コミックマヴォVol.5

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2007/09/04

「ヱヴァラジオ」ポッドキャスト配信開始

http://www.tbsradio.jp/life/2007/09/post_31.html
http://www.tbsradio.jp/life/2007/09/post_28.html
http://www.tbsradio.jp/life/2007/09/post_29.html

9月3日未明にTBSラジオで放送された俺と宮台真司さんとの「ヱヴァ」トークのポッドキャスト配信が始まっている模様。音楽抜きですが、よければ聴いてください。長時間なので、全体を序・破・急に分割して配信するようです。

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コメント

分割配信がうざかったので、いろいろ手を使って聴きました。

冒頭でエヴァの凄さを説明するとき
「地上波であの時間にあんな番組が流れたことが凄い」
とおっしゃっておられましたが、
特定の時間に特定の番組を視聴する習慣自体、
いまや消滅してしまいましたねぇ。

自分にとってテレビやラジオの番組は、
YouTubeとかPodcastなどネットを通じてしか
視聴しないものになっちゃいました。

投稿: 西班牙三咲 | 2007/09/04 10:47

同じく某所に全部アップされてましたので聴きましたが
結構長時間だったと思いますが、とても短く感じる話の濃さでした

自分みたいな頭の悪い人間にもエヴァとその背景を分かり易く説明した内容で勉強になりました
最後にたけくまさんが言った通り、宮台さんは本当に頭が良いという印象でしたね。

ブログの文章の質が脳梗塞前と全然変わっていないので
伺い知る事が出来なかったのですが
以前の東氏の対談と比べたら、たけくまさんの声がかなり変わっていたので脳梗塞がかなりの重症だったとう事を実感しました
喋る事がリハビリになると思うので、こういった対談はどんどん行った方が良いと思います。

投稿: 忍天丼 | 2007/09/04 11:14

ラジオを聴きました!お二人のお話、たいへん参考になりました。
 
勝手に結末予想ですが、ひとつの側面ですが、子供たちに対して「君たちは性欲を持った大人になるけれども、愛のあるセックスが大切なんだよ」と訴えるような作品になるのではないかなあと予想しています。庵野監督の結婚前と結婚後での心境の変化や'95年以降にネットで全開された性欲が反映されるのではないかと思います。(腐女子やセカンドライフなど性欲・欲望の開放だし、ポルノのセックスの内容が洋モノ的に変わったように感じます。)(人類補完計画などの救済については予想できませんが。)(劇場版Zガンダムの結末と同じような。)
 
考えてみると、宮崎駿氏や富野由悠季氏が描いてきた今までのアニメでは、深く性を掘り下げて描けてなかったですが、庵野監督が初めて、性と愛について深く直接的に描くかもしれないと期待しています。そうなれば、ロボットアニメから出発した子供向けアニメが大人向けアニメへと進歩したと捉えられるかもしれませんし、監督自身の大人への成長と捉えられるかもしれません。(でも、私が知らないだけで、すでにそのような作品はあるかもしれませんが。)

投稿: V | 2007/09/04 11:44

V様

それは確かにあるかも。
前回からの宿題でもありますし。
今作に
「消費されてきた事への反感」
の意図が隠されているとすれば、
その対抗策としては重要な事柄ですね。

