2005年アマゾン売上げBEST20(2)
いよいよBEST10の発表です。アクセス解析とアフィリエイトの売上げが、「たけくまメモ」の更新意欲を向上させるカギであります。今後ともよろしくお願い申し上げます。
※表紙をクリックするとアマゾンに飛びます。
●第10位 『テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ』 伊藤剛 [65冊]
これ一冊でマンガ論の最前線に躍り出た、伊藤剛渾身の力作。かなりいいお値段にもかかわらず売れ行き好調、すでに三刷りに達したそうで、ご同慶の至りであります。マンガ論というと、ネットはともかく、マスコミ的には40代~50代のごく少数(たぶん10人くらい)の評論家の独占市場みたいになってましたが、ようやく30代から本格的な論者が出てきました。伊藤君のこの本は従来のマンガ論・研究を批判的に継承しつつ、過去の論者が語り得なかった90年代以降のトレンドである「萌え」の問題を「キャラ/キャラクターの分別」という概念を導入することで、マンガ史の文脈に位置づけた意欲作といえます。
基本的にアカデミックなスタンスの本ですが、専門用語の使用は必要最小限にとどめている感じで、相当に練り込んだ印象。正直、今の俺にはこのレベルのマンガ論を書くことは不可能です。今後の俺としては、本格的な評論は夏目さんや伊藤君、宮本大人氏などの論客にまかせて、適当なエッセイでお茶を濁しつつ余生を送りたいと思ってます。なお「たけくまメモ」での『テヅカ・イズ・デッドを読む』連載が中断したままになってますが、近々「萌えの研究」のエントリに併せて、アップしたいと思っています。
<NTT出版、2400円> 関連URL→★
●第9位 『マンガ原稿料はなぜ安いのか?竹熊漫談』 竹熊健太郎 [82冊]
そもそも「たけくまメモ」を始めた目的のひとつが、自分の本を宣伝するということにありましたので、自分の近刊が三冊ともランク・インすることができたのでホッとしております。この本は一昨年に出したのですが、内容はオンライン書店のBK1で連載したエッセイを補筆したものです。「竹熊漫談」と副題にありますように、基本はマンガに関するエッセイ集です。表題にあるマンガ原稿料の話は、数年前に2ちゃんねるの雑誌板でマンガ家の原稿料をめぐって匿名でバトルした内容がもとになっていたりします。
「産業としてのマンガ」を語るには正直エッセイ・レベルでは不足なんですが、本格的に調査して書くとなるとキツイよなあ…と思っていたら、この本の発売直後に中野晴行さんの『マンガ産業論』が出てしまいました。あちらは十年がかりの労作で、正直負けたと思いましたが、まあ俺の本も問題提起の役には立ったのではないか、と自負しておる次第。安いギャラで馬車馬のように働くマンガ家の悲惨な生活を、皆さんも知って驚いてください。
<イーストプレス、1260円>
●第8位 『血だるま剣法 おのれらに告ぐ』 平田弘史 [84冊]
思えば昨年の平田先生ブームは、一昨年に出たこの本から始まった、といっても過言ではありません。平田弘史貸本時代の最高傑作であるにもかかわらず「幻の作品」として40年以上も封印されていたものが、版元の英断で刊行されたのです。なぜ封印されていたかというと、主人公が被差別者であり「差別する社会への復讐」がテーマになっているからです。それのみならず平田先生の超絶的な筆により全編血みどろの展開でありまして、両手両足を切り落とされダルマとなった主人公が、肉体を改造しターミネーターと化してなおも復讐をとげようとする凄まじい内容。
もちろん作者に差別を助長する意図はなかったのですが、そのあまりに凄すぎる描写が誤解を受け、部落解放同盟の糾弾を受けて絶版・焚書の憂き目にあっていたのでした。復刻版は最低限の伏せ字があるもののオリジナル通りの内容で、不必要なまでにトラブルを恐れる昨今の軟弱な出版界を震撼させたのであります。綺麗事ではない本物の感動がこの作品にはあります。
<青林工藝舎、1470円> 関連URL→★
●第7位 『御緩漫玉日記 1』 桜玉吉 [99冊]
日本文学史における私小説の伝統はマンガ分野に遺伝し、つげ義春を経てこの桜玉吉に受け継がれているといっても過言ではありますまい。玉吉は俺の古い友人(美術予備校時代からのつきあい)なんですが、当初は正直ここまでディープなマンガ家になるとは考えてもいませんでした。もともと彼はイラストレーター志望でして、大学時代からイラストのバイトをしているうちにたまたまゲームマンガを描いたら好評で、マンガ家としての自覚もないまま描いているうちに現在に至るわけです。
