今後のコメント掲示板の運営方針
ここんところ新設したコメント掲示板に関する書き込みばかりで恐縮です。いろいろ書きたいネタもあるんですが、連休明けまで本業の締め切りがあって身動きとれないので、新規のネタ更新は来週半ば以降ということになってしまいそうです。掲示板に「雑談のひろば」というスレがありますので、なんか書きたい人はそちらでお願いします。
http://www2.atchs.jp/test/read.cgi/takekumamemo/4/
↑雑談のひろば#1
それで業務連絡なんですが、まずはしばらくコメント掲示板を「強制age」設定にしてみたいと思います。コメント掲示板は2ちゃんねる型のスレッド式のやつなんですが、2ちゃんねると同じく「age」「sage」設定が書き込む人の任意でできるんですよ。
ただそれだと「どのスレッドがアクティブに更新されているのかわかりづらい」と苦情も寄せられましたので、それなら全部「強制age」にすればアクティブなスレッドが判別しやすいだろうと思ったわけです。「どうしてもsageたい」という人が多ければまた考慮しますが、これは2ちゃんとは違う、俺の掲示板なのだということでできればご理解いただきたいです。
それで、左の図版は掲示板を作った翌日、4日の「ページ別アクセス解析」なんですが、面白いことに気づかれないでしょうか。この日、「たけくまメモ」創設当時の過去エントリに対して専用スレッドを立て、該当エントリと相互リンクを張ってみたのです。その結果、「AKIRAの元ネタはたぶんこれだ!」とか「手塚伝説」のような旧エントリにアクセスが集中して、上位がこんな結果になりました。
ところが掲示板をご覧になればおわかりの通り、当該エントリのコメントスレには特に書き込みがありません。すなわち、せっかくスレッドを立ててもこれといった動きがないので、掲示板しか見てない人は「盛り下がっている」と感じられた人が少なくないみたいなんです。
ところが、アクセス解析を見られる立場からすると事態は違っています。わざわざ立てたスレッドが「インデックス」の役割をはたして、3年前の旧エントリを読む人が急増したことがわかります。つまりこちらの目論見が当たって、むしろ盛り上がっているように感じるわけです。
アクセス解析は一般読者には読めませんから無理もないんですが、表面的な書き込みの多い少ないだけでは分からないこともあるのだということです。コメントを書き込む人は、実は全体のほんの一部であって、「読むだけ」の人はそれの何百倍もいるのだということが、こうしたデータから判明するわけです。
俺は出版出身の人間なので、もともと雑誌に投稿する読者は全体のごく一部だということを、経験的に理解していました。つまり出版的な感覚からすると、読んでいただいた人が一定数いればとりあえずは「成功」であって、それに対する反応(投稿)があればむしろ御の字、くらいの感じでいたわけなんです。ところがアクセス解析に接することができない者には「投稿がない=盛り下がっている」と感じるわけで、これが双方向メディアであるネットの難しくも面白い部分ではないかと思います。
そこで、今後は月の頭くらいに「先月の人気エントリ」を発表することにしようかと思いました。ベストテン式にすれば、読者の皆さんにも人気の実態がよくわかるのではないかと思ったからです。
2ちゃん式の掲示板をコメント欄として使用することは、以前から考えていたことではあるんですけれど、こういうのはなかなか馴染みがない組合せのようで、戸惑っている人が多いことは理解しています。俺にプログラムのスキルがあれば、たとえば「たけくまメモ」のコメント欄にフレームで窓を作って、そこに掲示板の該当スレを表示させ、書き込めるようにしてみたい。そうすれば、読者からは従来のコメント欄と同じで違和感のないものになるでしょう。
ま、そのあたりは今後の課題ということで、これからも「たけくまメモ」をよろしくお願いします。
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