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2007/08/20

やおい化しやすい一次創作とは?

『サルまん2.0』でやおいネタをやるための「一次創作」を考えている…とこの前書きましたところ、さっそく「1976腐女子」さんのブログから反応をいただきました。非常にためになる内容で、参考になりそうなエントリです。

http://d.hatena.ne.jp/emifuwa/20070820#p1
↑「1976腐女子」801にしやすい一次創作のつくりかた

やおいの元ネタにおいては、二人の美少年を設定することはもちろんでしょうが、その二人の関係というのが、

「仲はよくないが、勝負の場面では誰よりもわかりあっている」

というご指摘などは、なるほどと思いましたね。

またいろいろバラエティに富んだ周辺キャラを配置することもポイントみたいです。メガネ先生やライバルの父親(頑迷オヤジ)とか。主役だけでなく、さまざまなキャラをかけあわせて楽しめる配慮が必要、ということでしょうか。

ただ「一次創作の中に801的要素を匂わせないこと」という心得は、どうなんでしょうか。1976腐女子さんにおいては重要なポイントであるようで、俺も最初は「なるほど」と納得していたんですが、ただそれだと

エヴァのカヲル君の回はどうなるんだろう?

というのが気になりました。あれ、一次段階からして801そのもので、実際、当時はものすごく腐女子受けしたことを覚えているんですが。庵野監督も、露骨に腐女子を狙ったようなことをインタビューで言ってましたし。放映後のコミケで「カヲル×シンジ」の“島”が出来たときには、スタッフ一同ガッツポーズだったみたいで。まあ、ストーリー的にも重要なエピソードでしたので、腐女子ウケだけでカヲルを出したわけではないと思いますが。

まあカヲル君のエピソードは、一次段階でもあれだけやおいレベルが高ければ、そのままで「やおい」として腐女子ウケするんだということかもしれませんが……あれって「例外」と考えたほうがいいんですかね?

ちなみに今考えている「一次創作」のネタについては、次かその次のエントリで公開するつもりです。たぶんサルまん本編では全貌を出し切れないと思うので、そこはブログで少しずつ展開したいと思っています。

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サルまん」カテゴリの記事

コメント

初めまして、1976腐女子のemifuwaです。

御指摘のカヲルくんの件ですが、私はエヴァについては明るくないのでわかる範囲内で説明します。
エヴァの場合は「作り手側が非常に巧かった」特殊例に属すると思います。

確かにあの手のキャラクターは成功した場合は爆発的な人気を得ることが出来るのですが、スベった時の破壊力も凄まじいのです。素人にはおすすめできません。
また、原作であまりに1対1の801関係を匂わせてしまうと、他キャラとのカップリングがしにくいという大きなデメリットもあります。これ、実は結構重要です。

もし挑戦されるのであれば、カヲルくんがシンジに近づく理由など、話にきっちり絡んだ形で801風味を演出できれば、その(キャラの)態度が多少逸脱していても、視聴者には支持されます。
単にBLっぽいとか801っぽいとかだと、喜ぶ腐女子もいますがドン引きする腐女子も少なからずいます。話の展開の上での必然性が大事です。腐女子も、もえに身を投じるためのエクスキューズが欲しいのです。

一次創作を完全に801化仕様として作るのならば、『テニスの王子様』のようにズラッとキャラクターを用意して「どのキャラでもお好きにイキに組み合わせてください」のもえカタログタイプか、カヲルとシンジのようにあえて1カップリングに的を絞って作るか、考えた方がいいかもしれません。
手っ取り早いのはなんとなく後者でしょうか。

投稿: emifuwa | 2007/08/20 19:21

面白いカヲル君論がありました。
http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_2c8c.html

投稿: ジャック | 2007/08/20 19:36

>1976腐女子さま

あー書き込みありがとうございます。やはりカヲル君は例外ですか。
いや、今少年が二人出てくる一次創作を考え中なんですが、あまり最初からやおいっぽいのもアレだしなあ、と思っていたんですよ。そこに1976腐女子さんのエントリを見つけて、なるほど、しかしカヲル君は?と思っていた次第です。

参考になりました。

投稿: たけくま | 2007/08/20 19:49

「おおきく振りかぶって」などはマンガそのものだとまじめ、かつ技術的な野球マンガですが、主人公(投手)がヘタレ受け、相方(捕手)が強気攻め、という、その手の層の需要にぴったりであることがあげられます。
 男性向けハーレムマンガにも「ツンデレ」とか「妹」「幼馴染」などカテゴリがあるように、こういった分類を体系化してくれたら面白そうですね。
 ちなみに男性と違って腐女子は受け、攻め、カップリングの些細な異差で派閥や争いが起こる、この辺も男性のエロとは違って面白いです。