途中から身辺雑記をネタにマンガを描き始めましたが、持ち前のサービス精神で私生活を切り売りするうちに離婚や鬱病など、精神崩壊寸前の自分の様子を面白おかしく描くものですから、とうとうこのマンガの境地に達してしまいました。実はこの本が出る直前に盲腸をガマンして腹膜炎を併発しあとちょっとで死ぬところでしたが、なんとか一命をとりとめそれもネタにしています。つげ義春・花輪和一・吾妻ひでお・桜玉吉は因果漫画家四天王として歴史に残るでしょう。
<エンターブレイン、882円> 関連URL→★
●第6位 『平田弘史のお父さん物語』 平田弘史 [102冊]
それにしても04年から05年にかけての平田作品刊行ペースは物凄かったです。青林工藝舎、マガジンファイブ、リイド社、小学館などから続々刊行され、数えてみたら15冊ありましたよ。特に昨年は「月刊・平田弘史」のようなペースで出ていたのではないでしょうか。往年の名作が容易に入手できて嬉しい反面、こんなに本が出ると先生が仕事をしなくなるのではないかと心配です。「劇画なんか大嫌い」「俺は生活のために、しかたなく劇画を描いてるんだ」が口癖の先生、逆にいえば「金があったら仕事しない」ということでもあります。
80年代の終わりに伊豆に800坪の広大な土地を購入され立派な家を建てられた先生ですが、家の建築に夢中でその前後2年ほどまったく仕事をしなかったため、家が完成した時には無一文で電話代も払えない状態だったそうです。それでしかたなく仕事を再開したのですがそれがこの『お父さん物語』だったのでした。平田先生が自分の生活と家族、そして思想を存分に語った作品ですが、なにしろ漫画界四大奇人の一人(手塚・水木・楳図・平田)でありますから内容はただごとではありません。平田先生がどういう人物であるかは、本書と、そして「たけくまメモ」の関連URLをご覧いただきたい。
<青林工藝舎、1365円> 関連URL→★
●第5位 『ゴルゴ13はいつ終わるのか? 竹熊漫談』 竹熊健太郎 [117冊]
昨年3月に出た本です。『マンガ原稿料はなぜ安いのか?』に続く「竹熊漫談」シリーズの二冊目で、90年代半ばからあちこちに書き散らかしたマンガ評論やエッセイを集めた、一種の「お蔵だし」本であります。表題は本書に収録した「大河マンガ結末予想」(ゴルゴ13、ガラスの仮面、美味しんぼ、などの長期連載マンガの最終回を勝手に予想)から採りました。この原稿は今はなき文藝春秋『マルコポーロ』誌に掲載したもので、当時、非常に力を入れて書いた覚えがあり、今でも内容には自信を持ってます。が、さすがに10年以上たった今でもどれひとつ終わってないのには呆れました。
で、この本はそういう「マンガエッセイ」部分が前半を占め、後半は「自分史としてのオタク史」がテーマになっております。以前『私とハルマゲドン』というオウム事件と自分史をからめた長編エッセイを上梓したのですが(ちくま文庫から刊行したが、現在品切れ中)、それの続編のつもりで書きました。『私とハルマゲドン』をお読みいただいた方は、ぜひ本書も手にとっていただきたいと思います。
<イーストプレス、1260円> 関連URL→★
●第4位 『監督不行届』 安野モヨコ [139冊]
庵野秀明監督と結婚された安野モヨコさんによるダンナをネタにしたエッセイ漫画でありますが、当メモでサラリと紹介したら物凄い売れ行きでビックリしました。安野モヨコさんの描き方も抱腹絶倒なんですが、やはり庵野監督、根強い人気がありますね。10年前のエヴァ騒動のときは「オタク批判」で物議を醸しましたが、あれは庵野監督の自己批判の一種なのであってあれに怒ったオタクは勘違いしてたと思います。
「庵野はオタクからサブカルに転向した裏切り者」と一部オタクから批判されたわけですが、この本を読むと、結婚できたのが奇跡なのではないかと思えるほど(失礼)ハードコアなオタク生活ぶりに思わず顔がほころんでしまいます。安野モヨコさんの愛情ある接しかたも素晴らしいです。普通オタクが結婚すると多少は相手に合わせるものですが、庵野監督にそれを要求するのは無理です。ところがさすがは安野モヨコで、すべてを受け入れる度量がハンパではありません。これはオタクにとっての理想的結婚ではないでしょうか。
<祥伝社、840円> 関連URL→★
