奇跡!ばるぼらさんの『ウェブアニメーション大百科』が
こないだばるぼらさんに会ったときには、「夏前には出ます」って話だったもんで、どうせ来年発行だろう、くらいに思っていたんですよ。なにせあのばるぼらさんのことだから。そしたら、本当に夏に出たのでビックリしました。やればできるじゃん。
そんなわけで『ウェブアニメーション大百科』ですが、この2006年7月という時点においては、ネットで見られる個人アニメーションの決定版的ガイドブックとなっております。
さすがは『教科書に載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』を書いた人だ。ご本人はいろいろ不満もあるようですがなかなかどうして、よくできてますよ。
定価が2200円といいお値段のような気がしますが、実はこれ、CD-ROMつきでこの値段なんですよ。本には328タイトルのアニメが紹介されてますが、そのうち160本がCDにも収録されてる。つまり、本書で取り上げられた多くの作品が直接見られるわけです。さらには初回限定300部まで、人気作家のトレーラーDVDももう一枚付いてる。いろいろあって結構お買い得ではないかと。まあ、本文にも作品のURLが全部載っているんですが、CD-ROMがあればいちいちURL打ち込んだり検索したりしなくてすむわけですよ。
ポエ山さんや丸山薫さんなど、ウェブアニメ界の著名人のインタビューも載っていますし、FLASHを中心としたこの世界の歴史もバッチリ把握できます。そのうえ、
巻末には俺とばるぼら氏のウェブアニメ対談まで載っております!
俺も「たけくまメモ」でさんざん書いておりますように、ウェブアニメは今黎明期にあり、それだけにいろんな試みをいろんな人がやっていて、非常に面白い時期だといえます。それこそアート系も、エンタメ系も、オタク系もゴチャゴチャになってる。それがまた面白いわけです。
既成の業界システムとは無縁の場所で成立しているので、既成の業界が陥っている問題ともとりあえず無縁ですしね。FLASHによる個人製作であれば極端な低予算で作品が作れるので、いわゆるスポンサーの縛りからも自由でいられる。
本書は、そうしたシステム的な違いも踏まえ、ウェブアニメの置かれる現状と可能性、そして展望までもがきちんと書かれてある。現時点での最良の教科書ともいえます。カラー図版も豊富でよくもこんな短期間に、この値段で作れたものだと。
これから1~2年くらいの間、この世界は激動期に入りますので、興味のある人には本書は必読でしょう。
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» ウェブアニメーション大百科 [エムスクール風な何か、 ]
竹熊健太郎さんのたけくまメモで、ウェブアニメーション(フラッシュアニメーション)について紹介されています。 ■ 奇跡!ばるぼらさんの『ウェブアニメーション大百科』が このような書籍が出るのですねー。いろいろ探す手間を考えると、CD-ROM付きで安価ですよね。 こ..... [続きを読む]
受信: 2006年7月31日 (月) 13時01分
» ばらぼら「ウェブアニメーション大百科」 [[N]]
▼ウェブアニメーション大百科 GIFアニメからFlashまで 翔泳社のどなたかが送ってくださいました。ありがとうございます。 ということで、ウェブで見られるGIFアニメーション、Flashの歴史教科書です。まさかウェブアニメーションで一冊の本が書けるとは、というのが、まず驚きでした。 でも、読み進んで行くと、確かに深い歴史があるのですよね。「ゴノレゴ」と懐かしかった。Flashが「Future Splash」を略したものだとは気付きませんでした。 10年くらい前にNetscapeの原稿を書いた時に、... [続きを読む]
受信: 2006年8月 6日 (日) 10時58分
» ☆GIF動画で顔文字☆無料で大量配布☆ [携帯動画顔文字の杜]
こんにちは。突然のトラバ失礼しますm(__)m鐓�鐓�鐔削��
GIF動画で作った動く顔文字集のサイトを作ってみました!一応携帯電話専用ページです。
ぜひ一度、見てやって下さいね。ありがとうございました。 [続きを読む]
受信: 2006年8月 6日 (日) 22時46分
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コメント
