親の本棚から
俺の父親は別に思想的な人でもなんでもなく、極めて真面目なサラリーマンだったんですが。まあ当時の企業では、中間管理職にはこの種の本が配られて、社員が知らぬうちに赤化されていないか、監視することも仕事だったみたいですよ。
しかしながら、父親はお人好しでしてねえ。その会社がかたむいた時には真っ先にリストラされてしまいました。25年も真面目に勤めていても、そういうことがあるんですね。その一件がよほどショックだったのか、それまでことあるごとに「人間、真面目に学校出て真面目に会社勤めするのが一番だ」と俺に説教していたのが、しなくなりました。まあその後は無事再就職できて、定年まで勤められましたからなによりでしたけど。
それから『頭のよい子・性格のよい子』(実業之日本社)なんですが、これはもちろん母親の蔵書です。中を見ますと、「子供の芸術的才能を伸ばすには、つねに一流の芸術作品を見せましょう。粗悪な漫画本などを読ませてはいけません」と書いてありましたよ。すいませんねえ、粗悪な漫画しか読まずに育ってしまって、あなたの息子は今じゃこのザマですよ。
みなさんも、親や兄弟の蔵書で「なんだこれは」と思ったものはありませんか。たまには家族のそういう一面を知るのも面白いですよ。
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コメント
初めまして。
赤対策とは時代背景が観てとれますね。今はどうなんでしょうね?
赤対策は。
しかし下の本は…奇書ですね。めちゃめちゃ読んでみたいです。
いや、子供の教育って孟母三遷のことば通り環境が…
投稿: k_ken | 2005年1月22日 (土) 11時34分
オヤジの蔵書で銭ゲバを読んでキモメンに近づく女は全員金めあてという真実を知りましたよ。
投稿: エディパー | 2005年1月22日 (土) 14時32分
中学生の頃、いつもは森村誠一や笹沢佐保などの推理小説しか読まない母親の本棚に福永武彦という純文学系作家のロマンティックな作品集を発見。
なぜ手元にあるのか問うと「お父さんの前に付き合っていた人からの贈り物」なんて顔を赤らめて想い出に耽っていやがりました。
母親の青春時代を垣間見て、なんとな~く嫌な気分。両親のセックスを見たときぐらい生臭かったなぁ……
投稿: 猛 | 2005年1月22日 (土) 17時49分
経済書と統計学の本しかなかった
ちなみにパパは当時銀行員
投稿: のー | 2005年1月22日 (土) 18時47分
今年の正月に実家に帰ったら、親父の本棚に
朔ユキ蔵の「つゆだく」がありました。
嗚呼、ジブンハ、コノヒトノ、コドモナンダナ~。とおもいましたですよ。
ちなみに、父は今年で70歳。
投稿: | 2005年1月22日 (土) 19時14分
>つねに一流の芸術作品を見せましょう。粗悪な漫画本などを読ませてはいけません
これは手塚治虫が藤子不二雄や石ノ森章太郎、赤塚不二夫にも言った言葉ですよね(笑)。
投稿: 忍天堂 | 2005年1月22日 (土) 20時09分
うちの親は対策されるゾンビのほうでした。
本棚には「買ってはいけない」の源流のような、
添加物の危険を訴える漫画がありました。
大手企業の化粧品を使っていると顔が溶ける、みたいな恐怖心を煽る内容で、
子供の頃読んで結構トラウマだったことを憶えてます。
投稿: dovecraft | 2005年1月22日 (土) 20時55分
紀伊國屋書店のサイトで、
『労働経済専門家会議』を検索してみたら、
職場における左翼対策80年代の戦略・戦術に対して
労働経済専門家会議 /日本経団連出版 1979/12出版
ISBN:4818586056 ¥1,427(税込) 絶版
戦術転換した左翼勢力の職場浸透策48パタ-ンとその対策
労働経済専門家会議 /日本経団連出版 1983/03出版
ISBN:481852820X ¥1,365(税込) 絶版
左翼勢力の職場新戦術浸透パタ-ンとその対応策
労働経済専門家会議 /日本経団連出版 1986/06出版
ISBN:4818586056 ¥1,427(税込) 絶版
ん?86年から後が無いのは、対策の必要がなくなったから?
