夏ばてベイダーと米国の眼鏡っ娘
引き続き本日も忙しい。というか、週末にやるべき仕事を引っ張ってしまっただけですが。そんなわけで本日の更新はネット内で拾った小ネタ2発で勘弁してください。
ひとつははてなブックマークで拾った「やる気のないダースベイダーのテーマ」。夏ばてなのか、ベイダーさんがトルーパーのウクレレ伴奏でなごんでいますよ。俺も早くなごみたいものです。玉川温泉とかで。
http://mask-of-genta.heavy.jp/flash/gallery/gallery3.html
もうひとつは、箱男さんのブログ発でここんとこ盛り上がっているらしい、ロシア系アメリカ人カナダ人で日本アニメオタクのスベトラニアさん(女性)の「眼鏡っ娘エッセイマンガ」。なんか妙にうまいんですが。絵だけでなく、色彩もいい。こういうのを見ると、アニメ絵だけではなく、マンガ文法における日米格差は完璧になくなってきましたね。もちろん日本アニメ風のマンガを描く外国人は昔からいましたけど、数年前までは無理して日本風に描いていた感じがしたのに、今やその無理がなくなってます。
http://www.svetlania.com/svetlania/svetweekly.html
↑このアニメ絵のスベトラニアさんに萌える日本のオタクが密かに増殖しているらしい。たとえばこことか。↓
http://www.toheart.to/~manga/megane.htm
でも日本のオタクや腐女子とちょっと違うのは、スベトラニアさん、彼氏と自分のラブラブ・ツーショット写真を平気で載せているところだな。しかも彼氏もアニメ絵に…。
箱男さんのブログはこちら↓
そんなわけで、「おたく養老院構想(仮題)」は明日以降に。
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コメント
あ、よく見たらスベトラニアさんのサイトって2年前からあるのね。もしかして結構有名? だったらすまん。
投稿: たけくま | 2005/08/22 12:22
スベトラニアさん本人の書き込みに
Oooh, she's Russian-American [close, but no cigar],
という部分があって、「ロシア系アメリカ人」は惜しいけどちょっと違うということらしいですよ。
ロシア系でないとすると東欧系かな。
参照したサイトは
http://www.livejournal.com/users/svetlania/51219.html
投稿: osunupapa | 2005/08/22 13:41
↑ああ、ロシアではないのか。ウクライナとか、周辺諸国ですかね。
http://www.svetlania.com/
↑こっちが彼女のメインページでした。なんかマジでマンガ家デビューするんですなあ。
投稿: たけくま | 2005/08/22 14:11
Amazon.co.jp: 洋書: Dramacon
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/1598161296/
この本amazon.jpでも買えるようですね。
発売前の洋書なのでいつ届くか分かりませんけど、
投稿: N田。 | 2005/08/22 14:19
> 彼氏と自分のラブラブ・ツーショット写真を平気で
> 載せているところだな。しかも彼氏もアニメ絵に…。
いいえ、あれはカウボーイ・ビバップの主人公スパイクに
コスプレしている男性に抱きついている写真です。
「彼氏もアニメ絵に」ではなく「彼氏もレイヤーなんかぁぁぁ!」と
突っ込むところだと思います。
投稿: btl | 2005/08/22 15:15
↑あ、そうかそうか。英語があやふやですいません…(汗)。
投稿: たけくま | 2005/08/22 15:26
よそ様のブログのコメント欄で箱男さんが「スヴェットのひとはカナダ在住です」と書いてました。
> Oooh, she's Russian-American [close, but no cigar],
[露系アメリカ人? 惜しい、露系カナダ人]
ってことではないかと。
投稿: メープル | 2005/08/22 16:53
そうかと、メインサイト自己紹介に国籍ロシア・カナダって出てますよ。
カナダ人はアメリカ人に間違えるとからむんですよ。
カーボーイ・ビバップ海外の二十代前半に非常に人気あります。ただみんな、ウルフズ・レインはあんま知らないんですね。
漫画家だけじゃなくて総合アーティストとして自分じゃ売り出したいみたいですね。
笑いのセンスとしては英語版の「あずまんが大王」に似てる感じが。
日常生活の中の微妙なほのぼの。
スヌーピー的な風刺も。
投稿: ぼぼ | 2005/08/22 17:41
はじめまして。コメント入れるのは初めて(だったと思う)です。
やる気の無い癒し系ベーダーテーマは凄いですねぇ。思わず僕のブログにアドレス乗っけちゃいました。
投稿: 黒い安息日(クロアン) | 2005/08/22 19:07
サイトの名称がスヴェトラニア、ご本人のお名前はスヴェトラナ(スヴェトラーナ)ではないかと。
投稿: ROCKY | 2005/08/22 21:39
電話をロシア語の”Allo”(アリョー)で受けるのは、まだ日常的にロシア語を話しているってことなんですかね?