こないだ、手塚治虫特集のDVDを見たら
手塚さん
「ボクはもう日本のTVアニメには失望してましてね、なんで日本からはアートアニメ作家が出てこないのか!」
と激昂しててマジ怖かったです。
ちょうど「ジャンプ」という個人制作作品を発表した後とかで(少女の視点がジャンプして最後に核ミサイルの中につっこむ)。
今のフラッシュアニメを見たら手塚先生はさぞ悔しがることでしょう、というたけくまさんの言葉がよくわかりますた(汗
投稿: 情苦 | 2006年7月28日 (金) 11時12分
個人製作アニメが商業化したら、漫画家(とりわけ週刊連載の)と同じで
数年で燃え尽きるような危険性があると思うんですが。
http://plaza.bunka.go.jp/museum/article/comadori/sp02_1.html
こちらで押井守が個人製作ではなく集団制作の重要性を繰り返し説いていますが、
やはり長時間仕事場に閉じこもることになるような仕事の場合、
集団の方がいいのではないでしょうか。
投稿: | 2006年7月28日 (金) 18時02分
>『ジャンプ』→『ジャンピング』です。
動画は小林準治さんが、ご指名で
担当。なかなかの実験作品ですね。
「月刊広場」に彼のエッセイが連載中。
投稿: 長谷邦夫 | 2006年7月28日 (金) 18時37分
小林さんは虫好きの方とうかがっております。
ちがっていたらすいません。
投稿: Aa | 2006年7月28日 (金) 19時07分
>>『ジャンピング』
あ
ご指摘ありがとうございます。
リンク先
>>昔の特撮映画そっくりにつくりたい」という一点突破で
押井さんの言ってるのってもしやネガド・・・
樋口さんすごい形相だ(汗
投稿: 情苦 | 2006年7月28日 (金) 19時21分
最初の1行目間違ってません?>こないだ「ぼ」るぼらさんに……
投稿: とおりすがりん | 2006年7月28日 (金) 23時09分
あ、本当だ。直しておきましょう。
投稿: たけくま | 2006年7月28日 (金) 23時39分
ジャンピングとそれに続くおんぼろフィルムは久々に実験アニメが表舞台に出てきたとひどく感激したのを思い出しました。やわらか戦車もネガドンも新しい物をわざと古く見せていると言う時点でおんぼろ~の系譜に連なる作品なのだ(あ…青臭い)
元FLASH作家のかにむそ氏がもうすっかりフラッシュをいじらなくなった理由が「儲からなかったから」なんですが、ちょっと時代が早すぎたのかもしれません。こんな時代が来るとは…。
パソコンとソフトと根性とアイデアがあればアニメが作れる時代に手塚先生が生きていたら…フラッシュ黎明期にいち早く手をつけていたでしょうし、今時分ぐらいにはもう次に手を出していたのではないかと。青いブリンクなど今のCGによるアニメーションの先駆けだと思ったのですが。レンズマンはどうでしたっけ?
投稿: 永田電磁郎 | 2006年7月29日 (土) 11時10分
宮崎君と駿石
http://www.youtube.com/watch?v=Nt6JDpvHsB0&feature=Views&page=3&t=t&f=b
いや~笑ってしまいました。
投稿: 忍天堂 | 2006年7月29日 (土) 20時07分
↑ なんだこりゃあ~(爆笑)♪
おもしろーい♪
投稿: トロ~ロ | 2006年7月29日 (土) 21時18分
まあ、海外じゃFlashですでに何本もTV用商業作品が作られていて、アニメーションの標準ツールになっていますけどね。
投稿: 二丸 | 2006年7月30日 (日) 17時02分
まあ、海外じゃFlashですでに何本もTV用商業作品が作られていて、アニメーションの標準ツールになっていますけどね。
投稿: 二丸 | 2006年7月30日 (日) 17時02分
たけくまさん、
お忙しいところ大変に申し訳ありませんが
「ゲド戦記 観劇日記」の掲載を
心待ちにしております。
わくわく。
投稿: トロ~ロ | 2006年7月30日 (日) 19時00分
↑まだ見てないんですよ~
投稿: たけくま | 2006年7月30日 (日) 19時52分
ゲドどころか、スク水。。。。絶句
常識の範囲内にいたボクが愚かだった。
あああああ。
投稿: トロ~ロ | 2006年7月30日 (日) 23時02分