『雨のドモ五郎』がスゴイ
昨日のエントリ「全マンガ家志望者必見。」でご紹介したアシスタント歴30年のyes-de1(イエス小池)さんですが、氏はブログとは別に「WEB漫サイ」というサイトも運営されていまして、そこに氏が20年前に発表された『雨のドモ五郎』(1987年ヤングジャンプ青年漫画大賞準入選)が掲載されてます。
●WEB漫サイ
http://www.webmanga.jp/
↑TOP
http://www.webmanga.jp/webmanga1/webmagga.1.open.html
↑雨のドモ五郎
なんというか、イエスさんの長いアシスタント人生で培われた執念というか怨念がたたきつけられたかのようなモノ凄い作品でしたので、出来る限り多くの人に読んでいただきたいと思います。俺は感動しました。
なお氏がかつて描き下ろし出版した『サイコホスピダー』という漫画も凄そうだ。アル中、シャブ中、精神病患者相手に暴利を貪りリンチ等悪行の限りをつくす悪徳精神病院の実録内幕暴露漫画らしい。冒頭ページだけ公開されているが、イエスさんの師匠の『アシュラ』などを思わせる限りなくヤバイ雰囲気。読んでみたいなこれは。
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コメント
なんというか
ものすごく濃いものをぶっかけられた気分です。
投稿: にからさんし | 2006/06/26 12:51
読みました。面白いアイデアがあるのに、演出面で不満があります。
ですが、作者の事を知った上で読むと、なんというか、圧迫感がある...つらい。
投稿: Stock&flow | 2006/06/26 12:59
サイコホスピダーもすごい・・。
扉絵の迫力など、
凄過ぎて笑ってしまいました。
しかしこの笑いは作者の意図するところ
ではないでしょうから、
あまり良い意味とは言えないかも知れない。
投稿: apg | 2006/06/26 14:14
『雨のドモ太郎』、ブログと一気に読んで頭がクラクラしました。
『サイコホスピダー』も購入するべきか…。
しかしなんと言うか、師匠の言葉がいちいち実にカッコ良いですなー。
投稿: ポン一 | 2006/06/26 15:09
すみません、トラックバックさせていただいたのですが
「ドモ太郎」じゃなくて「ドモ五郎」ですね。
訂正します、ひー恥ずかしい。
投稿: べーやん | 2006/06/26 15:32
ドモ五郎は正直、作者の背景を知らないとポジティブに評価できない作品だと思いました。
でも、「サイコホスピダー」のほうはすさまじいですね。画力あり、迫力あり…。もったいない…。一般書店からでもスリップ使った客注なら通るんじゃないですかね。正直、メールや電話は敷居が高い…。
投稿: Bar | 2006/06/26 16:04
く、暗い…。
なんつーか、「漫画を描くことが苦痛な人」が書く漫画ですな。書くことを楽しんでない。
漫画家になっても苦痛なだけでしょうから、ならなくて正解ですよ。この人の場合。
投稿: 牌_フェディダ | 2006/06/26 16:05
「漫画を描くことが苦痛」なんじゃなくて「漫画家としてデビューできない今の自分を認めるのが苦痛」なだけだと思う。
「漫画を描くことが苦痛」で25年も続けられないよ。アシのやっていることは漫画描きではない、ってんだったら別にいいけれど。
投稿: | 2006/06/26 16:16
確かに「苦痛」という言葉が適切とは思えませんが、楽しんで描いているか、と言われれば
そうとも思えませんね。
「必死」で描いてる感じはします。
投稿: apg | 2006/06/26 17:22
>Barさん
「サイコホスピダー」、現時点でAmazonにまだ在庫がああ利増すよ。ブックサービスでも3~4日以内発送可となっています。
三一書房と労働組合の争議が今春に解決したためですかね?
投稿: koo | 2006/06/26 17:32
ああ、確認せずに書き込んだらタイプミスがありますね。意味は通じると思うのでご容赦を。
しかし若輩なので↓を読むまで知らなかったのですが『サイコホスピダー』のモデルになった「宇都宮病院事件」はかなり悲惨な事件だったようで…。
http://gonta13.at.infoseek.co.jp/newpage296.htm
投稿: koo | 2006/06/26 17:46
>アシのやっていることは漫画描きではない、ってんだったら別にいいけれど。
フォローサンクス。言いたいことはそんな感じ。
絵の才能はあると思うけど、物語を作ること(描き切ること?)を楽しめるタイプじゃない気がする。
投稿: 牌_フェディダ | 2006/06/26 18:14
↑「サイコホスピダー」、さっそくアマゾンから注文。ついでにリンクも貼りました。
投稿: たけくま | 2006/06/26 18:14
ドモ五郎、20年ぶりに再読しました。細部、多少記憶違いがあるものの、おおむね覚えていた通りの内容でした。
私はこの作者、この漫画を楽しんで書いていると思いますよ。特に後半の雨のシーンのオーバーアクト気味なキャラ表現などどう見てもノリノリだし。(笑)
ペシミストの人は基本的に(暗いもの=エンターティメント)なのではないでしょうか?