投稿: ROCKY | 2005/08/22 21:43
縦笛だと音域が足りないのか
ときどき一オクターブとんでしまうのが
かわいらしい
投稿: ああ | 2005/08/22 21:55
はじめまして。
趣味でウクレレやってるんで気がつきましたが、
それは「ウクレレ・フォース」ってなアルバム中の
「7.帝国のマーチ (ダース・ベイダーのテーマ) / 栗コーダーカルテット」
からですね。
ピタゴラスイッチのテーマ曲の人達ですな。
投稿: TOSHI | 2005/08/22 22:18
あの写真の男性は彼氏ですらないでのは?
page1にアニメコンに行った、そこにはアニメのコスプレをしている人達が居る言う会話があるので、
単にスパイクそっくりのレイヤーを見つけて浮かれてるだけなのでは?
投稿: 通りすがり | 2005/08/23 01:34
↑なんかそんな気もしてきた今日この頃。
投稿: たけくま | 2005/08/23 01:35
>スヴェットのひと
つーかですね、オレはまともな紹介はスヴェットのひとがリンクしてくれてる
「「LiveJournal」に見るアニメ、マンガコミュニティー」
http://d.hatena.ne.jp/boxman/20050313/
のほうでしてて、そこにははっきりロシア人で現在はカナダ国籍だということが書いてあるデスよ(w
ちなみに『DramaCon』は単行本としてのデビュー作であって、オンラインコミックスはもちろん、女性誌でマガジンストリップを連載してたりして、彼女にはすでにマンガ家としての実績がかなりあります。もともとロシアでアニメーションの専門教育を受けてアメリカ、カナダでもアニメーターとしてのキャリアがしっかりあるクリエイターですしね。
投稿: boxman | 2005/08/23 02:49
>彼氏と自分のラブラブ・ツーショット写真を平気で
> 載せているところだな。しかも彼氏もアニメ絵に…。
たけくましゃぁああん!
彼氏ではないヨというつっこみがあったとはいえ、「好きキャラと自分のラブラブツーショットの写真&イラストを平気で載せる」というのは、そう、日本のオタク&腐女子にはあまりない現象ですヨ! だからたけくましゃんの分析、おそらくあたってますヨ!
(わたしもスベトラニアたんのサイトをチラッとみて、「日本のオタクと違うとすればここだな」と即座に思いましたから!)
スベトラニアたんと同様の文化にはすでにご存知の「ドリー夢小説」というのもありますが、これは小説メディアベースで、しかも「自分」そのものが出てくるものはかなり少なくて、「匿名・仮名の女性」をキャラクターにして書いているものが多いのです。巧妙に「自分」が登場するのを回避するつくりになっているのですな。
まあそれはおくとして、それがしも、うかつにも(?)、スベトラニアたん萌え~
投稿: kaneda | 2005/08/23 04:14
>箱男さん
>ロシアでアニメーションの専門教育を受けて
これ本当?ロシアで日本のアニメをたくさん見るのはまだ困難だと思うんですが。東欧系のアニメ?チェブラーシカとかのモデルアニメーションかなあ。
本人が自分がロシア語の記事に取り上げられてるのを紹介してる欄があって自分もロシア語読むのは大苦労って言ってるんで。
私の想像では小さいうちにロシア人の両親がカナダに移民してきて、カナダの漫画文化に中でそだったんじゃないかと。ロシア語はほとんど話せないはず。
で、最近、美術系のカレッジ(専門学校?)でて(2002年?)今は無職両親と同居と。感覚も英語も完全にアメリカやカナダのネィティブスピーカーに近い。一生懸命仕事出してるけど22-3、4じゃないかなあ。
また、アニメーターと言うより絵や静止画の方だと思うんですが。
本人はクリエーターっていってますよね。
投稿: ぼぼ | 2005/08/23 15:06
>これ本当?