投稿: めたろう | 2007/09/04 12:17

あ~、カットされた部分も全部聴きたかったです!俺も95年3月20日はあと一本前の地下鉄に乗っていたらサリンにやられていたかもしれなかったので…あの年は忘れられません。その時の正直な感想としては人騒がせなことすんじゃねぇという怒りとちょっとワクワクドキドキ感とドッチラケ感とあ~俺も殺されてたのかなぁという複雑な気持ちがいり混じって誰かの映画のラストの台詞のように『気持ち悪い』感じでした。あの事件のすぐあとに駅員さんが日常的に掃除してるそばからゴミを捨ててていく客や平気で階段から老人を突き飛ばしてニヤニヤしてる客それを誰も助けない周りの人々を毎日見ていたのでサリン事件にも驚かなかったというコメントがとても印象に残っています。きっと今は小さなサリン事件が日本中で日常的に起こり過ぎてみんなマヒしてる感じなんでしょうね。そんな時に再びのヱヴァ…今回は余りにも綺麗過ぎる画面といっちゃてる戦闘シーンに庵野さんの決意と狂気がガンガン伝わってきて嬉しかったです(笑)俺もTV版24話から見てしまったのが運のつきだったんでしょうね(笑)まごころを君にも俺的には大団円ヱヴァなので(笑)またもう一つの大団円きちがいヱヴァが見れる喜びで満ち溢れています(笑)またいつか庵野さんと対談してここでノーカットで載せて下さいね!それが竹熊全快オフで実現したら昇天しちゃうんだけどなぁ…(笑)

投稿: 板 | 2007/09/04 12:37

めたろう様
コメント、ありがとうございます。
 
勝手に結末予想のさらなる妄想ですが、波打ち際でのラストシーンでは、シンジと女の子のセックスが描かれて、最後の言葉は女の子が「気持ちいい」と言って終わるのではないかと思ったりもします。
 
まあ、これはあくまで悪乗りした妄想で、実際はもっと衝撃的な結末なのだろうと、今からワクワクドキドキと期待しています。

投稿: V | 2007/09/04 12:59

>庵野監督の結婚前と結婚後での心境の変化や

あー、これはすごく大事なことだと思います。人間にとって、独立・結婚・出産・死というのは、それぞれ人生におけるターニングポイント(最後のは「遺族にとっての」あるいは「本人不在のイベント」としてですが)ですから。

幸いにして(?)庵野監督は伴侶を得ることに成功していますが、いわゆる「フツーの女性」程度の感性の持ち主では、彼の嫁さんになるのはきわめて難しいこと。ですから、安野モヨコさんの存在は、庵野氏にとっても陰に陽に大きなものがあると思われます。

そもそも突き詰めれば、EVAは自己肯定と自立と他者との関係にまつわる物語ですが、庵野氏が「結婚」という人生の大イベントを経過したことが、今回の劇場版の構成についてどこか影響してる部分はあるんじゃないかな、とは思ったりします。

投稿: guldeen | 2007/09/05 05:13

しかし、この番組の出演者の肩書きって編集者ばっかだな。一般人にとっては「フリーター」とほとんど同業者としか思えなくて笑った

投稿: ダカーポ | 2007/09/05 05:19

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版公開記念 深夜の緊急対談:破』
http://www.tbsradio.jp/life/2007/09/post_28.html
『深夜の緊急対談の その2』が、ダウンロード可能に。

さすがオリジナル、音声がクリア。
(容量は最終的にトータルで120Mくらいになりそうですが…)
なんか21世紀ですなぁ(笑)

投稿: naga | 2007/09/05 06:17

たけくまさんも宮台先生もお話の密度が濃すぎです。そこいらの本より内容があるなあ。ほんと面白いです。今流行のラジオCDとして発売したら結構売れるんじゃないですかね。

投稿: fumo | 2007/09/06 02:20

宮台センセがしぶしぶ感まるだしで「終わりなき日常デスケドネ」と訂正してたとこが(ノ∀`)

たけくまへんへいはおひとがわるいのお

最 確認

にしても宮台センセは書かせたらそれこそ退屈ベースですが、語らせたら興味深いことしかおっしゃりませんね。どんどんテレビ出たらおよろしいのにと思いましたる。めちゃくちゃコンパウンドなトークで対時間効果がこんなに濃密だったことは今までなかったれす。