●第3位 『知的生産の技術』 梅棹忠夫 [161冊]
言わずと知れた日本の知的生産本の古典であり、岩波新書永遠のロングセラーでありますが、60年代に出たこの本がなぜ、当メモではここまで売れるのか? 実は1位に輝いたアノ本と同じエントリで紹介したときに、アノ本の定価が816円でこれが777円なので、あわせて買うとちょうどアマゾンの送料が無料になるという事情が働いたのかもしれないです。
にしても、アノ本とこれがあればいわゆる「知的生産術」の基本はマスターできますので、コストパフォーマンス的にも大変お得であります。さすがにコンピュータのことは出てきませんが、ここで書かれた内容はそのまま現代にも応用できます。本書で梅棹は思いつきの断片をカードに書き留め、それを組み合わせてアイデアを生産するやり方を提唱していますが、これはそのままコンピュータでも応用できる考え方だと言えるでしょう。
<岩波新書、777円>
●第2位 『失踪日記』 吾妻ひでお [323冊]
さてさて、第2位と第1位はもうぶっちぎりの成績を挙げております。売れ方もちょっと違って、第2位の『失踪日記』は典型的なベストセラー型、第1位のアレは完璧なロングセラー型であると言えるでしょう。それにしても3月6日に当メモで紹介して以来、その月のうちに250冊ほどを売り上げたときには我が目を疑いました。なんでも初版8000部で始まったものが、気がつけば22万部だそうです。ネットでの口コミ効果もあったでしょうが、やはり本の内容に底知れぬパワーがあったということでしょう。
宣伝や著者の知名度だけで売れる「形ばかりのベストセラー」が大手を振っている現状の中で、純粋に中身のよさでベストセラーになるというのは近年めったになく、この世界もまんざら捨てたものではないなと希望が持てます。ここ十年、吾妻ひでおは過去の人だとされて複数の版元から出版を断られた作品ですが、捨てる神あれば拾う神ありとはよく言ったものです。イーストプレスのKさんの目は間違ってなかった。俺がこの作品の成功を確信したのは、町田のカレー屋で隣に座った普通のOLがバッグから『失踪日記』を取り出して読み始めたときで、「ああ、ベストセラーとはこういうことなんだな」と感動しました。
<イーストプレス、1197円> 関連URL→★
●第1位 『アイデアのつくり方』 ジェームス・W・ヤング [638冊]
ここまで来ますとまことに人智を超越した事態であると言えます。この数字、間違いじゃないです。今回、改めて集計してみて、「え、いつの間にこんなに…」と驚かざるをえませんでした。1940年にアメリカで出版されたこの薄っぺらい本が、たいした宣伝もしてないのに延々と売れ続けている。この日本版は88年に出されましたが、それから17年もロングセラーを続けているのです。これも内容のよさが口コミで伝わっている結果でしょう。
それにしてもですよ。04年の12月22日にアフィリエイトを開始して以来、サイドバーにリンクを貼ってちょこっとオススメしただけなのに毎日1~2冊の割で売れているのです。それでそのペースが全然落ちない。『失踪日記』ですら、6月あたりには売れ行きがガクッと減ったというのに、こちらは少しずつ毎日売れている。真のロングセラーの底力を見ました。内容はタイトルの通りで、梅棹忠夫の本よりさらにシンプル。解説ページをのぞいた本文は大きい活字でわずか50ページしかない。早ければ15分で読めます。しかし中身は一生モノ。ここまで本質以外の余計なことが書かれてない本というのはめったにあるものではありません。たぶんこれからも末永く売れ続けることでしょう。
<ティビーエス・ブリタニカ、816円> 関連URL→★
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コメント
>10年前のエヴァ騒動のときは「オタク批判」で物議を醸しましたが、あれは庵野監督の自己批判の一種なのであってあれに怒ったオタクは勘違いしてたと思います。
いやー、竹熊先生は庵野氏と直接接触出来る機会も手段も持っておられますし現にそうされた方なので、作品からの感触にプラスしてそういう体験からこういう↑理解を導き出すことも充分可能だとはいうことは解かるのですけれども、そういう機会も手段も持たない一般ファン・視聴者・消費者に、そこまでのリテラシーを求めるのはなんぼなんでもちょっとキビし過ぎるのではあるまいか? と愚察するものでありますがどうでしょうかダメでしょうか?
