恐怖の玉川温泉
温泉に行きたい。
齢40歳代も半ばにさしかかりますと、若い頃には思いもしなかった願望が頭をもたげてきて、われながら驚くことがあります。
特に肩こりや背中の痛み・腰の違和感等が慢性的になってきますと、三日に一度はバカ高いマッサージに通うようになり、それでも全然解消しないので、なんとはなしに怪しい健康法だの、温泉のホームページに目がいってしまう今日この頃。
特に近年は希に見る温泉ブームとかで、とうとううちの近所にも「座間温泉」なんてのがこの秋から開業する始末ですよ。地下水くみ上げの沸かし湯ではなく、本物の温泉だそうです。これはこれで楽しみなのですが。
し・か・し…。
こう、テレビでよくやっているタイアップの温泉企画があるじゃないですか。やれ秘湯めぐりだのといって、タレントが湯船で薄ら笑いを浮かべながら肩に湯をかける例の決めポーズをとったり、湯上がりに山海の珍味に舌鼓を打っているのを見るにつけですよ、「こんなもの、秘湯じゃない!」と思うのは俺だけでしょうか。
テレビの軟弱な旅番組では絶対にやらんような本物の温泉はないものだろうか? 美女も山海の珍味ともこの際無縁の、ただ「湯に入る」ということの原点を問い直すような…。そんな温泉に、俺は行きたいのです。
と、思っていたら、ありましたよ! その名も
玉川温泉!
温泉マニアや湯治客の間では昔から有名だそうですが、調べれば調べるほど、これっきゃない、という気にさせてくれます。
この温泉、源泉から噴出する98℃、毎分9000リットルもの熱湯はPH1.2の強酸性であり、包丁を浸けておくと一晩で刃の部分がすべて溶けてしまうという凄まじさ。
まるでガミラスの海ではないか!
この水が田んぼに流れると稲がすべて枯れてしまったことから、古くは「玉川毒水」と呼ばれ、昭和15年には毒を希釈するべく田沢湖に流し込む工事がなされたのでしたが、そのおかげで田沢湖は魚も住めない死の湖と化したというからハンパではない。
主成分はほぼ塩酸でラジウム放射能もタップリにもかかわらず、源泉かけ流し100%というハードコアさかげんもグーです。以前、玉川温泉の紹介をしていたNHKの特番を見たことがあるんですが、50%に希釈した浴槽に子供が入ったとたん、火がついたように泣き出していました。
かなり痛いらしい。
http://www.hana.or.jp/~tamagawa/index.html
↑が玉川温泉のホームページなんですけど、読めば読むほど味わい深い記述が。いくつか拾い書きしてみましょう。
●駐車場……長期ご滞在の際はお車への影響(金属への錆・腐食等)も考えられますので、あらかじめご了承ください。 とか、
●客室には電話がありません。携帯電話もNTTのMOVA以外は通じません。MOVAも時々不通になります。 とか、
●源泉から湧き出る強酸性の温泉の影響で、空気中の酸性濃度が極めて高く、金属類が腐食しやすいという特殊な環境にあるため、殆どの客室にはTVや冷蔵庫、エアコンなどの家電製品は備え付けておりません(バス・トイレもなし)。
それから宿泊客への「お願い」がベリーハードです。
◆旅館部は、斜面を利用して建てられているため、階段が多く、ご不便をおかけいたしております。(エレベーターやエスカレーターは設置しておりません)
↑宿泊客の大多数を占めるジジババにはこれはきついと思われますが、そういうメカニックなものは全部腐ってしまうのでしかたがありませんね。それより、もっときついのはこれ↓
◆当温泉は、強酸性の泉質のため、お肌への刺激が強く、入浴による体力の消耗も著しいものがあります。通常のお食事が困難な方、術後・退院後すぐにご来泉される方は、主治医へご相談の上ご利用をご判断下さい。なお、諸事情により、酸素吸入器などの医療機器のお持ち込みには応じることができない上、最寄りの病院まで約1時間もかかることから、迅速な医療対応は望めない環境にありますので、あらかじめご了承ください。
◆長旅の疲れはとってからご入浴下さい。いきなりハードなご入浴をされますと、疲労卒倒、不眠、体感熱、風邪、食欲低下などを招きます。
なおこの玉川温泉に入浴すると、三日目くらいから身体のあちこちに皮膚炎が出来、十日くらいをピークに徐々に引っ込むそうです。これを繰り返すことで全身の免疫力がつくらしい。実際その効能はあらたかで、ジジババだけでなく、あらゆる医者に見放された患者さんなどで連日大にぎわいとのことです。相部屋で自炊なら、一泊3900円からとリーズナブル。