投稿: 腐った女の方程式 | 2007/08/20 20:01

 腐女子は作者の作為を感じると引いてしまう傾向はありますね。
 一つワタクシオススメを一つご紹介させて頂こうと思います。
http://www5.ocn.ne.jp/~juchi/library/gyosin/title.htm
 ここで重要なのは原作の先生が全くの無自覚でこの作品を描いてる所に大変な萌えがあるのです。おお振りのひぐち先生も天然でアレをやらかしてるので、作家の才能の一つは無自覚である事、だとしみじみ思います。
 因みに、そこに腐女子が萌えを感じている事に嫌悪感がある作家さんもいらして、「イヤだ!直したい!」と思ってらっしゃる旨を伺った事があるんですが、天然物の貴重な才能なのでそこん所は失われて欲しく無いですね。

投稿: 鴎 | 2007/08/20 21:39

 いつも楽しく読ませていただいております。
 96年ごろにエヴァンゲリオンの同人誌でお世話になりましたブラックウッドです。
 あれから連絡を取れずに申し訳ありません。あの後色々あって田舎に帰ってしまいましたので。

 ともあれ、お気を使わせては申し訳ないのでこれまでコメントは控えて来たのですが、今回のエントリでお悩みでいらしたみたいですので、少しでも創作のお手伝いをさせていただきたいと書き込ませていただきます。

>ただ「一次創作の中に801的要素を匂わせないこと」という心得は、どうなんでしょうか。

 どうやら一部では「やおいにしてくれといわんばかりの狙いすぎの展開は禁物」というのは半ば常識であるようですよ。

 私の聞いた範囲では「やおい2次創作」というのは「スキマ産業」というか「行間を読む」様なものなのであって、普通にやったのでは面白くないものらしいのです。むしろいじる側である「アレンジャー」(??)としての沽券にかかわるというか、プライドが許さないというか…。

 よく「政界やおい本」や「プロ野球やおい本」などがありますが、あれは「こんなものまでやおいにするのか!」と驚いてもらうことの方が比重が高い面があるそうです。
 元々「やおい二次創作」そのものが「こんな遊び方をするのか!」という遊びですし。
 ではカヲルくんはどうなのかということになるのですが、私の見る限りことエヴァに関して言えば「新世紀エヴァンゲリオン」そのものが既存のアニメの二次創作的な側面があり、「ロボットアニメの枠組みでこんなことをするのか!」といった捉え方をされていたのではないかと。

 また、オタク全般に言えるのですが「敢えて自ら騙されて楽しむ」というプロレスファンにも似た「共犯意識」が存在する場合もあるそうです。

 ともあれ、難しいですが「やおいにされそうな一時創作」を作中作として作るのならば、敢えて「絶対にやおいには出来そうも無い」作品を提示して、「それでもなお強引にやおいにされる」などという方法も面白いかも知れません。
 それこそ腐女子の方々は「レズ漫画」を男に読み替えてホモ漫画にする程度のアクロバットはこなしますので。

 これからも頑張ってください。それでは。

投稿: ブラックウッド | 2007/08/20 22:27

新聞受(郵便受)BOXと新聞紙でやおい構築が出来る発想があるように、「狙った」発想以外がポイントなんじゃないですか?
惑星や漢字と平仮名、本と本棚のように無機物相手でもアクロバットに想像できるのであれば、狙わずに「当たり前の友情や人間関係」を広く濃く突き詰めて表現してあると、創造の余波が腐女子の方々に流れていくように見えます。

投稿: 通りすがり | 2007/08/20 22:38

筋違いかもしれませんが、
是非平田作品の801本を見てみたいです。

投稿: kk | 2007/08/20 23:04

皆さんのカキコ色々ためになります(笑)!

