コミックマヴォVol.5

« 『REM』上映会・極私的80年代の想い出 | トップページ | 【業務連絡】「色単」ようやく発売開始 »

2005/11/04

最近の平田弘史先生

Fuuryoku 最近ちょっとご無沙汰しておりました平田弘史先生ですが、しばらくぶりに先生のホームページを拝見しますと、Winマシンを手に入れられたためかグッと読みやすくなっておりました。

それはいいのですが、近況欄を見るとこんな図面が……。

せ、せ先生、どうやら最近は風力発電装置の設計で頭がいっぱいになっておられるご様子。そういえば前に伊豆の先生宅を訪問したときに、あまりに日当たりがいいゆえ「先生、このへんに太陽電池を設置したら、電力の節約になるのではないですか」と申しましたところ、

「イヤ太陽電池はまだコストがあわん」とおっしゃられていました。先生のことですから、当然自作を想定してのお返事でしょうが、太陽電池のパネル自体がまだバカ高いようです。

そこで先生、風力発電に目をつけられたようです。なるほど、これなら庭の工場でも作れるかもしれませんね。

http://www2.wbs.ne.jp/~tesh/(平田弘史HP)
http://www.narishi.com/~nari-hrt/Kinkyou/Kinkyou-frame.html(近況)

retuganki烈願記

ところで先生の新刊がその後も続々と出ております。一冊目はおなじみ青林工藝舎からの「HIRATA HIROSHI CHRONOLOGIES」の三巻目『烈願記』。この巻に収録されているので特に竹熊が好きなのが『刃返斬法』なんですが、実はほぼ同じタイトルの『刃返し斬法』というのがもう一作、収録されている(後者は単行本初収録)。実はこれ、どちらも同じアイデアを使った別作品で、最初の『刃返斬法』はもともと『剣記』というタイトルだったのだそうです。

そのアイデアというのが「剣の道を究めてついに念力で相手を殺す」境地に至った侍の話で、ここまで来るとほぼエスパー漫画なんですけど、もちろん先生の超迫力画法により、「平田劇画の登場人物なら、さもありなん」と思えてしまうから不思議。

それで「刃返し斬法」といいますのは、この超能力剣法を破るための必殺技のことなんですが、実は「刃返斬法(剣記)」には刃返斬法が出てこない。どうも後年単行本に収録する際、同じ超能力が出てくるためか、先生の頭の中でゴッチャになって刃返し斬法の登場しないエピソードのほうにも『刃返斬法』とタイトルをつけてしまったみたいです。

いかにも豪快な先生らしいエピソードであります。

Amazon.co.jp:御用金レジェンドコミックシリーズ―平田弘史作品 (6): 本御用金

それからマガジン・ファイブからは『御用金』も出ておりますよ。『座頭市』と同じく、平田弘史映画コミカライズシリーズの一作で、五社英雄監督の同名映画の公開と同時に刊行された作品。同じ監督の『人斬り』もそうですが、平田先生の作品世界は黒澤映画ではなく、大映系の勝新太郎とか五社英雄系と合うみたいですね。

関係ないですが、マガジンファイブさんのほうは、すぐ表紙がアマゾンに登録されますのに、なんで青林工藝舎はいつまでたっても書影が登録されないんでしょうね。青林工芸の浅川さんに聞くと、「一応毎回、書影データもアマゾンに送っているのですが…」とのことなんですが。

どうもこの書影登録問題、大手とか中小の区別もあまりないみたいで。たとえばポット出版からそろそろ出る『色単』などは、予約受付の段階なのにとっくに書影登録されてますし。アフィリエイトやってる側からすると、非常に気になるところです。一考をお願いします>アマゾンさん

◎このエントリへのコメント→★

|

« 『REM』上映会・極私的80年代の想い出 | トップページ | 【業務連絡】「色単」ようやく発売開始 »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

コメント

”バッテリイ”がいい味を醸してますね。言うだけ野暮ですが効率考えたら発電用風車メーカーの羽や駆動システムなんかを買った方がいいんでしょうけど、やっぱり平田先生としてはご自分で設計して組み上げないと意味ないんでしょうね。

投稿: yy | 2005/11/04 23:58

伊藤剛 『テヅカ・イズ・デッド』を読む
って終わり?