娯楽施設のたぐいは一切なし。
だ、そうですが、うーん。コワイ。でも行ってみたい。とりあえず二泊三日のお試しコースとかで。
そういえば子供の頃読んだ白土三平の『サスケ』に、こんなシーンがあったのを思い出しました。
サスケとオババが洞窟に閉じこめられるんですが、その中の泉にオババが手を触れると、指が溶けてしまう。サスケは、この水が天然の硝酸であることに気が付き、そこから火薬を生成して見事、洞窟から脱出するのであります。白土先生、もしかすると玉川温泉からこのエピソードを思いついたのかも。
ともあれガツンとくる温泉ではないですか。通常の癒しではもはや満足できない俺ですんで、近いうちに是非行ってみたいと思います。
玉川温泉については、以下のページも詳しいです。
http://www.jrea.co.jp/onsen/manogatari3/monogatari3_1_1.html
↓こんな本も出ているようです。
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コメント
末期ガン患者が最後の望みを掛けて出かける秋田の「玉川温泉」ですね。うちの親父(先日肝臓ガンで他界)も、宿泊は予約で一杯と断られました。温泉でガンが治れば、医者も苦労しないのですが、最後は奇跡にすがるしかないのです。
11月に一度だけ、父は母と「玉川温泉」に出かけましたが(その時は予約で埋まっていなかった)、その時無学な母は「神様の湯」と言ってました。
投稿: hiro | 2005/06/22 02:12
連続投稿失礼します。
失礼を承知で書きます。
「腰の違和感等が慢性的」の一文に引っかかりまして。
無くなった父も慢性的な腰痛と疲労感を訴えて整形外科によく通っていました。しかし、その原因は大腸(肝臓にも転移)に出来たガンだったのです。
もっと発見が早ければと無念でなりません。
こんな、悲しみは誰にも味会わせたくはありません。
投稿: hiro | 2005/06/22 02:32
玉川温泉は何度か足を運びました。
普通に良く効く温泉という感じでしたよ。
おそらく健康な人が無理せずに入るのなら問題ないと思います。
以前は混浴で、すっぽんぽんの爺ちゃん婆ちゃんたちが入り交じって
うろうろしていたのですが、今は男女別になっているようです。
風情の点では欠けますが、利用しやすくはなりました。
投稿: 茂 | 2005/06/22 02:51
白土三平さんといえば、ファンページによると、「カムイ伝 第二部」を弟の鉄二さんと共に執筆中らしいですね。
(現在長期休載中ですが、休み休みちょくちょく出すのではなく、まとめて読んでほしいため原稿を貯めているとか)
2005年3月の時点で、第二部ラストや第三部のはじめを執筆中とのことですので楽しみです。
どこかの噂で、千葉で漁師さんになったとか聞いていたので、もう読めないのかと思ってましたが、安心しました。
早く始まって欲しいな…楽しみだ。
>肩こりや背中の痛み・腰の違和感等が慢性的になってきます
私も腰痛持ちなのですが、「体の歪み(主に、背骨・骨盤)」にも注目してはどうでしょうか。
私の場合、悪い姿勢で長時間座っていると体調が悪くなります。
(右手をよく使うので、左肩が下がって、悪い姿勢になってしまいます)
鏡の前に立つと、思いっきり曲ってます…_| ̄|○
(ただいま矯正中…)
投稿: 星の男 | 2005/06/22 07:51
秋田が実家です。
玉川温泉は久しく行ってませんが、秋田なら川原毛温泉もいいですよぉ~
滝に打たれての修行の場にはもってこいです!!(笑)
あ、ここは混浴です・・・・
投稿: さらいざ | 2005/06/22 09:10
以前秋田に住んでおりました。
玉川温泉は一度だけ行きましたが、平均年齢がすごく高かったです。わずかにいる若い人もなんらかの病気にかかっているようでした。荒涼とした風景の中でお年寄りたちが岩盤浴をしながら「生きている間にここに来るのが夢だった。来れて幸せ」などと言っているのを聞くと、健康な人間の来るようなところではないな、と私は早々に退散しました。
