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2009年3月

2009/03/31

本日、京都に行きます

これから3時の新幹線に乗って京都に行きます。明日の朝から精華大学の入学式と、ホニャララ式に出なければならないからです。ホニャララの意味は、明日書きます。

こないだ京都市内にレオパレスを借りましたが、この部屋の明け渡しが4月7日からなんですよ。それで、1日から3日まで、ホニャララ式とガイダンスとかあるので行かねばならんのですが、仕方ないからホテルに泊まります。

ところがホテルを予約したのが3月13日でして、これは遅すぎました。観光シーズンの京都を舐めていた。部屋が全然空いてないの。空いていても、一泊2万とか3万のレベルの部屋で、数千円の部屋が見つからない。焦りましたよ。

ようやく比叡山のふもとにある某ホテルが予約できました。一泊9000円。もっと安い部屋は埋まっていたので仕方がないです。ここ、京都市の外れもいいところですが、実は精華大には近いので助かりました。

今週、京都は桜のシーズン真っ盛りですよね。春の京都にはまだ一度しか行ったことがないのですが、円山公園の桜とか、ものすごく綺麗でした。なので楽しみなんですが、桜を見るヒマはないかもしれません。ではまた明日。

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2009/03/29

政治不信者の政治参加について

おととい「定額給付金をどうするか」というエントリをあげましたが、さっそくコメント掲示板で議論になっております。どうも、俺が「今回は自民公明には票を入れない」と書いたことで、竹熊は民主支持だと誤解された人がいらっしゃるようで。まあ政治ネタは荒れるとはわかっていましたが、どうも誤解が多いようなので、ムダとは思いますが書いておきます。

何度か書いたはずですが、俺は別に民主支持でも自民支持でもありません。俺には支持政党というものがないんです。じゃあなんで今回自民に入れないのかというと、バランスをとりたいだけです。こう考えている人は、俺以外にも、世間には多いんじゃないでしょうか。

自民公明以外なら、別に共産党に入れてもいいんですけど、共産党が政権与党になることはまず絶対になさそうなので、結局それは死に票になるでしょう。となると、消去法で民主になるのかなあと思っているだけです(まだ決めているわけではありません)。そもそも党首の小沢さんや幹事長の鳩山さんだって自民党を離党した人ですから、民主党だって第二自民党なんですけどね。そう考えると入れたくないんだけど、しかし、まあ、そんなことはこの際問題ではない。

今回、小沢さんの秘書が検察に逮捕されましたけど、「ああ、やっぱりね」と思うだけでした。あの人のボスの顔つきみたら、汚職のひとつやふたつやっていておかしくないと思っていましたよ。本人は否定していますけどね。しかし俺は、政治家は汚職をやるものだと思っていますので、さほどの感慨はありません。

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2009/03/27

定額給付金をどうするか

うちにもついに来ましたね。いや給付金そのものではなく、申請用紙ですけど。一人12000円ですから、俺のぶんと父親のぶんで、あわせて24000円。(※)微妙な金額ですね。お小遣いとして考えればまあまあですが、生活費として考えたら微々たるもの。まあしかし、用紙に名前書いてハンコ押して、あとは保険証と預金通帳の写しをつけるだけで、お金を振り込んでくれるというのですから、早速記入してポストに入れてきました。

※ 父親は76歳なので、8000円プラスされてトータル32000円でした。

得したような、でも考えてみれば原資は税金なのだから、単に取られたものの一部が還付されるだけであり、どこまでも微妙な気分です。とりあえず、くれるものはもらってしまえという、庶民としてはしごく当たり前の行動に出てしまいましたが。

これってあれでしょう。来る総選挙を睨んだ、麻生さんの有権者に対するご機嫌とりなんでしょう。だから、まるでアリバイみたいに「給付が不要の場合は、ここにシルシを入れれば給付しませんよ」という欄まで作ってある。つまり「私は12000円のハシタ金で選挙を有利にしようというさもしい考えには同意できません」という意志表示の手段まで、あらかじめ作ってある(※)わけで、それを含めて微妙だと言っております。

※いや、あくまで定額給付金の目的は経済活性化であって、選挙対策ではないということなのでしょうが、誰がそんな建前を信じるというのでしょう。

まあ、かつて小渕内閣の時に実施されたクーポン券みたいなのがあったじゃないですか。クーポン券じゃないや、地域振興券。あれ、経済活性化の効果があったかどうか、まるで不明でしたけどね。そもそも俺、地域振興券の現物、とうとう見たことなかったですし。アレに比べれば、今度はまだ現金であるぶん、潔いのかもしれません。

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2009/03/26

【告知】難波・モンタージュでトークライブ

えー、まだ一ヶ月ほど先なんですが、もうスケジュールが決まってますのでお知らせします。4月30日の夜7時半から、大阪・難波の「モンタージュ」(montage)というライブハウスで、俺のワンマン・トークライブが開催されます。以下はお店のサイトに載っていた告知からの転載です。

漫画家トークイベント第9弾!!
「竹熊健太郎が語るマンガの黙示録」


昨年の夏から始まった雑誌の休刊ラッシュ・・・
そう今マンガ界、いや出版界がヤバイ状況なのである!!
そこで今回は
マンガ界の現状と未来、そして新たなる活路を
竹熊健太郎が語る!!