投稿: ムルハンをぢきごふあん | 2007/09/06 16:43

 今日、最後の「急」の放送聞いたんですけど、宮台さんってもしかして「デビルマン」読んだことないのかなあ。
 漫画「デビルマン」って「日常が維持されてるのは、天空でデビルマンを含めた超人たちが血みどろの争いをしているからかろうじて日常は維持されている」という話ではないですよねぇ?それはむしろあの凡庸なTV版の方ではないでしょうか。竹熊さんも「うん、うん」なんて言ってるけど。
 宮台さんの話って、「えっ?そうでしたっけ?ちょっと違うんじゃ?」ってなかなかつっこめないところがありますが。

投稿: T | 2007/09/06 19:51

↑マンガ版後半はTさんの言うとおりですが、前半は宮台さんの言った通りではないでしょうか。ジンメンとかシレーヌ編まではアニメ版の設定ともそう離れてはないですよね。悪魔狩りあたりからマンガ独自の展開になるわけですが。

投稿: たけくま | 2007/09/06 22:51

↑確かに、竹熊さんのおっしゃることもごもっともなんですが、「デビルマン」の重要なところはむしろ後半のところなんであって、竹熊さんもその文脈でラジオで引き合いに出されたんだと思うんですよ。エヴァとのシンクロもそこらへんでしょ?なのになんで宮台さんそんな凡庸なところ引用するのか不思議なんですよ。宮台さん自身「読んだことありますか」ってところを「見たことありますか」って、とちってるし。思い込みかもしれないけど、宮台さんがなんだか困ってるみたいに聞こえて、エイ、ヤって上に書いたデビルマンのコンセプトを披露して誰もつっこまないので安心した、みたいな感じに聞こえたんですけど。やっぱ思い込みですかねえ?

投稿: T | 2007/09/06 23:06

ラジオ聞いたんですけど、しかしまあ言ってみればたかがアニメ制作の人々にソコまで期待・求めるのってちょっと酷なんじゃないの、って思いましたね。宮台さんもいい大人で学者で教授で思想家なわけでしょう。

庵野秀明に次世代の答えを期待するのってのはどうかなあって思う。もちろん宮台さんにしたら答え合わせに過ぎないんでしょうけども。

投稿: nonbug | 2007/09/07 03:58

おかげさまで、「序」「破」「急」ポッドキャスト配信の全てを聞くことができました。nagaさん、ありがとうございます。

ところで、Tさんの疑問なんですが、

>「日常が維持されてるのは、天空でデビルマンを含めた超人たちが血みどろの争いをしているからかろうじて日常は維持されている」

デビルマンの中の不動明を(最後の戦いまで)支えたものが、「牧村家の風景=日常」であると考えれば、デビルマンの一貫したコンセプトの一柱として、「(再帰的)日常」は妥当な線だと思うのですが、いかがでしょう?
容姿に対する人々の反射的なヒステリに加えて、了による煽動、そして弾圧。最後にはデミヒューマンとしての悪魔達からの同情的勧誘。極論、「お前達の記憶にあるような人間なんて、居ないよ。お前達自身の中にさえ。あの日常は幻だ」という、彼等の問いかけに、抗い続けたのがデビルマン軍団だったのではないでしょうか。

投稿: 夢応の鯉魚 | 2007/09/07 15:32

私もTさんの疑念はもっともだと思いますね。

|「日常が維持されてるのは、天空でデビルマンを含めた超人たちが血みどろの争いをしているからかろうじて日常は維持されている

これ自体は目新しくもなんともない世界観ですよ。ウルトラマンでもウルトラセブンでも仮面ライダーでも常に「日常」はアプリオリに存在し、それは怪獣によって一部だけ危機に瀕し、「正義の味方」によって修復されて、その後は元のように平和が戻ります。ドラマにおいてはその一部のホツレを取り上げているにせよ、そのバックグラウンドとしての「日常」はしょっちゅう言及され、「日常の維持」が正義の味方の「血みどろの戦い」によって担われていることは疑いようもありません。