川原下湯滝は玉川温泉とちがって「この世の終わり」みたいな雰囲気はありませんね。川が全部お湯になっていて、滝もお湯。自然の中で管理者もいないのでまったく無料です。アウトドア派の人が遊びに来るようなところで、水着を着た若者が多いです。
投稿: ひぐま | 2005/06/22 10:22
>無くなった父も慢性的な腰痛と疲労感を訴えて整形外科によく通っていました。しかし、その原因は大腸(肝臓にも転移)に出来たガンだったのです。
ゴクりッ………
(´・ω・`) (´・ω:;.:... (´:;....::;.:. :::;.. .....
投稿: たけくま | 2005/06/22 12:17
浅草キッドの水道橋博士推奨の「バイオラバー」はいかがでしょうか?
http://www.asakusakid.com/bio-rubber/html/user.html
http://blog.livedoor.jp/s_hakase/archives/22326529.html
投稿: のっぴょぴょ | 2005/06/22 12:45
初めてのかきこみでいきなり失礼いたしますが、私も、腰の痛みに引っかかりました。
亡くなった、二代目江戸家猫八さんの二人目の奥さんが義母の知り合いだったのですが、癌が再発して亡くなる数ヶ月前に、やはり腰が痛いとおっしゃっておられたと、義母から聞きました。また急に肩がこるようになるのは脳の出血の前触れである可能性もあるとかで心配です。一度人間ドックにかかられてはいかがでしょうか?
大森にある、某病院の人間ドックは終了後検査結果が出るまでの間に平和島温泉につれていってくれます。また希望すれば人間ドック友の会にも入会できます。
投稿: 永田電磁郎 | 2005/06/22 13:04
このブログにはめずらしく(失礼)シビアなかんじのコメントが続きますね。お互いからだのことは心配ですからね。
酸性の湯だと、エイリアンの体液(血液?)を連想しますが、そこまで強烈なはずはないですね。
でも「修行だ」とかいって行者がはいったりするかも
投稿: rosta | 2005/06/22 14:41
このブログにはめずらしく(失礼)シビアなかんじのコメントが続きますね。お互いからだのことは心配ですからね。
酸性の湯だと、エイリアンの体液(血液?)を連想しますが、そこまで強烈なはずはないですね。
でも「修行だ」とかいって行者がはいったりするかも
投稿: rosta | 2005/06/22 14:43
たのしく拝読させていただいております。
体の不調に「バカ高いマッサージ」をご利用されているとのことですが、これはやめたほうがいいですよ。
ちゃんと保険が利いて、一回千円前後の整体の方がいいと思います。
私はまだそういう所に縁がないのですが、親戚や同僚などがマッサージで直らなかった体の痛みが、整体で非常によくなりました。
マッサージにもいろいろありますが、たいてい一時的に症状が良くなって、結局根治しないことが多いようです。
評判の良い整体医を探されることをお勧めします。
投稿: naga, | 2005/06/22 15:30
いつもココログは重いですね
投稿: | 2005/06/22 15:38
ケツの穴が痛くなりそうですね(笑)
投稿: 忍天堂 | 2005/06/22 17:56
秋田大学で鉱物を研究している友だちが言ってたのですが、大学教授が玉川温泉で調査していて、ふと気づくと人差し指の第一関節が骨になっていたとか・・・その時はウソだと思ってたOrz<もっと聞いとけばよかった。
カムイ伝は私もたのしみです。
投稿: 中村情苦 | 2005/06/22 18:22
いやいや、皆さんご心配ありがとうございます。確かに玉川温泉には、シビアな側面があり、興味本位で行くとバチが当たりそうですね。
どうせ行くなら、10日くらいは逗留して真面目に湯治してみたい気があります。ただ長期滞在の場合は、半年前から予約する必要があるみたいですね。
腰の痛みは、もう数年前からで、たぶん運動不足によるものだと思います。まあ素人判断も危険なので、一度人間ドックに入りたいものです。でも、金とヒマが……。
投稿: たけくま | 2005/06/22 19:18
>肩こりや背中の痛み・腰の違和感等が慢性的
「ああ、理想のキーボードは何処に」で名前の挙がっていたスタパ斎藤さんは
アーロンチェアによって肩こりと首筋の痛みを解消されたそうですが、
竹熊さんも確か椅子にこだわられていたはずでは?
