「姫」の対義語は「王子」ではない
まあ、どうでもいい話なんですがね。名前を聞けば誰もが知っている、超有名マンガ家夫婦がいるじゃないですか。もう、夫婦揃って超売れっ子。いや弘兼憲史と柴門ふみじゃありませんよ。あれも揃って売れっ子だけども、その世代ではない。松本零士と牧美也子……は古すぎます。もっと若い世代ですよ。夫婦でコミケに同人誌出品するような。ここまで書けば、分かる人は分かるでしょう。
で、ですね。昔からこの夫婦に関してはいろいろ逸話があって。商業誌の締め切りよりもコミケの締め切りを優先させるとか。本当か嘘かは知りませんけどね。そういう逸話のひとつに、お互いに「姫」「王子」と呼び合っているというのがあるんですよ。旦那が奥さんを「姫」と呼び、奥さんは旦那を「王子」と呼ぶのだそうです。
まあ他人の夫婦生活をとやかくいう趣味はないんですけど、これについては気になってしかたがないので、一言だけ言わせてください。
「ヒメ=姫」の対義語は「王子」ではありません。それを言うなら「ヒコ=彦」であって、「姫」「彦」と呼び合うなら、それは正しい日本語と言えます。昔話の「海彦・山彦」は、女であれば「海姫・山姫」と、こうなるわけですね。また、旦那をどうしても「王子」と呼びたいなら、その場合奥さんは「王女」になります。
それ以前の問題として、結婚しているなら「殿」「奥」あるいは「王」「妃」とか、そうなるのが正しい言葉使いではないでしょうか。
とにかく、あの夫婦のことを考えるときに、この問題だけは前からひっかかっていたんですよ。万一、今でも互いを「姫」「王子」と呼んでいるようなら、周囲の誰かが指摘してあげて欲しいです。まあ余計なお世話でしたらすいませんと言っておきますが。
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コメント
アサノのカレーが食べたくなりました。
漫画夫婦は感が鈍くて解りません。
投稿: IMAGEO | 2005/04/06 03:34
最近は童子という説もアリじゃないでしょうか。
投稿: catfist | 2005/04/06 04:06
今手元にある講談社の「類語大辞典」で引いてみました。
王子:王の、男の子。
王女:王の、女の子。
なので竹熊さんのおっしゃる通り。ただ
姫:昔の貴人、特に殿様や王様の未婚の娘。
とあるので完全な間違いとも言えない気が一瞬しましたが、(たぶん)セ○ラ○ム○ン作者の人は未婚ではないわけで・・・やはり完全な間違いですね(笑)。
投稿: ccoe | 2005/04/06 04:09
これ以上ないくらい余計なお世話だと思いますが、面白いです。
塔の中の姫君の前に現れた王子様、という設定(を許容できる気分)がご結婚の後も続いているという関係なのだったら、なんとなく羨ましい感じもします。
投稿: ポン一 | 2005/04/06 05:06
princeとprincessの訳語が王子と姫だと考えれば、とりあえず対称になってますね
もっと正確に親王と内親王って訳せばよりよくなるかも
P.S.テニプリをテニスの彦様と言ったらちょっと面白いかも
投稿: でかいの | 2005/04/06 06:07
集◯社のパーチーに毎回ものすごい格好(コスプレかドレスか知りませんが)という伝説を聞きました。服装と顔のギャップがすごいとか。
投稿: 丸々 | 2005/04/06 06:32
↑ものすごい格好で現れる、でした。
投稿: 丸々 | 2005/04/06 06:35
まぁそれはそうなんだろうけど、
あだ名みたいなもんでしょ?これ。
対になってる必要なんか全然無いと思うんですけど。
お互いにとって姫的な存在だから姫、王子的存在だから王子ってだけの話であって……
(おそらくあくまで未婚のピュアなイメージを大切にしたいのだと思われる)
正式な続柄として公言しているというならともかく、
こういう感覚的なものにつっこむのははっきり言って野暮でしょう。
まぁ年とって考え方が変わったら女王なり殿なりになるんじゃないですかー
しかしすごい夫婦だ
投稿: | 2005/04/06 06:37
言葉としては対義語ではありませんが、
呼びかけとしては「姫」と「殿」なら…
なんか淫靡ですねぇ
つうか、物凄く馬鹿馬鹿しいか
「殿様」と「姫様」が対置されている例
http://www7.plala.or.jp/takamatu-resuto/b-dis.html
投稿: zaikabou | 2005/04/06 06:45
水兵月&某ラフ絵の方々ですね。「裸の王様」状態なのですか。某週刊誌編集の中の人は気付かせようとラフのまま載せているのでせうか。(ずっとラフだけど)
投稿: vio | 2005/04/06 07:33
奥さんのほうが結婚前から
「姫」を自称してたんで旦那は
あわせてる感じなんでは?