デビルマンが当時の漫画として革新的だったのは、正義の味方の登場と活躍にも関わらず、その「平和な日常」そのものが吹っ飛んでしまったという構造にある、と考えるべきでしょう。強固な・・・戦いが終わり敵をやっつければ戻ってくるはずの・・・「平和な日常」の危うさを、美樹ちゃんの首チョンパによってこれ以上ない形で提示したわけです。

前半、アニメとそれほど変わらない(「日常」が仮定されている)世界観が提示されているのは、後半における日常の破壊をより一層効果的にするため、と言ったほうが適当だと思います。ここを取り上げて誉めるというのは???でしょう。

「ハレンチ学園」の評価が異常に低い(デビルマンを評価するためとはいえ、ああいう言い方はないでしょう)ことも含めて、多少物議をかもしそうですね。

あと気になったのはRED(King Crimson)の扱いですね。REDは大変優れた作品ですが、Crimsonのアルバムの流れの中では、特に革新的なものでもなんでもありません。この期のクリムゾンのアルバムは"Larks tongues in the aspic", "Starless and Bibile Black" という順で発表されてますが、この流れで「革新性」については落ちていき(2枚目、3枚目ですから当たり前ですが)、完成度やPopularityは上がっていった、というのは別に僕の個人的な感想ではなく、クリムゾンを知っている人ならだいたい首肯できることだと思います。REDを出してきたのは、タイトルからだけの連想と言われても仕方がないと思います。

宮台さんの頭がいい、というのは賛成で、全く見事なものだと思いますが、けっこういい加減なハッタリも言ってると思いますので、すべてを信じ込んでしまうのは危険だと思いますです。

投稿: 4歳児の父 | 2007/09/07 16:13

たった今、ラジオの「急」を聴き終えたところなんですが、「序」「破」程の切れが無いというか、やっぱり永井豪作品について触れた部分、あそこで膝カックンをかまされた感じが。

4歳児の父さん
>「ハレンチ学園」の評価が異常に低い
あれ、単純に宮台さんはハレンチ学園を読んでいないだけの話だと思いましたね。
Tさん>
さすがに『デビルマン』を読んでないことは無いと思いますが、おそらく『デビルマン』にやられてしまった体験が無いんじゃないですかね?

私はエヴァを21世紀に入ってから観たので、リアルタイムの熱狂というのは体験としては持っていません。でも「エヴァにやられた」人の話を聞くと刺激を受けるんですね。竹熊さんも宮台さんも、エヴァを語る言葉には、熱と刺激があった。ラジオを聴きながら興奮させられた。

まーだから余計に宮台さんが『デビルマン』に触れたくだりは萎えでしたワ。

投稿: tudura | 2007/09/07 19:15

宮台さんのお話はたいへん分かり易くて良かったです。驚いたことが2つあって、一つは宮台さんが宗教的・神学的な解説をされていたことと、もう一つは以前の宮台さんは欲望を全肯定するタイプだと思っていたのですが、このお話を聞くと単純な欲望肯定ではなくて、欲望に懐疑的な面も持ち合わせていることでした。ですので、失礼な言い方ですが、宮台さんをちょっと見直しました。(笑)
 
それから、ちょっと気になったのは、エヴァのオリジナリティです。私が詳しく知らないためかもしれませんが、使徒やATフィールドなどで表現されている、この作品世界の生命観は私にとっては独特で驚きでした。極端な言い方をすると、生命の存在論に言及して、それを哲学や宗教ではなくて、SFで表現していると思いました。ですので、私はオリジナリティが高いと感じました。こんなに深い生命観・世界観を持つエヴァはまだまだ物語を展開できると期待しています。(生命科学の側面からエヴァを読み解いた解説があれば、是非教えて下さい。)(もちろん、概ねお二人の言われることが尤もだと思います。)(それにエヴァの魅力は他にもたくさんありますし。)(実は私、今頃エヴァにハマっています。)

投稿: V | 2007/09/07 23:06

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