「思わせぶりはかえって引く」というのだと、オレは「HUNTER&HUNTER」漫画として好きなのだが、あれもヒソカ(えっとピエロみたいなヤツね)の言動とかにそれっぽいのがあってオレはげんなりすることがあるけど、腐女子の方々はアレを見て「きゃーー」とはなっていないんですね。ベンキョーになりました。
しかしヒソカとかコメント欄にも出てきた魚神さんとかは「少年愛(ショタって最近は言うのか)」じゃあないのか。キャプ翼だってショタだと思うけど、、、ショタの女子というのはロリコンの男性とは全然違う心理構造なんでしょうか、、、昔山田南平という人の少女漫画で小学生の男の子につきまとう女子高校生の話(「150センチの彼氏」とかそんな題名)があったような、、、

オレは常々「あしたのジョー」の白木葉子嬢は実は腐女子で陰で「フフフ矢吹君×カルロスもイイわね」とほくそえんでいるのだと思っている。そうでないとあんなに愛する矢吹丈にあんなに強敵をぶつけ続ける理由が分からない。

投稿: たにしんいち | 2007/08/20 23:21

「130cmのダンディ」(「大人になる方法」としてシリーズにまとめられましたが)ですね<山田南平>たにしんいちさま
あれは「小学生の男の子につきまとう」というより純粋に歳の差カップルだと思います。別に小学生だから好きになった(→歳をとったら興味を失う)わけではないですし。

本題の「1次でやおいを露骨にみせるようなのは退く」論ですが、emifuwaさんのおっしゃるように見せ方がうまいかどうかも関わってくるような気がします。
あと、読み手の許容範囲の中におさまるかどうか、人によるかもしれませんね。あえて乗ってやる、と思う人もいるでしょうし。個人的にはヒソカ×ゴンは……どちらかというとやおいというよりネタ的な感じがしました。

最近ですと狙ってるかどうか議論になるのは「REBORN」あたりでしょうか。しかし狙ったように見える漫画でも行間からいくらでも発展させる想像(妄想)力を発揮するのが腐女(男)子なので、「そういう萌えがあったか」と思わせられることがしばしばです。

投稿: gmax | 2007/08/20 23:52

gmaxさまご丁寧にどうもです

ヒソカ×ゴンは狙ってる
→あっそーか、グリードアイランド編でヒソカが「キミはどんどんおいしくなっていく(たしか)」とかキモいセリフを言ったりするあたりからおかしいと思っていたのですが、アレは確かに狙っていると考えると合点がいきます

「大人になる方法」は年齢差カップルもの
→これも納得しました 年齢差カップルというのはすげえ古いのだと「奥様は17才」とか、最近でもアニマックスで幼稚園児の少女とイケメン男子高校生のカップリングの話(たぶん原作があるんだと思うけど全く興味が湧かなかった)とかあるけどすいませんが全く理解できないジャンルです あっでも「大人になる方法」は確かにそういうセンで読むべき作品ですよね

投稿: たにしんいち | 2007/08/21 00:20

>「そういう萌えがあったか」

まさしく「粋」ですね。

投稿: 骨男 | 2007/08/21 00:30

おお振りの作者が天然でやっているとはとても思えませんね。
その前の短編でホモ漫画描いてますし。
あの人自身が腐だから、
見せ方を「わかって」やっているとしか思えません。

投稿: z | 2007/08/21 01:19

最近は腐女子的なセンスを隠そうとせずにメジャーで受け入れられてる人がでてきてるじゃないですか。羽海野チカとかもうでてますがひぐちアサとか。

青木光恵とかも出自はそうだけど商業誌でははだしませんでしたよねえ。このへんもなんか、時代が一巡したって感じがします。

投稿: nonbug | 2007/08/21 01:24

連投失礼。

ちなみにこんな萌えがあったのか話で、濃いなあと思ったやおいネタですけど、スーツアクター萌えというのがあって。

つまり戦隊モノにおける、後楽園遊園地とかでやってるヒーローショーの中の人(スーツアクター)のカップリングを妄想するという。マニアは動きで分かるそうで、ああ今日はあの人がこっちに入ってるとか、そういうことで妄想の幅を広げるとか。

もう、フィクションと現実が多重的に交錯する話にクラクラしましたね。男ってこういう萌えかたはしないよなあ。

投稿: nonbug | 2007/08/21 01:35

 たにしんいちさま、お見事です!正に明日のジョーの葉子お嬢様のその心理が腐女子です。でもカルロス攻めジョー受けを推しますよワタシは!(笑)
 巨人の星で言えば明子姉さんが柱の影から「花形くん×飛雄馬よね」と思い、釣りキチ三平のゆりっぺの立場から「魚紳さんと三ちゃんのネタだけでご飯三杯はイケる!」と思うのが腐女子です。
 因みに、キャプテン翼はキャラがショタだからハマるわけではなく、彼らの関係性に燃えを感じるんですよ。(ショタでハマるお人もおいででしょうが。)キャラが58歳でも問題はありません。
 仮に野球で言えば、野手が何がなんでも投手に勝ちをつけるために死に物狂いでヒットを打つ、という行動をみて、ここに何か臭いものがある!と萌えセンサーが反応するのです。
 さらに、やおいとショタは別物です。やおい属性があっても全くショタに興味が無い人も多いですし。ショタは可愛いもの萌えに近く、やおいは関係性萌えと言えるでしょう。
 また、ルックスは重要ではあっても最重要ではありません。そんなものは妄想と技量でなんとでもなってしまうものです。