投稿: kamikitazawa | 2006/01/04 23:24
まー竹熊さんはヒゲメガネの友達だしね。
それよりも自分達でエヴァをぶっ壊したくせに、
未だにガイナはエヴァで食い繋いでるところがねぇ。
エヴァが無かったらとっくに潰れてますよ、あのアホ経営陣では。
投稿: | 2006/01/05 02:17
僕が思うに「エヴァ」はガチンコの作品なのです。プロというのはプロレスをやるのが仕事なので、生活を考えたらなかなかガチンコなんてできません。
ガチンコというのは、「猪木×アリ」のように一見凡戦になったり、または選手がケガしたり死んだりして試合はメチャクチャになります。
表現も同じで、ガチンコであるほど一見それは醜い作品になります。しかし真剣に作られた作品には、表面的な体裁をぶっ壊すパワーがあるのです。実際、なんだかんだ言って「エヴァ」はあれだけ話題になったではないですか。
「エヴァ」はまさにガチンコ作品なので、ぶっ壊れていてもいいのです。というか、今の時代、テレビのような商業媒体でガチンコをやって、まともにすむわけがありません。庵野さんと知り合う前にテレビ版最終話を見て、僕は背筋に戦慄が走りました。少なくとも僕は、あの最終話がなかったらあそこまでのめり込むことはなかったでしょう。
ガチンコはプロレスとは似て非なるものですから、観客に対しても真剣勝負です。そういうものに慣れていないお客が、「ちゃんとプロレスを見せろ」と怒り出したのが、10年前の「エヴァ騒動」の真相だったと思います。
ちなみに、エヴァで未だに商売をしているガイナックスの現状は情けないと僕も思います。たぶん口に出さないだけで、一番それを感じているのは庵野監督本人ではないかな。昨今のエヴァ商売には、監督本人はタッチしていないはずです。
投稿: たけくま | 2006/01/05 03:59
あうッ、ここまで誠実な回答を得られるとは!!
竹熊先生に心から感謝するものでありますッ!!
しかし!!やはりこれ↓は求め過ぎではありますまいか?!
>そういうものに慣れていないお客が、「ちゃんとプロレスを見せろ」と怒り出したのが、10年前の「エヴァ騒動」の真相だったと思います。
慣れていようが慣れていまいが、「プロレスを求めてる客」が「プロレス見せろ!」と騒ぐのは、至極当然かつ正当なことではないのくゎ?! と、私なんかは思ってしまいますのでありますが・・・。
(ちなみに、ここでは当然「(いわゆる)アニメ」イコール「プロレス」という前提で言わせていただいております)
投稿: kamikitazawa | 2006/01/05 10:11
↑ええ、そこは kamikitazawa さんのおっしゃる通りで、多くのスポンサーも局も他のスタッフも、そしてファンまでもが「プロレス」を要求していたのに、監督がガチンコをやってしまったわけですよね。それを否定するか、予期せぬハプニングとしておもしろがるかで、あの作品の評価が分かれているのだと思います。
投稿: たけくま | 2006/01/05 10:20
初めまして。
エヴァ最終回ラストシーンでTVに向かって立ち上がり、「ありがとう!」と言った43歳女です。
あの時のさっぱり感、忘れられません。幸せでした。でも、他の人にはあんまりわかってもらえなかった…。
情報がTVだけだったのでその後の騒ぎは知りませんが、みなさんが納得できないのを伝え聞き、そうなのかなあ?と思っていました。今日たけくまさんのコメントを読んで、なるほど!です。ありがとうございます。
で、先日終了のぱにぽにだっしゅ!最終回が、エヴァの
それを軽々と超えちゃったので、まあ長生きはするものだと感じております。
投稿: かっぴー | 2006/01/05 11:31
プロレスとかガチンコとか関係ないでしょ。
フツーにスケジュールや予算を管理していれば、25話と26話もあんなことに
ならずに、元の構想に基づいてつくれたんだから。
いろんなインタビューを受けまくったり南国にダイビングに行ったりして、
半年も映画版をほったらかしたから、また映画版をつくる時間がなくなってきて
しかたなく前編と後編にわけることになった。
ガイナは昔から、ちゃんと管理できる、まともなプロデューサーが居ない。
他所からまともな経営者を入れたらいいが、自分達の既得権が無くなるので
それはイヤだ。これではまともなアニメなんかつくれるわけない。
投稿: | 2006/01/05 12:57
ハプニングを楽しめない優等生的な人っておおいんですね。
投稿: | 2006/01/05 13:23