投稿: デカイチ | 2006/06/26 18:16
イエスさんは、ブログを読んでもなんとなくわかるけど、基本的に楽天的な人なんだろうと思う。で、悲惨な状況もどこか楽しめるような。でなけりゃ30年も続かないですよ。
投稿: たけくま | 2006/06/26 18:18
こういう因果の固まりみたいな人がきちゃって、しかも作品が残せてしまう漫画界ってフトコロが広いなあと関心することしきりです。
暗いと言いますが初期の青木雄二なんてもっと暗くて衒学的で絵も濃ゆかったですしね。
投稿: | 2006/06/26 18:31
恐らく作者は暗い七十年代風劇画が大好きな人だと思います。もし、このドモ五郎が当時のヤングジャンプでアンケートをとれていれば、この作者はこの手のド暗い劇画をその後もノリノリで発表し続けたのではないでしょうか。
しかし時代は八十年代バブル、あの頃のましてやヤングジャンプで、これが人気とれたとはどうしても思えない.....。
だとしたら、やはりその後むりやり明るめのラブコメを描いてこいと云われたりするはめになるわけで.....。
彼が漫画を描けなくなったのは、物語を作る苦痛などでは無く、その辺のジレンマにあったのでは?
それからこの作品、漫画家審査員はともかく、編集者は読んであまりいい気がしなかったのではないでしょうか?
痛烈な編集者批判ともとれる内容ですからね.....。
投稿: デカイチ | 2006/06/26 18:31
ドモ五郎で、針さんに激賞されるシーンは
妄想だとばかり思ってたら、後で現実だとわかった。
こういうのちゃんとわかるように描けないのは
マンガとして致命的。アシ歴数十年でこれじゃ
まずいだろ。
投稿: しろ | 2006/06/26 18:41
背景が書き込んであるのに泣けました・・・。
投稿: 仁 | 2006/06/26 19:38
うあ、間違えてしまった。
ドモ五郎 ですな…。
ご自身でも書かれてますが、確かに12〜14ページは普通に読んだら駅のベンチで妄想してるようにしか読めませんね。
デビュー後ならネーム段階で直されるところだな。
サイコホスピダーはリンクから注文しました。
投稿: ポン一 | 2006/06/26 20:09
>イエスさんは、ブログを読んでもなんとなくわかるけど、基本的に楽天的な人なんだろうと思う。
そう、楽天的"過ぎる"のだと思います。
計画がある上での楽観はプラスに働くのですが、計画が無い状態での楽観はつまり流されるままになりがちですから。
あと、この方は絵を描くことはもちろん、漫画を描くことに関しても少なくとも最低限の才能はあるのだと思います。欠けていた才能があるとすればそれは商業的なものだと思います。
単に漫画を描くことと、商業的に求められる漫画を描くことは必ずしも一致しないわけですが、そこのところで冷静に自分を分析できなかったのかな?と思いました。
自分のナチュラルな作風と商業的な要求が一致する人は運が良いわけですが、どうもそうではなかったらしい。
それと、この商業的な意味で求められる才能は時代(流行)とともに変化するので、デカイチさんがおっしゃるようにこの方が70年代前半に活躍の場を持つ年齢であったなら少し違った人生になっていたのかもしれないと思います。
それが誤算の元だったのかも。
ホント、運ですね。
あ、漫画家に限らず基本的にはどんな職業でも同じですけれど。(一応、足しておきます。笑)
投稿: 骨男 | 2006/06/26 21:11
デカイチさんに同感です。
あのころのヤンジャンのラインナップを考えると
「運」とはなにかと考えてしまう。
この年は、きたがわ翔氏が、少女マンガから
ヤンジャンに活躍の場を移したときですね。
イエスさんの人生の中で、一番やる気があって、
作品つくりに気持ちが向いていたときに、
80年代…。
でもネットって、こういうふうに時空を超えて
また出会えるわけですね。
今、見ると、別に今のヤンジャンにのっていても
いいかなあと思う。
若者、いま、けっこう泥臭い。
投稿: | 2006/06/26 21:13
「宇都宮病院事件」は宮部みゆき「レベル7」のもとにもなっていますね。
投稿: 岡本哲 | 2006/06/26 21:39
お。「サイコホスピダー」、安いのは売れてしまったみたい。あとは個人出品のバカ高いのしかないですね。アマゾンの中古出品、あの価格はなんとかならんものか。
他のオンライン書店には、まだ安いのがあるかもですよ。
投稿: たけくま | 2006/06/26 21:47
みなさん理解があるようなふりをして、その実けっこう残酷ですね。
投稿: Aa | 2006/06/26 22:20
こういった高齢アシスタント残酷物語は、結構よく見るモチーフですね。
「編集王」にもあったような……
『雨のドモ五郎』は、追いつめられたドモ五郎の狂気と正気の境目を描きかったのでしょうね。
(『Good Save the すげこまくん』のヨシオお兄さんも同じモチーフですね)
その疆界が曖昧だという心理を描きたいが故に、しろさんやポン一さんのように感じる読者も出てくるのでしょうね。
ボク自身は、狂気に落ちた針さんに激賞されるのが、希望に繋がるというのが共感できないので、「ふ~ん」という感想です。
病院シーンは、さすが、という出来で迫力がありましたけど。
投稿: 西麻布夢彦 | 2006/06/26 22:43
こんなにバックがまともに描けているのに
マンガは明らかにヘタですね。
そこが面白いわけですから…、プロにならない
事が救いになる。
これ以上ウマクなってしまうと凡作という
ことでしょう?