投稿: 鴎 | 2007/08/21 01:36

眠…

投稿: あ~ | 2007/08/21 01:40

なんか一次とか二次とか
作り込み大変そうな気が

投稿: | 2007/08/21 01:43

某ナルトで作中でおいろけの術女の子向けverとしてサスケとサイが裸で絡むシーンが出ましたが、たいていの腐女子は(ナルトで活動してるしてないは置いといて)見てられないと思います。
どういう意図であのシーンを作者が描いたかわかりませんが、そらきた!と喜ぶ腐女子はごく一部であったと思われます。

腐女子はまったくやおいを感じないところから自ら萌えを作り出して楽しめる生き物なので、はじめからこの二人で萌えろ!!というような感じだとそれに食いつく人は居ても、あまりに原作が狙ってる感出しすぎていると食らいつく前に引いてしまう人もいますし、その他のカップリングが成長しないので流行としてあまり大きい波にはならないと思います。

また主人公に女の影をあまり感じないのも必要かなぁと思います。主人公が必然的にいろんなキャラと接することが多いので、主人公絡みのカップリングが多くなったり人気が出たりする傾向にあります。
例えヒロインが居ても男×男で萌えられるのが腐女子ですが、やはりヒロインが居るとあんまり...という人もいます。またあまりの原作無視の方向では描き辛いという人もいます。
女の子キャラは居てもいいと思いますが、あまり深い恋愛関係だったり恋愛描写があまりに多いと萎えてしまう人も少なからずいると思います。

何より第一におもしろさが必要なことはおっしゃるとおり言うまでもありませんが、他にいうならば第二に男キャラがある程度出ている、第三に女キャラとの恋愛描写の量や内容、ここらへんの条件が満たされていればある程度食いついてくれそうな気がします。

あとこれは満たすことは難しいかもしれませんが、ジャンプ連載であることは大きな強みであると思います。
ジャンプで活動してる方はとても多いですし、よってジャンプを購読してる人も多いです。ジャンプで連載されている作品は必然的に多くの腐女子の目に晒されます。腐女子が目的の作品以外を読んでいて新たな萌えを発見してジャンル移動というのはよくあることなので、ジャンプであるということは流行るかどうかという点で大きな要素であると思います。


投稿: あいこ | 2007/08/21 01:57

カヲル君があれだけウケたのは、それまでずーっと男性のためのサービスサービスゥで進んできたエヴァのクライマックスで、たった一滴、腐女子のために落とされたサービスゥだったせいもあると思います。腐女子はやおい萌えする以前に、やおい抜きでの作品の魅力を重視します。あれだけクオリティが高いエヴァですから、当然、腐女子も多く注目していた。が、毎週のサービスサービスゥから、ここでハァハァが許されるのはアスカ綾波、殿方であると知っていた。そこで場の空気にうるさい腐女子らしく、つましくモードを切り替えて、まじめに物語を楽しんでいた。それが、いよいよ終盤に近づいたところへ「いいんだよ、君たちも入れてあげるよ」と現れたのがカヲル君なのです。腐女子の禁欲を針でつついて、抑えていたものを弾けさせたところで「でもちょっとだけね」とカヲル君は消えた。一度しか登場しない儚さと引き替えに、あれだけのベタな描写も許され、それどころか「私達でカヲル君とシンジ君を補完してあげなくちゃ!」という腐女子心に火をつけて、コミケで島が出来たのです。
と考えるとカヲル君はやはり特殊なケースといえますね。

投稿: まじ | 2007/08/21 01:59

女子は全般的に
「据え膳」
が嫌いなんです。
ほーらほーらこういうの好きでしょ?さあさあたぁーんとお食べ?
みたいに出されたものは、
「こんなもんが食えるかボケェー!」
と膳を返したくなるんですよ。