●2009年4月30日(木)
OPEN19:30 START20:00
前売¥2000 当日¥2500 (1ドリンク別途)
※ 物販:同人誌『マヴォ』会場販売

<出演>竹熊健太郎

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2009/03/24

でかいノートPCが欲しくなった

今使っているノートPC(パナソニックのレッツノート CF-R8F)はおととし購入したんですが、4月からの大学勤務を睨んで、新しいのが欲しくなってきました。いやまあ、今のCF-R8Fには性能面での不満はないんですけど。ただレッツノートで一番小型のやつを買ってしまったせいで、今度は操作性で若干の不満があるんですよ。

単純に言って、キーボードが小さい。正直これで文章を入力する気になれないです。ではなんで買ったんだと言われるでしょうが、軽くて持ち運びが便利だったからに尽きます。これ買った時期には、今みたいに軽量小型の「ネットPC」はほとんど売ってませんでしたので。

今量販店に行ったら、ASUSなんかの小型軽量ネットPCが売り場の一番いいところを占領していますよね。値段も5~6万だし。おととしくらいまでは、今のネットPCに相当するものってko●●●syaの小型PCしか売ってなかったですよ。実は俺は最初、3年ほど前、ko●●●syaの一番安いの(7万くらい)を買ったんですが、買ってから動画再生に難があることに気がつき、とても授業では使えずとんだ無駄遣いしてしまいました。

まさかDVD再生ソフトまでプリインストールされているにも関わらず、動画が激しくコマ落ちするとは思わなかった。一番安いのを買ったバチが当たったんでしょうが、映像がカクカクして見られたものではない。驚いてメーカーサポートに電話入れたら「仕様です」とすげない返事。愕然としましたよ。

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2009/03/21

【緊急告知】まことちゃんハウスのTV放映

うっかりしていましたが、本日朝9時半から11時までのワイドショー「サタデースクランブル」(テレビ朝日)で「まことちゃんハウス」が紹介されるようです。

それから3月23日の日本テレビ『NEWS リアルタイム』の芸能ニュースにて、やはりまことハウスが放映される模様。ぜひ皆さんで楳図先生自ら案内される新居をご堪能ください。(情報はウメズドットコム→★より。 )

0903201_2 ところで「たけくまメモ」では、この週末はまことちゃんハウスのおかげで、アクセスログがすっかり大変なことになっています。昨日(20日)はなんと、17時と18時のアクセスがそれぞれ1万を超え、アクセス画面のグラフレイアウトが崩れるという事態に陥りました。どうやらココログのグラフは、1時間あたり5桁に達するアクセスを想定していないようでして、23時台のグラフが別の表示に隠れてまったく見えません。

※17時台になっていきなり1万を超えたのは、どうやら2ちゃんねるのどこかにリンクが張られたからみたいです。

おととい昨日は、1日あたりの総アクセスも9万を超え、「たけくまメモ」の新記録を二日続けて更新。これはひとえに「まことちゃんハウス効果」だという他はありません。

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2009/03/19

楳図先生はスゴイ

090318 昨日「まことちゃんハウス内部写真・解禁」のエントリをアップしたんですが、その直後からアクセスがグイグイ伸びてすごいことになっています(左図)。

現在「たけくまメモ」の平均アクセス数は、だいたい1日あたり1万6千なんですけれども、今年に入ってからはやや落ち着いていまして、1万から1万2千といったところでしょうか。おとといは1万4千ちょいでした。

楳図邸ネタは、本来は2月1日の話なんですけれども、ブログ解禁になるまで寝かせておいたものです。「まことちゃんハウス」は昨年は裁判にもなって大変話題でしたから、これは久々に来るゾ、とは思っていましたが予想以上の伸びで、4万を超えました。

改めて、楳図先生の人気、および「まことちゃんハウス(楳図ハウス)」の注目度の高さを思い知りました。

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2009/03/18

「まことちゃんハウス」内部写真・解禁!