ドアーの部分の表現が、意識的に面白いと考えて
描けるんだったら、それはそれで、全く違った
質の作品になってしまうんだろうし…。
「いま、ネットで発表するオカシサが
加わって得をしている」面白さではある。
それ以上では無いような気が…、ヘタな
ぼくがこんなことを言えたギリではないが
言ってしまう。
いや、言わないと失礼かも知れない!?
何言ってんだよジイサン!(←ぼくのことです)
投稿: 長谷邦夫 | 2006/06/26 22:47
いやまあ、作者の意図がどうだったかは別として、これはホラー漫画でしょう。最後に精神病院を脱走してまで原稿をとりにくる副編集長の姿には、なんか漫画としてうまいかどうかを超越した恐怖を感じました。
あと、人間の哀しさみたいなものも。
確かに、長谷先生の言うとおり漫画としては明らかにヘタなのだけども。僕はこの作品、妙に好きなんですよね。
投稿: たけくま | 2006/06/26 23:32
イエス小池さんのブログを読みました。とても興味深い内容でした。こういう方っているんですね。なぜだか共感してしまいました。フツーではない漫画(漫画以外でも)に飢えている私としては小池さんのような経験を持った方が描いた漫画に興味がわきます。アマゾン高いですね。注文してしまいましたが。
投稿: ぷーすけ | 2006/06/27 00:00
はじめまして
>ドモ五郎で、針さんに激賞されるシーンは
>妄想だとばかり思ってたら、後で現実だとわかった。
>アシ歴数十年でこれじゃまずいだろ。
ドモ五郎を描かれた頃はまだアシ暦13年ですね。
13年も数十年も同じだという声もあるかもしれませんが、一応。
また、イエス小池さん自身、同様の反省を冷静にされてもいるようです。
http://www.webmanga.jp/webmanga1/webmanga.1.hajimeni/webmanga.p10.11.12.13/webmanga.p12.13/manga.p12.13.html
ドモ五郎の内容と現在のイエス小池さんが重なって、最近の作品だと勘違いされてる方がもしかしたらいらっしゃるのかなと感じました。
実際には、32歳ごろの作品、まだ、十分に夢を抱いていた頃だと思います。
アシのまま、ドモ五郎の歳を越えるとは思ってもいなかったんじゃないでしょうか?
投稿: 腸 | 2006/06/27 00:21
すごい漫画と面白い漫画はまったく別のものなんだと
ひさびさに実感しました。
投稿: | 2006/06/27 00:25
>人間の哀しみ
これは有りますね。
そういう点では『ナニワ金融道』にも
それが有った。
ホラーかあ……にゃるほど。
投稿: 長谷邦夫 | 2006/06/27 00:41
安っぽい感想だが、わけわからん状態で病院抜け出してまで作家を激励しにくる副編の漫画熱(というかキチガイさ加減)にグッと来た。なんだか原始的な感動がある。
あえてツッコミを入れずに読みきる方が面白い作品だと思う。
投稿: | 2006/06/27 03:00
僕も宮部みゆきのレベル7で宇都宮病院事件を知りました。恐ろしい話ですね。
興味を持ってネットで調べたら、まだ病院は経営されていて、当時逮捕された院長がまだ院長をやってるそうです。
投稿: 安田 | 2006/06/27 04:04
「たけくま効果」があったことは否めないけど、面白い漫画でした。ラストページだけが違和感がありました。読めて良かったです。ありがとうございました。
投稿: おもしろかったです | 2006/06/27 06:43
感動しました。
僕も30過ぎていまだに漫画家を目指しているので、
親身に感じてしまったのかも知れません。
今になってたけくまメモで注目されるのも「運」のひとつですね。
そういえばイエスさんの師匠の最近の自伝的なマンガも面白かったですね。
投稿: 座二郎 | 2006/06/27 12:34
「中年ジョージ秋山物語WHO are YOU」と同じにおいがしておもしろかった。
投稿: | 2006/06/27 15:12
普段から、たくさんのマンガを読み流している私ですが、この作品は一日おいても頭の中から、後半の鬼気迫るシーンが消えてくれません。
狂気と感動が入り混じった不思議な熱さ…いや、良い作品でした、軽いのを好む友人には勧めにくいですが。
投稿: nao | 2006/06/27 17:35
こんにちは。初めて書きこまさせていただきます。
竹熊さんの紹介に促され、yesさんのブログの膨大なアシスタント伝を読んだ後に「ドモ五郎」を見ましたが・・
うあ。思い出しました!