おしょうゆとかソースとかは自分でかけたいんです。
最初からべちゃべちゃ調味料がかかってるものは、見るだけで萎えちゃうのです。

投稿: すとっぱ | 2007/08/21 02:51

少女マンガだと、ニヒルで素直じゃない天才タイプの少年と、素直で穏やかでイノセントなタイプの少年が対になって、801ぽい雰囲気になる作品が結構ありますね。
もっと端的に言うと、キザ系と可愛い系の組み合わせ。
吉田秋生さんとか、清水玲子さんとか、樹なつみさんなど、こういうコンビをよく使ってると思います。
今話題のあさのあつこさんの「バッテリー」や、「ハンターハンター」のゴンとキルアなんかもこの変化形で。

たいてい天才タイプの方は、ほとんどの人間に心を開かずに小馬鹿にしてる感じなんですが、唯一、イノセントタイプの少年には心を許すって感じで。
その存在が心のオアシスになって、本来ある邪悪な性質を抑えられている・・・みたいな描写もよくあります。
この「お前の純粋さが、俺が邪悪に染まってしまうの
を留めてくれているんだ」的な人間関係に女性は惹かれるんですかね?

映画だとアメリカンニューシネマの、「真夜中のカーボーイ」や「スケアクロウ」のような作品がありますね。
これもお互いの存在が無ければ、死んでしまいそうな男同士の絆を描いた作品ですが、この二作なんかはわりかし監督も確信犯で同性愛的要素を入れてると思いますけど・・・。

投稿: 湯宿 | 2007/08/21 03:15

長々と書いてしまいましたけど、要するに女の子は、男の絆、男の友情が好きなのかなーと。
個人的に何人かの女の子に「男の友情ってうらやましい」って言われた事が何度かあります。
なんで?って聞くと、
「女の友情って打算とか利害関係とかもよくあるし、彼氏ができるとすぐ壊れたりする、うわべだけのものが多い」
「しかし、男の友情は無償の友情って感じがするから憧れる・・・」
みたいな事を、口をそろえて言ったりするんですけど、意地悪な小生としては、
「それは幻想だよ。男の友情も利害や打算もあるし、片っぽに女が出来て壊れることもあるよ。男も女も同じだよ同じ」などと、身も蓋もない事を言って、たいへん嫌な顔をされました(笑)。

投稿: 湯宿 | 2007/08/21 03:26

>腐女子の禁欲を針でつついて、抑えていたものを弾けさせた

なるほど、得心。

投稿: 骨男 | 2007/08/21 03:37

湯宿様

>男の友情が好き

ありますね。あれ何ですかね?
昔、仕事で相棒だった奴と、
漫才の相方よろしく冷戦状態になってる時も、
周囲の女どもは、801視して盛り上がってたな。

やっぱり、ライバル物だけじゃなくて、
バディ(相棒)物も需要があるという事か?
後、上の方でKK様が、

>平田作品の801化

の話をされてましたが、時代劇は、
「風林火山」が盛り上がってるみたいに、
作りやすいのかなぁ?
女出てこないし、
敵味方あるし、
上下関係あるし。

やっぱり「漢の世界」なんだけど、
まだ開拓されて無いジャンル、
を捜したい所だけど、、、。

投稿: めたろう | 2007/08/21 07:21

スラム○ンク、とか聖闘士☆矢とか○ニスの王子様とかガンダム種&種死あたりが
王道かと思われ。
キン肉マンとか男塾の801ものはあるのでしょうか?

ネタとしておいしいと思われるのは
幕末の○選組とか、松下○塾とか白○隊あたりでしょうか、あと戦国時代の大名とお小姓。
平安時代の○海と最○があわわわなにおするえう4え8えkじみかど

投稿: hoge | 2007/08/21 08:43

hoge様

>キン肉マンとか男塾の801

どこまでがボーダーなのか?
知りたいとこですよね。
本宮ひろ志とかどうなのよ、とか。

投稿: めたろう | 2007/08/21 10:32

>キン肉マンとか男塾の801
話だけなら聞いたことあります。
飛燕をメインに、剣桃太郎、伊達臣人が絡んでいくとか。
飛燕なら、伊達はともかく、なんで桃が出てくるの?
富樫や三面拳の連中じゃまずいの?
そう聞いたら、見た目も重要だからって言われましたよ。

「キン肉マン」だと、ブロッケンJrとザ・ニンジャ。
かっては戦った二人だが、王位争奪戦でチームメイトになり、そこから...だそうで。
ブロッケンならラーメンマンだろってのも、やはり見た目で却下。

本宮ひろ志はあっちの世界では、そもそも知られてないのでは。
知ってても「サラリーマン金太郎」ぐらいで。
「天地をくらう」とか「赤龍王」とか、歴史ものってことで、比較的縁がありそうなものでも浸透してるとは言えない気がします。
私が知らないだけかもしれないけど。

