【blog考5】 ブログを始める(3)
切込隊長の宣伝効果があって、「たけくまメモ」は開設4日目にしてトータル4585アクセスに達した。正確な記録を残してないので残念だが、それ以前が一日200アクセス前後だったから、いきなりアクセスが20倍以上もはね上がったことになる。ちなみに、切込隊長の当該エントリは04年12月17日のもの。以下にリンクを貼っておく。
▼切込隊長ブログ「俺様キングダム」2004年12月17日
http://kiri.jblog.org/archives/001269.html
切込ブログの2004年の平均アクセス数を正確には知らないのだが、当時からかなりの人気ブログだったことは間違いない。昨年のデータになるが、個人ブログ対象に人気ランキングを毎年発表している「アルファブロガー・ニュース」によれば、「切込隊長ブログ」の2006年度人気順位は12位である。
▼アルファブロガー・ニュース「アルファブロガー2006 結果発表」
http://alphabloggers.com/modules/news/article.php?storyid=5
ちなみに言えば、このときの「たけくまメモ」は創立2年目にしてランキング27位。実感はあまりないのだが、耐震偽装報道やライブドア事件でスクープを連発し、多くのマスコミ関係者(あの立花隆まで)に注目された「きっこのブログ」が28位なのだから、かなりの好成績だと言えるかもしれない(まさか「きっこ」より上に入るとは思わなかった)。
アルファブロガー・ニュースは、一般ネットワーカーからの人気投票と各種統計(被リンク数など)を総合して順位を決めているようで、絶対的なものではなく、あくまで目安として見るべきである。またランキングされるブログは非商業の個人ブログに限られているが、アクセス数では確実に上位を独占するはずの、「真鍋かをりのここだけの話」や中川翔子の「しょこたんブログ」、宇多田ヒカルの日記などがランキングに入っていない。そうしたタレントブログは意図的に排除されていると思われるので、ブログ全体の人気を知るデータとしてこれを鵜呑みにするのは危険である。
話を「たけくまメモ」開始時に戻す。ともあれ、人気ブログからリンクを貼られることの威力を身をもって知ったという意味で、4日目のアクセス急増は私にとって印象深い出来事だった。長く出版界に身を置いている私だが、社員編集者ではないので、正確な売り上げ数や読者の反応を直接知ることはできなかった。そうした情報は社員編集者経由で知るしかないが、データを直接見せられることは滅多にない。編集者に他意はないにしても、こちらが一番知りたい数値をぼかされて、フィルタがかかってしまうことがほとんどである。
その意味でブログ開始とともに「アクセス解析」に触れたことは、出版ではまず考えられない「読者の反応をダイレクトに知るツール」を手に入れたということで衝撃的だった。もちろん前にも書いたが、アクセス解析そのものはブログ以前から普及しているサービスで、すでに多くのホームページには個人サイトを含めて設置されていた。その意味ではありふれた存在で、私はかなり遅れてこれに接したことになる。昔からサイトを運営していた人にとっては「何をいまさら」かもしれないが、私にはコメント欄やトラックバック以上に、ブログ運営のモチベーションになっているのは事実だ。
ブログが普及する以前、アクセス解析はホームページ開設とは別に、そういうサービスを提供している会社に申し込まなければならなかった。しかし多くのブログサービスでは、そうした機能が最初からパッケージされている(有料ブログにはほぼ確実についてくる)。私がブログから始めてよかったと考えるゆえんである。
現在のココログではアクセス解析機能が強化されていて、一日にブログを訪れるユニークユーザー数や、その人がどのエントリを読んだかなど、かなり詳しく質の高いデータを集めることができる。ちなみにユニークユーザー数とは、同一IPから日に何度もアクセスしている人をひとつにまとめてカウントした数のことである。ひとつのPCを複数で共有しているケースを別にして、一日に何人がアクセスしたかということの、ほぼ正確な数値だと考えることができる。たんに「アクセス数」という場合は、一人で何回もアクセスした数を含めた「のべ人数」を指す。
左が、現在のココログのアクセス解析画面である。棒グラフの緑部分がユニークユーザー数、黄色い部分が単純アクセス数を表す。横の暗い棒グラフは昨日のアクセス数である。
ココログのアクセス解析が多機能化されたのは2006年の夏からだった。本当は春のメンテナンスで機能強化が予告されていたのだが、メンテと同時にサーバーに不具合が発生したのでのびのびになっていた。ココログは契約ユーザーが多すぎるためか、春の大メンテの度にかえって不具合が発生することが恒例の行事になっている。困ったものだが、それ以外サービスには特に不満はない。
さて04年12月17日、私は急激にアクセス数が伸びたことを受けて、せっかく見に来てくれた読者を逃がさないためにも、すぐさま強力なコンテンツを投入する必要を感じた。ブログのことはまだ何もわからなかったが、これはチャンスだと直感したのである。 《つづく》
▼前回
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/blog4_c847.html
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コメント
しかしたけくまさんのとこに反隊長派が流れてきてコメント欄荒らしてた時は笑ったw
投稿: ossan | 2007/09/05 23:25