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/3044.html
投稿: 原 | 2005/06/22 19:55
腰の痛みは本当に軽く見ない方がいいです。
僕の母親は癌で死んだのですが、腰痛で臥せっていて、入院したものの原因が
分からないと言われて無意味に長期入院、らちがあかないので転院したところ
乳癌が発見され、結果として治療に入るのがだいぶ遅れてしまいました。
現在、肺癌闘病中の先輩がいるのですが、彼の場合も腰痛が長く続いていて、
マッサージやヘルニアの診察を受けたりしていたんですが、精密検査を受けた
ところ、腫瘍で神経が圧迫されていたのが腰痛の原因だったそうです。
腰痛の原因が乳癌や肺癌だったというのは直感的にはあまりピンと来ないし、
詳しく調べた訳でもないのでどういう現象なのか分からないんですが、ともかく
実際にそういう事はあります。
ある程度の年齢になって来ると癌検診は大事ですよ。
投稿: ポン一 | 2005/06/22 21:20
玉川温泉 == 岩盤浴
「放射能もタップリ」な、せいか知りませんがよく削られるそうです。岩盤
あれって天然記念物ではなかったかと、ここ読む限りポケットに持ち帰ることが・・・
たけくまさんの場合(他人のこといえません金と暇)、家族(PC)を寝かせてから自分が寝る習慣をつけたら休まるのでは?・・・
(XPの場合,[スタート]->[終了オプション]->画面には出ませんが[H]KEYを押せば早起きです。でも、たまにはちゃんとやすませませう)
「ヲタクと老後」楽しみにしてた筈なんですが平田先生へのルポ(自分が甘いと反省いたしました)に吹っ飛ばされた気がするのは私だけでしょうか?
投稿: ない | 2005/06/22 22:10
そろそろ恐怖の腰痛とタイトル変えたほうがよい気が(w
投稿: にゃ | 2005/06/22 22:18
単純な疑問なんですが、温泉の効能というのは本当に科学的に実証されてるんでしょうか?