投稿: ゼリーマン | 2007/08/21 11:27

感覚的なものですけど、ある程度の腐女子は「この作者は天然」「この作者は狙ってる」ということを、嗅ぎ分ける力を持っていると思います。やはり同族の匂いには敏感なんですよ。

上に出てくる例だと、ひぐちアサ・許斐剛は前者、あさのあつこ・冨樫義博・天野明は後者じゃないかと思うので。

で、やっぱり前者の方が腐女子は好きです。後者の場合はプロレスファンのように、狙われることの嫌悪感から一周回って「狙われてると分かってて、あえてハマる」という境地に至る必要があります。

若い子ならともかく、「あんな腐女子向のクソつまらん漫画なんか有難がってんのwwwww」と嘲笑されるような作品に対して、萌え続けることは難しいですね。萌え対象は尊敬したい。

投稿: ミズキ | 2007/08/21 11:49

「勝負の中で醸成される人間関係に萌える」ですか。
ということは、前に私が見かけた「アカギ」のやおい同人は非常に正しいものだったのですねぇ。
あれはずーっと勝負が続いていて、その中での心理戦を描くマンガですから。
アカギ攻めの鷲巣様受けとかがオーソドックスなのかしらん?

>どこまでがボーダーか
「みどりのマキバオー」の擬人化やおい本というものが複数存在することを知った時は、腐女子の方々には限界など存在しないっ!と思いました。

>据え膳
「据え膳食わぬは男の恥」という言葉があるのは、男もあからさまに「さあ食え」と出されると引くからなのだと思います。そこをあえて食うのが男だ、と。

投稿: R.F | 2007/08/21 13:11

「勝負の中で醸成される人間関係に萌える」ですか。
ということは、前に私が見かけた「アカギ」のやおい同人は非常に正しいものだったのですねぇ。
あれはずーっと勝負が続いていて、その中での心理戦を描くマンガですから。
アカギ攻めの鷲巣様受けとかがオーソドックスなのかしらん?

>どこまでがボーダーか
「みどりのマキバオー」の擬人化やおい本というものが複数存在することを知った時は、腐女子の方々には限界など存在しないっ!と思いました。

>据え膳
「据え膳食わぬは男の恥」という言葉があるのは、男もあからさまに「さあ食え」と出されると引くからなのだと思います。そこをあえて食うのが男だ、と。

投稿: R.F | 2007/08/21 13:11

男の友情…なら、
とんち番長に収斂してしまうのでは、とか思ったり思わなかったり。
柔道物ってこの所見かけないので、硬派な柔道漫画とかどうでしょう…山上たつひこ先生になっちゃうか。

投稿: 永田電磁郎 | 2007/08/21 14:06

こんにちは、いつも楽しく拝見しております。
1976腐女子さんのおっしゃる「一次創作の中に801的要素を匂わせないこと」は、ある程度年齢がいった/やおいキャリアを積んだ腐女子に対しての条件だと思います。

現在中高生の腐女子が主に好むのは「エヴァのカヲル君」のような「いかにもやおい的親愛を示すキャラ」にシフトしつつあります。
かつての腐女子、現貴腐人は、公式から提供されるものより、自らの視点や切り口でいかにホモ的火花を大火事に広げるか、を第一としていました。
が、現在。わざわざ「あやしく」ない物件を、あやしく加工せずとも、あからさまなやおい関係を示唆する作品があふれており、そちらに流れすぎです。

対等な男同士の集団への妄想と萌え(バディもの/旧ジャンプ漫画)が、1976腐女子さんの例のような「オーソドックスなやおい萌え」。
最近の傾向は、ライバルではなく、主人公(男)と、主人公に明確な好意を向けるバリエーション豊かな従者たちという構図に傾いているように思えます。乙女ゲームなどと同様の配置です。
甘やかされ、守られ、傅かれる無垢なる受(主人公)と、従者であるサポート役、の組み合わせは、カヲシンに重なります。その点で、エヴァ先進的だったのではと思います。

妄想する手間が必要ない「公式」のホモを有り難く頂戴し愛好する若い腐女子と、やおい歴戦の戦士である貴腐人の宗教戦争なんて面白い構図ではないでしょうか。


上記のようなことを以前エントリとしてまとめましたので、よろしければご覧下さい。
「主人公受の流行はこらえ性のなさと面倒くささからかも」
http://d.hatena.ne.jp/akio71/20070630#p1