投稿: b | 2005/04/06 08:54
まぁ・・・「ヒゲとボイン」が対義語じゃないのと同じじゃないすかー
投稿: honlisu | 2005/04/06 11:46
お子さんが生まれちゃったから
お子さんはいったいどういう呼称になるんだろうなぁ?
という全く完全に巨大なお世話なことを考えてしまいました。
投稿: | 2005/04/06 12:20
>そういう逸話のひとつに、お互いに「姫」「王子」と呼び合っていると
>いうのがあるんですよ。
安野モヨコさんの日記『日記書いてる場合じゃねえよ』(PARCO出版、2001)に
安野さんがその夫妻に会った日に、本当に呼び合っている、との記述が
ありましたので、事実と確定していいんじゃないでしょうか。
『YOUNG YOU』で<姫>がバブリーな結婚生活をエッセイ漫画にして
連載していた(未単行本化)のですが、読んでいる読者としては
てっきり漫画の上だけの「キャラ」として呼び合っているの
だと思ってました。
投稿: 原 | 2005/04/06 12:41
「王子と姫とプチ王子のばるーんぱんち」ですね。
姫の尿の色、某所への袖の下など、あやういネタの連続で、違う意味で毎月ドキドキしながら読んでおりました。
投稿: 紙魚図 | 2005/04/06 13:08
お子さんのことは「プチ王子」って言ってるらしいですよ……。
( ゚´∀`) ァ,、,、,、,、
投稿: | 2005/04/06 13:15
ところで、竹熊さんにお聞きしたいことがあります。
王子などのように、下絵状態で雑誌に掲載となる場合、やはり原稿料は何割か引かれるのでしょうか?
それとも、「もう、それでもいいです」といって、編集側が載せているので、丸々もらえるのでしょうか?
投稿: 紙魚図 | 2005/04/06 13:42
↑いや、掲載した以上、既定の原稿料は支払われると思いますよ。というのは、編集部にはボツにする権利があり、そうしなかったということは、一応「商品」としてそれを認めたということでしょうから。
投稿: たけくま | 2005/04/06 13:46
IKKIでやってたボツマンと違って、誰が見ても下絵(手抜き)と判る原稿を載せようとする編集って萎えますね。雑誌代その分一円でもいいから引いてもらいたい。
投稿: 溜 | 2005/04/06 16:11
下絵でも元々絵がうまいから、見れるんだからいいんじゃない。単行本ではちゃんとしてるし。富樫の下絵より、秋本のバックの人物の方が、いまだになじめない。
投稿: | 2005/04/06 17:19
http://www.mandarake.co.jp/shop/information/050104/nkn2/
こんなページが。確かに姫と王子ですね・・・
投稿: | 2005/04/06 17:20
ほんっとに余計なお世話だなぁ。
投稿: | 2005/04/06 18:32
辞書で調べてみたら、確かに対義語は彦でした
goo辞書
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C9%A7&kind=jn&mode=0&base=1&row=0
いや勉強になりました。
直子姫のお部屋
http://sailormoon.channel.or.jp/gensaku/
ひみつのお部屋1で彦様の最近の近況を知る事が出来ます。
投稿: 忍天堂 | 2005/04/06 19:41
王子サマお姫サマというのは
完全に女の子の発想です。
姫は少女漫画出身なので
これはもう如何ともしがたいと思われます。
投稿: | 2005/04/06 21:30
http://hicbc.com/tv/sailormoon/info/001-1/image/p002.gif
姫はこんな顔なんですね~。
いい歳して姫は痛過ぎッス・・・。
投稿: レポレッロ | 2005/04/06 21:38
↑いや可愛いじゃないですか(汗)
投稿: たけくま | 2005/04/06 21:43
「あしたかヒコ」と「もののけヒメ」ってのがありますね。
投稿: 木花咲耶 | 2005/04/06 22:00
なにをムキになってるの?って感じ。
投稿: | 2005/04/06 22:22
>>下絵でも元々絵がうまいから
別に上手くないじゃん、あのラクガキ
冨樫ネタになると、いつもこういう信者が
嗅ぎつけて擁護するよな
どこの掲示板でも
>>単行本ではちゃんとしてるし
そして言うことはいつも同じ
投稿: | 2005/04/06 22:53
↑そういうのは2chででもやってくれんかのう
投稿: nanashi | 2005/04/06 23:26
王子の『狩猟者×狩猟者』ですが、力のある若手に絵柄をコピーさせ、清書させたものを出版すれば、出版社的にもおいしい話だと思うし、読者のフラストレーションも散らせていいんじゃないかと思うのですが、どうでしょう。
投稿: 地獄 | 2005/04/07 01:55
↑それ、イイ!
