人間は三回メシを食わねばならん
また父親の話なんですけれども、現在、食事を作る係はほぼ父親の役割になってしまってます。俺は外出するときにデパ地下とかでおかずを買ってくる係で。結局家で料理するといっても、メシを炊くのと味噌汁作るくらいなんですけどね。あとキャベツの千切りとトマトのサラダ。三度三度これが基本になっちゃってます。
問題は食事の時間なんですけどね。父親は、昨年から不眠症ぎみになっていて、睡眠導入剤を医者から処方されているんですよ。睡眠薬より軽いやつ。こないだ書きましたが、夜中に便所に起き出してそのまま便座で寝てしまうのも、この睡眠導入剤のせいもあるのかもしれないです。
それで、朝起きるのが遅くなって、だいたい8時半とか9時になったりしてます。遅いといっても、俺より早いのだけれど。俺は夜中の3時とか4時に寝るのが多いですから、だいたい10時過ぎに起床することが多いです。
それで、以前父はは6時くらいに起きていたんですけど、今は8時に起きて掃除と洗濯を始める。これが2時間以上やってるんですよ。もう毎日。それからメシを作り始めるので、だいたい11時から12時に朝メシになるわけです。実態としては昼メシというか、こじゃれて言うならブランチですかね。
それはそれでいいんですけど、問題なのは、午後2時くらいになると「健太郎、昼メシできたぞ」と言ってくることです。
「ちょっと待ってよ。さっき食べたばかりじゃないか」と俺は言うんですが、父は「あれは朝メシだ。そろそろ昼を食わないと、すぐ夜メシの時間になってしまうぞ」と言ってきかない。
俺が「だいたい朝メシが遅すぎるんだよ。掃除やるのはいいけど、それは後回しにして、8時半に朝メシにすればいいじゃないか」
「そうはいかない。起きたら、まずゴミ出しと掃除をせねば、一日が始まらん」
「なぜ掃除を後回しにできないんだよ」
「9時には清掃車が回収に来る。ゴミ出しをするためにも、まず掃除をせねばならんのだ」
ここで説明をしておきますが、親父の掃除好きは少し異常で、たとえば正月の朝であっても、家族全員がおせち料理の前で待っているときに、いきなり隣の部屋を掃除し始めて俺たちを待たせておくんですよ。「お父さん、いいかげん掃除は止めておせち食べようよ」と言っても、「先に食べておれ!」と言うばかりで掃除の手を休めない。なんか、部屋をきちんとしておかないとそこから先が何もできない性格みたいなんですね。
とにかく、俺と二人暮らしになってからもそのへんは相変わらずで。それで、11時に朝食べて午後2時にまた食べることができないので、俺は食わないで夕方5時に勝手にカップラーメン食べたりしてですね。親父も7時8時にはまだ腹が減らないようで、結局夜メシが9時10時になってしまうわけです。
「お父さん、なんで朝が11時で、昼が2時になるんだよ」と聞いてみたんですが、親父としては
「人間は、一日三回メシを食わねばならん」
と言うだけなんですね。自然の摂理として三回と決まっているから、三回食べるのは当然なのだと。それはいいんだけれども、何か根本の部分で間違っているのではないかと思うわけです。いろいろ考えても、朝起きて、最初に何時間も掃除をしているところに最大の問題があるのではないかと。掃除が終わらないと、食事やそれ以外のことが、一切手に付かないのが問題なのではないかと。これはもう性格なので、どうすることもできないんですが。
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