エライ人の責任の取り方
自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船清徳丸の衝突事故で、石破茂防衛相が辞めるの、辞めないのという話が早速出ております。
でも清徳丸の仲間の漁業関係者の人が、テレビで「今すぐ辞めるのではなく、原因をすべて究明して再発防止策を講じてから辞めていただきたい」ということをコメントしていました。
こういう事件が起きるたびに、責任者が引責辞任する話がとりあえず出るわけなんですけれども、俺は昔から、「なんとかならないだろうか」と思っていました。
これ書いている現在、清徳丸乗組員の親子の生死は不明なんですが、まあ冬の海に放り出されたわけで、それから4日間も経過しており、絶望視されております。状況証拠から考えても、「あたご」の不注意であった可能性が高く、そこのところを自衛隊がぼかして発表しているので、批判が集まっているようです。
こうした現状で責任者が辞任したところで、それはかえって「責任逃れ」になってしまう可能性もあり、清徳丸の仲間の人が「原因をすべて解明して辞めろ」と言ったのは、まったくその通りであります。しかし原因を究明した後も、責任の取り方は結局辞任しかないわけです。
被害者の家族や仲間、国民の感情にしてみれば、最後まで納得はいかないだろうと思います。
たとえば石破防衛相が誠実な事後処理を行ったうえで辞めたにしても、すでに財産はあるでしょうし、次の仕事だってすぐに見つかるでしょう。かりに退職金を返上したにしてもですよ、生命を脅かされた被害者側からすれば、なかなか納得はできないですよ。
もっと「責任の取り方」を厳罰化して、退職金を被害者の補償にあてたうえで事故を起こした自衛官とその責任者に懲役刑を化すとか、それくらいのことをしないと、納得できないでしょう。国民感情としては。でもそこまでしても、何の解決になるのかといえば、ならない気がするし。じゃあどうすればいいのか、というと、俺にもわからないんですけど。
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