投稿: akio71 | 2007/08/21 15:50

世界名作劇場というシリーズがありましたよね。
今年、BSで10年ぶりに復活して話題になりました。
その中で95年放送の「ロミオの青い空」という作品があるのですが、この作品は美少年二人の友情物語で、脚本家は島田満という女性の方です。
本放送当時の視聴率は低く、結局2年後にはシリーズそのものが打ち切られてしまうのですが、ロミオファンは根強く活動を続け、毎年一回集まり、今年で12年になるようです。
ロミオより視聴率が高く、またフランダースの犬や、母をたずねて三千里のような一般知名度がはるかに高い作品は名作シリーズにはいくらでもあるのに、このように息の長いファン活動をしている作品は、シリーズ23作のうち、ロミオだけというのも興味深いです。
この息の長さというものも、なにか秘密があるのではないでしょうか。

話は飛びますが、そういえばジャンプ放送局などに投稿していた常連の男の子たちは数年で卒業してしまうのに対して、「ファンロード」などに投稿する人たちは、10年、15年と同じ常連の方々が存在するのが、昔から気になっていましたね。

投稿: 湯宿 | 2007/08/21 21:37

それからロミオについて余談ですが、やはり2chなどでもこの手の作品は語られやすいらしく、
「腐女ライターと腐女どもの妄想アニメで、名作劇場を汚して打ち切りの原因になった糞アニメ」
などと、憎々しげに罵倒する意見から、主人公たちの友情や絆を熱く語る書き込みに二分されています。

前者のロミオ憎しの人たちは、主に初期名作劇場のファンが多いらしく、何かと主人公たちの友情の素晴らしさを語られるロミオに対して、
「あれは女の妄想の中でしか成立しない友情」
「本当の男の友情を知りたければ、母をたずねて三千里や、トム・ソーヤの冒険や、あらいぐまラスカルを観ろ」
と、怒りをぶちまけています。
もう少し反ロミオ派の意見を読み込んでみると、ロミオはすぐに「君は素晴らしい友達だ」「僕たちの心は一つだ」などと口に出すのが、いかにも女ライター的な価値観が出ていて嫌だが、男ライターの書く友情は、軽々しく友達を誉めたりぜず、口に出さなくても通じる友情がカッコいい・・・などという主張もよく見受けられます。
これを恋愛に置き換えると、男はいちいち好きだ・愛してるなどと口にするのは嫌だが、女はちゃんと言葉にして言ってほしいという、よく聞く対立構造になるんじゃないか。
それが男と女、それぞれの友情への捉え方にも繋がってるんじゃないかと思うのは短絡的でしょうか。

・・・でも、北斗の拳やキャプテン翼あたりから、男の作家の書く漫画もガンガン友情を口に出すようになってるよなあ・・・

投稿: 湯宿 | 2007/08/21 21:52

akio71さまの主従関係ベースの「お手軽さ」という指摘は興味深いですね。たしかに「REBORN」はその傾向が強いかもしれません。「乙女ゲー」と言われて納得してしまいました。(それでも脇カプもさかんではありますが)
一方でカタログ的に男の子出して、「どれでも好きに組み合わせて」(ねつ造カプ?)というのは個人的には受け付けません。やっぱり1次でそれなりの絡みがないと……

ところで皆様のコメント見てて思ったんですが、ライバル、相棒、主従は出てきますが「(疑似)兄弟」関係はあげられてませんよね。ライバルの変種や主従の変種として認識されているということなんでしょうか。

投稿: gmax | 2007/08/21 22:49


スルー

投稿: このコメ欄全て | 2007/08/22 00:03

>akio71さん
その「こらえ性のなさ」は、男女に関係なく現代のオタクコンテンツののメイン消費者層に見られる特徴なんじゃないかと思います。
akio71さんのような詳細な分析はとてもできませんが、いわゆる「萌え」オタクを眺めていると同じような印象を持ちます。

よく言われるように、昔のオタク的な活動をしようにも、供給されるものをチェックするだけでも入力過大でとても無理、という事情もあるのかもしれませんが(斯く言う私も、積読の柱は増える一方、HDDレコーダに未見の番組がたまる一方です)。