皮膚から吸収される微々たる成分が内蔵疾患とかに効力があるとはとても思えないんですよね。
もちろん血行が良くなって肩こりが軽くなるとか皮膚病に効くというのならわかりますけど。
投稿: レポレッロ | 2005/06/22 22:30
>ないさん
確かに平田先生で伸びてしまいましたが、「オタクと老後」のことは近々書きます。
投稿: たけくま | 2005/06/22 22:41
「このまえ玉川温泉いったんですよ、玉川温泉、
そうするとなんだか家族連れで一杯なんですよ。
よーしパパ、長旅の運転で疲れたんで、思いっきり湯治するぞ、なんて言っちゃってるんですよ。
そこでブチ切れですよ。。。。」
少し古いですが、
吉野家テンプレがリアルで似合いそうな温泉ですね。
シロウトにはお勧めできない。
まあどうせなら仕事持ち込んで十日以上いって、ブログでずんどこから再生する40男の皮膚の様子をリポートして欲しいですね。
毎日サルマン並のポーズをつけて、
「こうかー!!」って言いながら更新。
一皮剥けるかもしれません。
投稿: ぼぼぶらじる | 2005/06/22 23:21
20代の頃友人と東北に旅行したとき、何の予備知識もなく玉川温泉に泊まったことがありました。予約とかしていかなったし、とくに深く考えての選択でもなかったのですが、今考えると貴重な体験でした。
炊事場では一面に野菜などが冷水につけてあったり(冷蔵庫がないからか)、部屋にはテレビなどもちろんなく、たしか朝方になるとムシロを抱えて湯治客が湯治場に向かって歩いていく光景がかなり異様でした。
何か社会とは隔絶した雰囲気に、友人となぜか岩波文庫の朗読会をした記憶が。
そうそう私が行った当時(たぶん10年以上前。ビートたけしが交通事故を起こしたあたり)、確かに混浴でしたが、なんというか「だからどうだ」といった様子だったように記憶しています。
投稿: からくり | 2005/06/22 23:30
いつもブログ愛読させて貰ってます。
私も秋田出身なので、玉川温泉についピクリときました。湯治場としてはかなり有名ですよね。
確か、かの星仙一監督の奥様もここに湯治にいらしたそうです。
効き目のほどはどうなのかよく分かりませんが、私も小さい頃に一度家族と一緒に行ったことがあるので、普通の温泉の感覚で行っちゃっても、二~三日滞在する分には問題ないんじゃないでしょうか。
まさか今流行りの「源泉かけ流し」でもないでしょうし(笑)
投稿: fuki | 2005/06/23 02:01
↑
ありゃ、星監督じゃなくて星野監督でした。すみません。
投稿: fuki | 2005/06/23 02:06
◆レポレッロ さん
ちとうろ覚えだったので「温泉 保険 ヨーロッパ」でググると、フランスなどでは湯治に健康保険が使えると言う話が出てきました。効能やら何やら結構科学的に調査されてるみたいですね。
投稿: 三葉虫男 | 2005/06/23 06:23
俺秋田県に住んでます。
竹熊先生来られるなら、書籍版「さるマン」3冊にサイン頂きに行こうかと思いますが、どうでしょう?
投稿: ooshima | 2005/06/23 07:06
ガミラスの湯
と
たいへんなことになりますよ
たいへんおもしろおそろしゅうございました。
投稿: 海游 | 2005/06/23 07:18
三葉虫男さんレスありがとうございます。自分も検索してみました。
>つまりヨーロッパの温泉は、基本的には病気の治療やリハビリを行なう「湯治場」なのだ。
>したがって温泉療養はれっきとした医療行為として認められ、保険も適用される。
↑見ると効能は実際ありそうですね。
しかし温泉に保険が効くというのはヨーロッパは進んでますね。日本でも保険で温泉に浸かれるようになれば、うれしいんですが。ただ宿のご馳走とかは保険効かないから、あんまし安くはならないでしょうが・・・。
投稿: レポレッロ | 2005/06/23 21:17
去年、旅の途中に玉川温泉に行って来ました。
小さな傷もびりびりと痛い濃いお湯です。
源泉、薄めたお湯などいくつかあり、男性陣は「100%はおまたのやわこいところが痛くて入っていられない」とのこと。
お風呂の通路が硫黄でぬるぬるしていて、転びそうになり、これでけがしたらここで湯治か、と訳の分からないことを考えました。
女風呂には「手術跡」の残る方が沢山いましたし、湯治客同士で「病気自慢」に花が咲いていました。どこでも治らなかった病気が玉川温泉で治ったとか。
外の岩盤浴では、おばちゃんがおっぱいをぼろんと出して涼んでいたりします。
新玉川温泉とか新しいところもありますがディープさを楽しむなら断然「玉川温泉」です。食事は今ひとつですので、湯治には「自炊部」がおすすめです。
投稿: pi | 2005/06/28 16:09