Umezudscn0397←楳図邸外観。 何人もの通行人が「わ!まことちゃんハウスだ!」とケータイで写真を撮っていた。すっかり吉祥寺の観光名所となっている。

おととい16日、フジテレビの『とくダネ!』にて、噂の楳図かずお先生の新居「まことちゃんハウス」の内部が初公開されましたが、ご覧になった方もいらっしゃると思います。

これを受けまして、俺が2月1日に参加した「楳図邸新居完成披露パーティ」の際に撮影した内部写真の公開が解禁されました。なので一挙掲載したいと思います。披露パーティを仕切っていたウメズドットコムの人から、「新居がマスコミで公開されるまでは、ブログ掲載は控えて欲しいと楳図先生は希望されている」とのことでした。

http://umezz.com/jp/
↑UMEZZ.COM

Umezudscn0398 ここに掲載いたしましたのはすべて俺がデジカメで撮ったものですが、素人写真であることもそうですが、改めて確認しましたら「あ。あの大事な部分を撮ってない!」といちいち舌打ちしてしまいました。ほかの部分は、今後ウメズドットコム等にも載ると思いますのでご勘弁ください。

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2009/03/16

京都に行ったら訪ねてみたいスポット

この4月から俺は半分京都の住人になるわけなんですが、京都に行ったら是非訪ねてみたいスポットがあります。

http://images.google.com/images?q=%E3%82%AC%E3%82%B1%E6%9B%B8%E6%88%BF&sourceid=ie7&rls=p,com.microsoft:en-US&oe=utf8&um=1&ie=UTF-8&sa=N&hl=ja&tab=wi
↑ガケ書房の画像検索より

えー、上の写真を見ればおわかりの通り、壁から赤い自動車が半分飛び出ているお店で、「ガケ書房」と言います。なんだかよくわかりませんが本屋さんだそうです。

http://www.h7.dion.ne.jp/~gakegake/index.htm
↑ガケ書房のレシート(公式サイト?)

京の町には、80年代から何度も訪れているんですが、そのすべてが仕事がらみでして、ゆっくりと散策したことはあんまりありませんでした。しかし、その乏しい経験からも、古都のイメージとは反対のサブカル度数の高い町だという印象があります。

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2009/03/14

米沢嘉博記念図書館と明治大学の野望

かねてより噂されていました、明治大学が設立する「米沢嘉博記念図書館」の公式サイトがオープンしましたのでお知らせします。(今回はウェブサイトのオープンであって、図書館そのものは今年の夏に開館予定です)

http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/index.html
↑米沢嘉博記念図書館TOP

2006年に惜しくも逝去された故・米沢嘉博氏の業績(マンガ評論・コミケット代表等)を記念し、明大OBでもある米沢氏が生前に蒐集した段ボール数千箱とも言われる膨大なマンガ・サブカルチャー書籍を中心に、現代マンガ図書館等の協力も仰いだ日本有数のマンガ図書館として明治大学が正式に設立するものです。

これに先駆けて2008年に明治大学は、マンガとサブカルチャー研究をその中心に据えた国際日本学部を開設し、マンガ評論家の藤本由香里氏・建築学者でオタク・秋葉原研究家の森川嘉一郎氏をそれぞれ准教授に迎えて、サブカル・オタク研究の陣容を着々と整えていました。

明治大学と遺族との間で、故・米沢嘉博氏の蔵書を引き取る話が進んでいると俺が聞いたのは昨年のことでしたが、ついにこの夏、オープンさせるメドがついたということです。

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2009/03/11

『ヤッターマン』には困った

三池崇史監督の実写版『ヤッターマン』を見てきました。見たら、感想を書こうと思っていたのですが、正直、困りました。

http://www.yatterman-movie.com/
↑実写版『ヤッターマン』公式サイト

三池崇史は好きな監督です。俺と同い歳ですが、年に5~6本は監督すると言われる通り、すでに膨大な作品があって、すべてを見たわけではありませんが『極道恐怖大劇場・牛頭』は映画史に残る傑作だと俺は思いました。

アウトローを主人公にしたハードボイルドな娯楽作品が多いですが、ノリが良すぎる演出で暴走することが持ち味で、ひとたび暴走するとあり得ない超現実的な領域にまで突っ走るので、カルトなファンも獲得している監督です。時に「やりすぎ」と思えるサービス過剰な演出が、マンガ的だったりアニメ的だったりするので、『ヤッターマン』のオファーも来たのでしょう。

三池監督はかつて『ゼブラーマン』という「ヒーロー物」を撮っています。俺も見ましたが、いつもはカッコイイやくざ役の哀川翔が、気が弱くさえない教師を演じて、これが正義のヒーローになってムリヤリ怪獣と戦うというヒーロー・パロディ。たいへん面白かった覚えがあります。

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2009/03/09

祝・『北国の帝王』初DVD化!

