真っ暗。目の前には母親の割烹着をつけたドロドロが立っていて…。

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2005/01/01

あけましたのでおめでとうございます

そんなわけで年が明けてしまいました。
本当は今頃実家で年越しそばを食べているはずだったのですが、大雪で帰宅を断念していたのでした。まあ雪はとっくにやんでおるのですが。

旧年中は最後になってブログなるものを始めてしまい、思わずのめり込んでしまいました。自分が好きなテーマを自己責任で書きたいように書く、というのは商業媒体ではめったにできませんので、改めて文章を書くことの楽しさが再確認できました。もともと趣味がそのまま仕事になったような人間なんですが、仕事となるといろいろな制約や責任が発生しますので、べつに楽しいものではありません。その意味で、ブログ活動は大事に続けていきたいと考えています。

みなさん今後ともよろしくお願いします。

P.S. 新年早々、口内炎が痛くてたまりません。

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