いや、申し訳ないホントじゃないです(w
彼女の情報あさってた時期に同時にロシアのアニメ教育の情報入れてたので混同したようです。
ただ
>ロシアで日本のアニメをたくさん見るのはまだ困難
てことはないんじゃないかと思います。
私にはまったくなに書いてあるかわかりませんが、
ロシア語のアニメファンサイトは結構な量がありますし、
なによりもトレントでファンサブ流してるサイトがかなりあります(w
投稿: boxman | 2005/08/23 17:06
だから、スヴェトラニアたんではなくて、スヴェトラーナたんだと言ってるのに。
それはそうと、彼女自身が16歳で両親とカナダに移住して来て、英語とロシア語が読み書きできる(フランス語も少し)と書いていますが。年齢は自己申告で22歳。
投稿: ROCKY | 2005/08/23 17:20
>箱男さん
お返事ありがとうございます。
ロシアのアニメ教育ってどんな感じなんですか?興味あるなあ。
たくさん見ると言うのは日本のオタクレベルから見てたくさんという量の話なんですね。
ロシア語のテロップついた日本アニメってアキラとかまだ限られてるんじゃないかなあ。
今、日本型オタクを自国語で作り出せるのは英語圏とフランス語圏だけだと思うんです。
アメリカ、フランスだと日本的な意味で子供の頃からジャパンコミックに親しんだ層が成人しています。今、25歳ぐらいが一番古株かな。
多分、ロシアはまだ英語版を輸入して読んでるんじゃないかなあ。後は違法ダウンロード。
もちろんファンやオタはたくさんいるでしょうが。
なんていうか年齢層が高くてプレステ2、3とかもてるヤッピー層な気がするなあ。
>ロッキーさん
alloはロシア語のアリョーじゃなくてたぶんフランス語のハローですよ、hが飛びます。ちょっと舌ったらずで女っ子ぽくてかわいい。
カナダは英語、フランス語が公用語なので両方できないと公務員になれません。
多分18-19美術学校、20-22(プー漫画家)ですかね。才能ある若人はいいなあ。
スヴェトラニアは「スヴェトラーナたんの国」みたいな感じですよね。ロ(ル)ーマニアが「ローマ人の国」みたいに。
たけくまランドだと「タケクマニア」。
何かすごいマニアっぽい。ww
投稿: ぼぼ | 2005/08/23 19:14
ロシアには有名な「秋葉いつき」ちゃんがいますね。純正ロシア人の美少女なのに、日本のアニメが大好きで、林原めぐみを尊敬しているという。2年くらい前にネットで話題になって、岡田斗司夫氏が日本に呼んでCS番組を作っていました。ここから考えるに、結構ロシアでも日本アニメは見られるみたいです。
「秋葉いつき」で検索すると結構ヒットしますよ。
投稿: たけくま | 2005/08/23 19:30
秋葉いつきさんのCD、コミケで買って持ってます…。
封切ってないけど。
投稿: ポン一 | 2005/08/23 20:37
>たけくまさん
ありがとうございます。まず世の中はおっさんの知らないうちに進んでるものですね。
モスクワのHMV(あるのかな)のDVDコーナーとか見れると、大分状況分かるのかなと思います。
「秋葉いつき」ちゃんのサイト見ましたけど、
まだ少し違和感あるなあ。特に顔文字が。
本人のセンス、才能もあるのだろうけども、
スヴェたんの方が違和感なくこなれて来てますね。
投稿: ぼぼ | 2005/08/23 21:24
いつきちゃんの場合、マンガ家やアニメーターではなく「声優」「歌手」志望みたいですから、そのへん考慮に入れる必要があるかも。
投稿: たけくま | 2005/08/23 22:22