コミックマヴォVol.5

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2006/09/04

インディーズアニメ進化論

実はこないだ8月31日に、お茶の水にあるデジタルハリウッド東京本校で「インディーズアニメ進化論」というトークイベントが行われました。俺もゲストで登壇したのですが、『サルまん』イベントがらみでゴタゴタしてうっかり書くのが遅れてしまった次第。

当日デジカメも持って行き忘れたし、どうしようかなあと思っていたら、「アニメ!アニメ!」さんがうまくまとまったレポートをブログに掲載してくださいました。ちょっと横着してリンクを貼らせていただきます。

http://animeanime.jp/report/archives/2006/09/post_38.html
↑アニメ!アニメ!より

当日はだいたい上の通りだったんですが、俺としては「たけくまメモ」その他で書いてきた持論を述べたにすぎません。

ただ文中の俺の発言「日本最大の特徴であるリミテッドアニメーション」という言葉についてなんですが、もちろんこう発言した記憶もあるので間違いではないのですけど、いい機会なので、より正確に「日本のテレビアニメで特別に発達した“日本型リミテッドアニメーション”」というふうに俺の方から訂正させていただきたいと思います。

本来「リミテッド」とは、たとえば米アニメ「パワー・パフ・ガールズ」のように、「グラフィカルにデフォルメされ、様式化した作画スタイル」のことを指すので、必ずしも「セル枚数の節約」を意味しているわけではありません。ところが日本においては手塚治虫がテレビアニメを始めた際に「節約・手抜き」の意味で「リミテッド」を解釈し、採用してしまったフシがあります。少なくとも手塚本人についてはそうです。そして、それは戦後の「作画技術より、ストーリーを重視した」日本マンガ(手塚マンガ)の特徴とも、本質的には同じだと思うわけです。

手塚の本質はストーリーテラーであり、「物語を実現する手段」としてマンガがあったのではないか、と俺は考えているわけです。そしてそのことは日本のテレビアニメや、現在のFLASHアニメにも通じているのではないかという意味で、当日あのように話した次第です。

リミテッドアニメーションについては、次のエントリを参照してください。

http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2005/09/upa_07a5.html

俺からの訂正はこれくらいで、あとは簡潔によくまとまった素晴らしいレポートだと思います。当日は満員の盛況で、アニメ関係者ばかりでなく放送・広告業界の人なども多数いらっしゃって、FLASHアニメなどの「インディーズアニメ」が熱い注目を集めていることを実感させられました。この分野も、これからますます面白いことになりそうです。

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コメント

さるまんも構図的に

二人の顔アップ、横から見た正座する二人、
相原を蹴り倒す竹熊など、毎回同じ構図が
出てきますのが、何かフラッシュアニメのような
テンポですよね。

たけくま先生のフラッシュアニメへの興味も
かなりのものですし、
もしかしてもうそういう計画が動いてたり
したりなんかして。

投稿: apg | 2006/09/04 09:14

「サルでも出来るFlashアニメ」
なんか雑誌の記事等で既にありそうな気が(そういう意味では無いですね)。

しかし、あの二人がフトンかぶってアフレコとか似合いそうだ。

投稿: 通公認 | 2006/09/04 10:09

eアフィリは見境なくスパムコメントを量産している輩です。
即刻削除するとともに、IP規制をしないと過去のエントリにもスパムコメントをつけられますよ。

投稿: MooH | 2006/09/04 18:20

↑了解。IP規制しました。

投稿: たけくま | 2006/09/04 21:50

その24、あるある大辞典のニセ実験と洗脳
その25、地デジに踊らされるな
http://www.geocities.co.jp/SweetHome/8404/index.html

投稿: | 2006/09/05 04:30

↑逃げ隠れするなよ。いちいち。
ユカは「隠れ」たけくまファンなのか?あーん?

投稿: にょろ | 2006/09/05 12:44

↑「ユカ」は削除してIP規制しました。
きりがないですね…

投稿: たけくま | 2006/09/05 14:01

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