投稿: ず | 2005/04/07 01:56
>で、ですね。昔からこの夫婦に関してはいろいろ逸話があって。商業誌の締め切りよりもコミケの
>締め切りを優先させるとか。本当か嘘かは知りませんけどね。
それは都市伝説でしょう。お二方ともここ何年もコミケ参加してませんし。
そもそも富樫氏の休載時期って一般的なコミケの修羅場時期とかぶっていませんし、あのクラスの
作家になると、モノクロ本ならコミケ3日前ぐらいでも刷ってもらえますので、〆切はあってなき
がごとしですから。
投稿: 石黒直樹 | 2005/04/07 02:54
『消えたマンガ家』で大泉実成さんが‘彦’さんのこと書いてましたよね。
「大出版社に極限まで酷使されつつ過剰といっていいほど保護もされている作家」って感じつーか。
投稿: | 2005/04/07 06:03
俺、王子の絵をジャンプで見るとマカロニマカロニほうれんそうの最終話を思い出すんですよね。あれみんなびっくりしませんでしたか?子供のころあれみて前衛的だとか思いましたよ。
投稿: さ | 2005/04/07 15:24
ジャンプからサンデーに移籍して今週結婚していたのが発覚した
週刊と月刊2本をほぼ落とさず夫婦二人三脚で作っている作者とは大違いですね…
投稿: | 2005/04/08 19:33
ラフは後で清書させられる分、
昔のコピー連発より手間がかかってるわけで
王子はあれでも精進なさっておられるのです、一応。
同じシーン使いまわすの考えるほうが面倒なのかもしれませんがw
投稿: | 2005/04/08 21:09
小熊英二様 島田雅彦様 原武史様 新宿セミナー @ Kinokuniya様
http://www.kinokuniya.co.jp/01f/event/event.htm#syomotsu
わたしは23日の講演会に行かれませんが、八木秀次等に代表される「女帝否定論」に潜む政治的な危険性を、公衆に喚起して頂きたく存じ鍵盤を打っています、拙論の内容を講演に反映させていただけたら幸いです。
以下は他所に投稿した文章です
上の23日講演会に行かれないので、質問を書きます、何方か質問して、講師のかたが答えてくださったらありがたいです。
其の壹
所謂大室寅之祐伝説ですが、正当な歴史学の側からは簡単に否定してしまえる妄想なのでしょうか、大室寅之祐伝説をきちんと検証、論駁し否で在ることを証明した文献は無いのでしょうか、それともどうしても否であることを証明しきれないのでしょうか。わたしは大室寅之祐伝説が嘘っぱちであると、安心したいのです。
其の貳
八木秀次を始めとする一部の論者が、「天皇家は代々男系で続いてきた、女帝は女系への道を開くため認められない」と主張しています。八木の主張で奇妙なのは、男系の男子を養子に取る中継ぎの女帝という選択肢を、「女帝とは女系のことであるから」と殊更に称して、中継ぎの女帝という選択肢の存在それ自体を隠し、無い事にしようとしていることです。
八木秀次がスポークスマンを務める政治勢力即ち「日本会議」等に集う宗教右派は、(裏での直接な暴力による脅しも含めた)圧力をかけて、一切の女帝を否定させ、自分達の息のかかった旧皇族を皇室に養子に取らせ、天皇にさせようとしているのではないでしょうか。
講師、主催者様、何方か判りませんが質問される方、宜しくお願いします。
投稿: わたしは23日の講演会に行かれませんが、八木秀次等に代表される「女帝否定論」に潜む政治的な危険性を、公衆に喚起して頂きたく存じ鍵盤を打っています、拙論の内容を講演に反映させていただけたら幸いです。 | 2005/04/22 02:42
前の「23日の講演」は小熊英二島田雅彦原武史の新宿セミナー @ Kinokuniyaです、
直接関係無い投稿をしてすみませんでした。
投稿: 前の「23日の講演」は小熊英二島田雅彦原武史の新宿セミナー @ Kinokuniyaです、 | 2005/04/22 02:50