なななな何を今さ~ら~♪
投稿: 枕崎悶恵 | 2006/01/05 14:32
なんか知らんけどここにたどり着きました
記念パピコ
投稿: | 2006/01/05 14:41
うーむ、これだけ売っても20万強ぐらいですか。
確かに生活は出来ないですねえ。
投稿: mgkiller | 2006/01/05 17:54
本田さんは今でもエヴァ最終回には怒っているようですし人間いろいろですね。
投稿: 匿名 | 2006/01/05 18:48
>mgkillerさん
いや20万というのは四半期ごとの数字で、
年間トータだと80万くらいにはなりますね。
それでも生活できませんが(笑)。
アマゾン以外に複数のアフィリエイトを
組み合わせればもっと行くかもしれないですが
俺が化粧品とか健康食品売っても
信用されないでしょうねえ。|
投稿: たけくま | 2006/01/05 20:06
>↑ええ、そこは kamikitazawa さんのおっしゃる通りで、多くのスポンサーも局も他のスタッフも、
>そしてファンまでもが「プロレス」を要求していたのに、監督がガチンコをやってしまったわけですよね。
そういう意味では富野さんはやっぱり偉大ですよね。
「イデオン」劇場版なんて「エヴァ」より過激な事してますけどちゃんと作品として成立してますもんね(あのラストをよしとするかどうかは別として)。あくまでプロレスのルールの中で<真剣勝負>やってましたから。
ソレに比べると「エヴァ」は途中から本気のケンカ始めて観客をシラケさせちゃったという感じ。
投稿: レポレッロ | 2006/01/05 20:19
今回のコミケでは岡田斗司夫、唐沢俊一、氷川竜介といった面々がこぞってmixi日記の編集本を出しておりましたから、たけくまセンセもここは一つブログ編纂+加筆したものを年間2回同人誌として出せばブログで生活も夢じゃないかもですね。
投稿: | 2006/01/05 20:48
アイデア、僕も買いましたよ!
このブログの更新っぷりからいうと
書籍化→ここでアフィリエイト販売
という無限ループもそう遠いことではないような気がします。
投稿: Wen | 2006/01/06 05:39
既存の新聞社も新聞を売って、その中で連載された記事を本にまとめてまた売る。
というループな商法をいくらでも実行していますので、ブログ切り売りでもいけるんじゃないですかね。
投稿: CAB | 2006/01/06 09:01
普通、同人誌は評論だと100も出ないもんですが、著名ライターが書くようになって状況が変わったみたいです。前述の人たちなどは500~1000でてるものもあるみたい。1000円で売ったとして、純益は50~万程度。
ただしこの先がネックで「いつも1000売り切れるわけではない」「初めから1000でるわけではない」「1000より上がまずない」あたりが評論同人がおいしいとは言えないトコロですね。TVで顔を知られてそれですから。
投稿: | 2006/01/06 15:02
アイデアのつくり方は、売れている割に、実際に実行している人は誰もいないだろうという本。
投稿: sima | 2006/01/06 17:38
↑まあそうなんですけど、日常的に仕事の中でいいアイデアが出たと思うときって、後から振り返ると「アイデアのつくり方」に書かれた通りのプロセスを経ていることがわかってハッとしますよ。
投稿: たけくま | 2006/01/06 20:27
こんにちは、初めて書き込みをさせて頂きます。
庵野さんについてですが、自己批判を他人批判の形でやるのはずるいと思います・・・。
よっぽど確信犯ならともかく、エヴァ当時のあの場合はそうだとは思えないので。
でも安野モヨコさんとの結婚は、本当に良かったと思います。
去年の2月、日産のCMの件で自分のとこにイヤミな記事を書こうと思っていたのですが、web上で読める「監督不行届」を読んだら何だか和んでしまってどうでも良くなりました(笑)
投稿: しぎこ | 2006/01/07 05:06
竹熊さんのお陰でそれまで全く知らなかった「桜玉吉」というすばらしい漫画家の作品に接することができ、この正月は「玉吉漬け」でした。氏の漫画があれば、ワタクシ、あと十年くらいはラクに生きていけるのではないかと!・・・ありがとうございました。
投稿: ゴン | 2006/01/08 22:46
綾波レイのモデルって庵野監督が昔付き合ってたキャバクラ嬢だと聞いたのですが本当でしょうか。
投稿: | 2006/01/14 17:07