当時、私も漫画家を目指していて(月例賞佳作どまりでしたが、違う業界にいる今でも目指してます)、大賞を取ったこの作品には興味津々で読んで、強烈なパワーにのけぞった思い出が甦りましたよ。
しかし当時でも、このタッチは「古さと粗雑さ」がキツくて、読みはじめは「え?YJて、ガロでも目指してるの?」と感じてました。(ええまだ「ガロ」の威光(残照)があった頃で。)今思えば雑誌の懐の深さをちょっと感じますね。
しかし読み終わって、そんな上っ面の批評を吹き飛ばす「パトス」の爆弾に吹っ飛ばされ、これは俺には描けんな。と思ったのでした。
それにしても、すごいアシスタント伝のyesさんが「ドモ五郎」の作者だったなんて・・。いまさらながら、竹熊さんに感謝させてください。ありがとう。
そのチカラは、いわば「紹介力」というものですね。
投稿: エイジロー | 2006/06/28 11:31
編集の言って来るマンガを描いて来て一人前だ。
今の奴らは自分が決めた作品以外を書けとなると閉口して結局物にならないってどこかで読んだ記憶があります。ううん・・・何にでも転用できますね。
投稿: YUUSAKU | 2006/06/29 00:58
スゴイ!感動した!とかいって持ち上げて注目させて、はすからみておもしろいんですよ というようなことを言うのは、なにか人を馬鹿にしている感じがして不愉快だなあとおもいました。公開している作品にどんな感想を言ってもいいわけですけど、やり口がなんというか。
投稿: 周二 | 2006/06/29 13:41
自分自身に対して向けて描いたマンガのように読めました
なんていうか読者の方をむいてない感じ
たとえばドモさんが夢を抱くのが漫画じゃなくスポーツとか他の職業とかだったら
もう少し普通の面白さになったんじゃないでしょうか
なぜ成功してない人にかぎって自伝を描きたがるのでしょうかね
あなたの人生は自分で思ってるほど波乱万丈でも面白いものでもないのに
投稿: k | 2006/06/30 00:26
タッチを今風にブラッシュアップして、よい原作がつけば、モーニングあたりでどうかなと思う。
基礎が出来ているのだから。
投稿: hajime_kuri | 2006/06/30 16:39
志望者ものって、読者の涙でマンガの面白さを表現しちゃいますよね。こういう手法っていつごろから始まったんでしょう。
ドラえもんではのびたの爆笑でマンガの面白さをあらわしてて、あれはきついですけど。
投稿: パンチラ | 2006/07/01 09:34
うーん。すごい。気持ち悪い。
ドモ五郎を二度読んだら、吐き気がしてきました。
……でも、『面白くはない』。
エンターテイメントとしては最低点だけど、何かを伝える芸術としてみるなら、点数は高いんじゃないでしょうか。
彼は、ギャグ漫画を描いたほうがいいと思う。漫画家のこだわりやなんかを笑い飛ばすような感じで。
あと、常識人のキャラクタを作った方がいいと思う。ギャグ漫画であれ、ストーリー漫画であれ、常識人は必要。
でも、この作者の作品には常識人が登場しない。
作者は多分、常識人を描けないんじゃないだろうか?
そこがエンターテイメントを描けるか、描けないかの境目のような気もする。
投稿: 岡目八目 | 2006/07/01 15:09
下手なドキュメント漫画よりもリアリティってか生臭い感じがむしろよかった。
投稿: 七資産 | 2006/07/01 19:33
チエちゃんに激萌え。
投稿: 紅蓮 | 2006/07/04 13:11
なんか知らんけどこれで読むの四回目か。
俺の感性がずれてるんだか知らんがこれすげぇ面白いと感じるよ。
なんか「仕事黙示録カイジ」って感じがしていいなぁ・・。
投稿: はげ | 2006/07/28 01:28