Emperor_of_northdvd←北国の帝王 [DVD]

今日、町田のヨドバシでDVD売り場に行ったら、『北国の帝王』(ロバート・アルドリッチ監督、1973年)のDVDが新盤コーナーに並べてあり、雷に打たれたごとくに衝動買いしました。この映画、俺が48年の人生で見た中で、一番面白かった映画です。もちろん感動したとか感心した映画ならたくさんあるんですが、問答無用で面白かった映画を一本選べと言われたら、迷わずこれにします。

高校時代にテレビの洋画劇場で出会って以来、ビデオやLDが出るたびに即買いしまして、何度見返したかわかりません。ところが、DVDがなかなか出なかったんですよ。洋盤も探したんですが、アメリカのアマゾンを検索してもありませんでした。

最近ではすっかり諦めてしまって、半年くらいDVDの新盤チェックを怠っていました。そしたらちゃっかり出てやがんの。ヨドバシで発見した瞬間に心の中で悲鳴をあげてしまいましたよ。油断も隙もあったもんじゃない。

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2009/03/07

【業務連絡】コメント欄を今後どうするか

前のエントリを立ててから、コメント掲示板が不調で、新規のスレッドが立てられなくなっています。(すでにあるスレへの書き込みは可能なようです)。

「たけくまメモ」のコメント欄は、もともとはココログ付属のコメント欄をそのまま使用していました。ところがこれにはレス番号がつかないので、レスが20~30を越えてうっかり議論が始まったりすると、何がなんだかわからなくなる=読む気が起こらないという問題がありました。

それで、2ちゃんねる型のスレッド式レンタル掲示板(無料)サービスを行っている@chsでスペースをお借りして、「1エントリ=1スレッド」を原則にコメント欄を別サーバーに立てることにしたのです。

基本的に、うまく行っていたと思うのですが、やはり書き込みが多くなると「読む気が起きない」という問題が発生し、また「常連化」が起こって、スレッドの雰囲気が閉鎖的になるという意見も出て、賛否両論なのが実情です。

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2009/03/05

京都で杉浦茂展

この3月20日から5月24日まで、京都国際マンガミュージアム(京都市中京区烏丸通御池上ル)にて、杉浦茂生誕101年を記念した大回顧展が開催されます。

http://www.kyotomm.com/2008/12/sugiura101th.php
↑杉浦茂101年祭

http://www.kyotomm.com/
↑京都国際マンガミュージアムTOP

杉浦茂は1908年東京に生まれ、若くしてシュルレアリスムの洗礼を受け、画家を志しました。しかしファインアートでは食えず、昭和初期の流行マンガ家だった田河水泡に弟子入りしてマンガ家に(師匠の田河も前衛芸術からマンガに転身した人物)。兄弟弟子には『あんみつ姫』の倉金章介や、『サザエさん』の長谷川町子などがいます。

杉浦のデビューは戦前ですが、ブレイクしたのは戦後の50年代で、集英社の「幼年ブック」などで『猿飛佐助』や『コロッケ五えんのすけ』『ウドンこプップのすけ』などの児童向け娯楽マンガを大量に描いて人気を博しました。

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2009/03/03

アジア式しゃがみ方の研究(小ネタ)


アジア式しゃがみ方(スクワット)はどうやればいいのか(How to do the Asian squat)という変な映像をyoutubeで見つけました。

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2009/03/01

祝・手塚治虫『新宝島』完全復刻!

Shintakarajima01完全復刻版 新寶島 豪華限定版

かねてから噂だった、手塚治虫の出世作『新寶島(新宝島)』の完全復刻豪華限定版が出ましたよ。復刻といえばもちろんこの会社、小学館クリエイティブです。マンガとしては戦後最初のベストセラーで、戦後マンガはこの作品から始まったとまで言われる本作ですが、刊行当時のままの状態で復刻されたのは今回が初めてです。

もちろん本書はその歴史的価値から、復刻の話は何度もあったのですが、ことごとく手塚は退けていました。理由は手塚自身いくつかあげているんですが、公式見解とは別に、実は「原作者」であるマンガ家・酒井七馬との確執が大きかったのではないか、と考えられております。

手塚は終戦直後に、関西マンガ界の大御所であった酒井七馬の主催する同人誌「まんがマン」に参加しました。戦時中、手塚は長編マンガ『オヤヂの宝島』(未完)を発表のあてもなく執筆しており、これを見た酒井が、出版社を紹介するから新たに酒井の原案で描き下ろしマンガを描かないかと持ちかけたのです。

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