投稿: naga | 2005年1月22日 (土) 21時37分
中学生の時、親父の本棚にある古い国語辞典を開いたら
『みるみる髪がはえてくる』っていう本の新聞広告の切抜きが
はらりと落ちてきたとき、自分の中で反抗期の終わりを感じたのを
覚えています。
投稿: akires | 2005年1月22日 (土) 22時33分
母の本棚に石原慎太郎の「スパルタ教育」って本があったのを今でも覚えてます。
別にビシビシやられた覚えは無いですが。
ちなみに、石原氏のスパルタ教育の成果があの二人ですか、そうですか。
投稿: たなb | 2005年1月22日 (土) 23時53分
うちの両親の寝室には家畜人ヤプーがありました。しかも戸棚の一番奥のほうに隠してあって。性器潰されるシーンが子供心に強烈でした。
投稿: おが | 2005年1月23日 (日) 03時35分
父母どちらのものかは分からないのですが、別冊宝島の『ゲイのおもちゃ箱』(及びその種の本数冊)がありました。母はなんとなくそういう世界が好きかもと思われる人だったのですが、この本が出た当時は癌闘病中でそのまま数年後に亡くなったので、そうすると父のものなのかも知れず、そう言えば父は市川雷蔵のファンだが、それももしかして…などと色々考え込んでしまいました。
投稿: マカー | 2005年1月23日 (日) 04時45分
サルまんを結婚の際に処分してしまいました。連載中のスピリッツも全部サルまんの部分をとっておいたのに。もったいないことをしました。
なぜかそのときは主人に恥ずかしいとおもってしまいまして・・・私の趣味は、主人にいまも秘密ですが。
今となってはこどものために、とっておけばよかったかなとか思います。
相原コージさんのなんか全部初版だったのに、それから、みやすのんきさんも全部ありましたね。売りましたが。
いま私の本棚は、近藤典子さんとか、ドクターコパぐらいかな。
実家の親の本棚は図鑑、小六法、洋裁、編み物、園芸書。たしかにわたしはそういう親の子と思います。
投稿: 京都のハルミ | 2005年1月24日 (月) 18時56分
「頭の良い子、性格の良い子」この本の話、聞いたような覚えがあります。お母さんお元気ですか?弟くんもどうしてる?
投稿: 週末の恋人 | 2005年5月17日 (火) 00時08分
↑高校の友人さんですか。どちら様?そちらのサイト見てもよくわかりません。
投稿: たけくま | 2005年5月17日 (火) 00時31分
ははは。
青い象を知っている、お母さんを知っている、弟くんも知っている、オタクファッションのショルダーバッグも覚えてる、「奇跡のマサイ語」も知っている、メアドのドメインは何のこと?「見る阿呆の一生」にもちらっとだけ登場する私、私のハンドルネームは誰の楽曲のタイトル?それともハンドルネームを「悲しきセクレタリー」に変えようかな~(^^)
昨日通りすがりにおんぼろ?マンションの集合ポストにたけくまさんの名前を発見しましたよ~ん
投稿: 週末の恋人 | 2005年5月17日 (火) 13時34分
それからさ~、白雪姫もケムール人も、アンダルシアの犬も一緒に見たよね。
あれってデートぢゃなかったのかな~(笑)彼女いない暦=年齢って書いてあったから、やっぱり違うか~「ケムール人=デート」ぢゃ違いすぎるか~(^^)
投稿: 週末の恋人 | 2005年5月17日 (火) 13時55分
↑も、もしかして…
投稿: たけくま | 2005年5月17日 (火) 14時52分
>↑も、もしかして…
も、もしかして…元カノですか(笑)?
投稿: 忍天堂 | 2005年5月17日 (火) 15時14分
↑たぶん違うんぢゃないのぉ~(T_T)
投稿: 週末の恋人 | 2005年5月17日 (火) 23時45分
わたしのブログはつまんないし、タイトルからして関心の対象外だったでしょ?けんたろうさん。
でもね、発達障害って最近犯罪がらみでよく取り上げられているのよね。
ADHDとかアスペルガー症候群とか。
長崎の中一12歳が4歳児を突き落として死なせた事件、パイロットの首を切った乗っ取り犯、池田小の事件で死刑になった宅間という人、「人を殺してみたかった」といって老婦人を殺した17歳、神戸市須磨区のあの少年・・・
私も自分の子供達を「頭の良い子、性格の良い子」に育てたいと思ったんだけど(笑)、なかなか大変なのよ。
それからね、アスペルガー症候群というと、いつも国鉄さんのことを思い出すの。
彼はどうしてる?
もうひとつ、オタクと呼ばれる人たちの中には、かなりの割合でアスペルガーの人が含まれているのよ。
投稿: 週末の恋人 | 2005年5月18日 (水) 00時01分
↑なんと反応してよいやら。国鉄さんとは今度連絡をとってみるつもりです。
投稿: たけくま | 2005年5月18日 (水) 01時05分
ごめ~ん、別にイタい話をするつもりぢゃなかったです。
「私とハルマゲドン」の中に「オタクは世界を救う」って書いてあったような。
ウチらは「アスペルガーは世界を救う」と言っていますが、ビル・ゲイツもアスペルガーなんですよ。アインシュタインもそうだったかな。
アスペの人で電話帳読むのを趣味にしている人も多くてね~、だからいつも国鉄さんを思い出しているんです。
買い弁するならオリジン弁当のお惣菜がオススメですよ。早死にしないでね(^^)。
私とハルマゲドンの初版は表紙にウケてましたよ娘が。
投稿: 週末の恋人 | 2005年5月18日 (水) 23時05分
すみません・・・話の流れを折りますが・・・
うちの本棚にあったので一番印象深いのは
「やる気のない子に親がする」でした。
投稿: | 2005年5月19日 (木) 22時21分