投稿: R.F | 2007/08/22 12:20

> このコメ欄全てさん

スルー出来てませんよ?
自分が興味のない事には一言申さずにはいられないあの方を思い出します。
別に見なければいいのに。

それだけだとなんですので。
今の所謂オタクの方々は安易な萌の提供を喜んでいると思われます。
それは根強く残る人もいる一方、新しい作品が出るとすぐそちらへ移る人が多い事実があります。
愛というより一時の恋、難しい解釈など必要ありません。
何年か分のコミケカタログでも見れば納得いただけるのではないかと思います。
そのような飽きっぽい方々をオタクと呼んで良いのかはという気もしますが…。
ただしカップリングにはうるさいようですけれどもw
こちらに書き込まれるような方等はやはり一過言ある方だとお見受けしますが
やおい界を支える多くのライトな腐女子とは意識に随分差があると思います。
R.Fさんも仰っていますが男の側の萌えもそうですね。

投稿: これが矛盾というものか | 2007/08/22 23:39

一過言ではなく一家言ですね。
失礼しました。
でも過言もあるかなw

投稿: これが誤変換というものか | 2007/08/22 23:44

>「一次創作の中に801的要素を匂わせないこと」

これは私が分かる範囲でいうと
「純粋な作品をこそ汚したいから」
というのが有るハズです。

その理由は以下
■純粋な作品であれば本気でハマれる
■そのキャラを本気で愛せる
■しょせん汚れ物のキャラでは本気になれない
より真剣に描かれた作品であるほど、そのキャラへの憧れも感情移入度も増す。本当に美しい心が描かれた作品であれば、そのキャラに本気になって理想を託したり、憧れたりできる。これは男おたくでも同じです。
■よりドキドキする
元作品が美しい物として完成しているほど落差でエロくなる。パンツが見えないキャラのほうが人気なのは男おたくも同じ。キャバ嬢よりアイドル。創作の際、背徳感によるスリルを好む者と、心温まる愛情表現を好む者に分かれるのも男のポルノと一緒です。切なかったりハードだったりロマンチックだったり、ようはドキドキすればいいんです。
■801的心理の存在を「証明」する楽しみが有る
本気のドラマの中に、801愛の存在を証明できれば、これは801の勝利を意味します。真実を追いかける原作者の世界にそれは「実在」した。すなわち801は美しい愛の形としてアリなのだ。これは801者にとっては勝利なのです。男おたくにも、特定のキャラと主人公が結ばれるべきであることを「証明」しようとする作家はいますね。アイデンティティの充足に繋がるのです。

この理屈なら、カヲル君の成功も矛盾なく説明できます。エヴァ24話は「本気の作品」に見えたわけです。「狙っただけだ」と言われたらガッカリするハズです。必然であり、本気であることが重要なのです。
それまでの本気のドラマで感情移入度の高まっている所に、異性愛を超える形で801が登場し、あたかもそれが唯一無二の必然であるかのような迫力で語られたワケですから、これはストライクです。801を狙ったのではなく、「好意」について真剣に考えた結果がアレだとすれば、上記の要素の全てを満たすことになります。
(個人的にはエヴァ24話は「なあんだ。もう本気の作品じゃなくなっちゃったんだ」とガッカリしたクチでしたが、それは男でも少数派でしょう)

投稿: おでんたろう | 2007/09/02 05:01

以前、BL化する作品について考察したことがあったのですが、1976腐女子のemifuwaと同意権になったのが嬉しいです(これまでは、少し自信が無かったもので…)。カヲル君ですが、見せ方が上手かったのと、エヴァの人気が並々ならぬものだった為にあこまで大きくなっただけで、やはり例外といえると思います。

腐女子は、何も無いところに自らの妄想を加える過程も楽しむので、腐女子向けの作品を作る場合のは、あくまで男達の友情、心のぶつかり合いを重視したごく普通の作品(ただし、絵はシンプルで清潔感のあるものに)とし、あとは腐女子が罠にかかるのを待つしかないのでは? と思います。

テニプリの劇場版アニメで、本編はいつもの超能力テニスとし、腐女子向けのサービスシーンが「外伝」にしか用意されてないのは、上手い作り方だと思いました。

たとえば、女の子のグループの中で、「ねぇねぇ、●●さんたちって、付き合ってるよね?」と、よく一緒にいるのを見かける男女のことを噂にあげて楽しむというという場面を何度か見かけたことがありますが、アレに近い心理状態もあるような気がします。

あと、ソースは忘れてしまったんですが確か藤岡弘、氏が「男性の友情と言うのは、どこか同性愛じみたものがある」とおっしゃってたのも一つのヒントかと思います。男性の友情にあって、女性の友情に無い部分を「同性愛」という言葉に変換することで理解しようとする意識が働いているという部分もあるのでは? と。

投稿: たけや くにお | 2007/09/14 11:50

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