投稿: | 2005/11/05 00:14

↑あと2回くらいで完結なんですが、もう少し待ってね。

投稿: たけくま | 2005/11/05 00:18

ヘリコプターの羽根が、前進後退の姿勢に合わせて、
翼の傾きを変えていると聞いたことがあります。
どうやっているのかは良く知りませんが、
ラジコンのヘリでも調べて見ると面白いかも。

投稿: | 2005/11/05 07:35

平田先生の実弟臣新蔵先生の新刊「柳生兵庫介」(1)を購入したところ、作中に登場する兵庫介の祖父石舟斉の風貌が平田先生にソックリ!かって小島剛夕先生が「惨殺者」の宮本武蔵を知人の白土三平先生をモデルにされたのは有名ですが、臣先生も平田先生をモデルにされたのでしょうか?

投稿: 流転 | 2005/11/05 18:59

「柳生兵庫介」をまだ読んでないんですが、それはあり得る話ですね。小島剛夕さんは一時期赤目プロで「カムイ伝」の作画をやってましたから、そのつながりでしょうね。

投稿: たけくま | 2005/11/05 19:33

風向にあわせて風車自体の向きを調節する機構がないような…
立地条件によって風向がほぼ一定なら問題はありませんが。

投稿: | 2005/11/07 14:30

プロペラ機だと、色々工夫しないと
凄い騒音を出すので辞めた方がいいよ。

垂直式風車の方が形的にカッコイイし、
風ドコから吹いてもOKなんで
そっちの方が良いよ。
風で回転する看板や、鯉のぼりの頭に
載っかってるような奴。

サポニウス ダリウスで検索すると
良いです。

投稿: kuma | 2005/11/09 15:52

メーカでは売ってないでしょ、
移動用電気溶接の発電機を回すのだから、パワーがある。
¥5万〜10万で売ってるチャチイ風力発電とは訳が違う。(^^)
羽1m 径2m....の3枚〜4枚羽 売ってますかね。
でも1mじゃ力不足やろなあ...。
売ってても高価で機構がチャチイだろうなあ...。

風向きは風向板を付ける予定。
凄い騒音を出す程回ってくれればいいんですが(^^)
毎分100回転じゃあ、それほど騒音出ないかも...。

垂直式か......ウンそれは一案ですね。これだと風向板がいらない。(^^)
でも第一、庭に家庭用扇風機置いても、あんまり強く回る程の風が吹かない(^^;) 
春一番や台風時は別、この計画はアカンかも。

伊豆の山に立てられていたン千万円?の風力発電は
効率悪いらしく先頃撤去されたのも、ゲンナリさせる話(^^;)

投稿: 弘史左衛門 | 2005/11/14 03:26

おお先生。ごぶさたしてます。

投稿: たけくま | 2005/11/14 03:46

健太郎左衛門 殿
やは...(^^)またきましたよ。1日6万アクセスとは恐れいりました。

kuma殿
サポニウス ダリウス見てきましたよ。がらり発想の変わる方式。
こ〜れは、イケそうだわ。(^^)

投稿: 弘史左衛門 | 2005/11/14 04:10

でも、いろいろネット検索して見たけど、やっぱりプロペラ式が効率良いみたい。
どうせ自作だからね。買うと高価すぎるのは目に見えている。
まず発電機の自作が要ですね。
あとは1年間、設置場所の風の吹き方の調査ですね。

投稿: 弘史左衛門 | 2005/11/15 03:59

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/70029/6898251

この記事へのトラックバック一覧です: 最近の平田弘史先生:

» 衝撃降下90度 [SWANの 「Trust me!」]
衝撃降下90度 松本零士の“戦場まんがシリーズ”の中でも屈指の名作。 男の友情は [続きを読む]

受信: 2005/11/05 00:23

« 『REM』上映会・極私的80年代の想い出 | トップページ | 【業務連絡】「色単」ようやく発売開始 »