精華大生の皆さんへ。丸山昭氏とのトーク講義のお知らせ
京都精華大学の在校生で、「たけくまメモ」をお読みの人に業務連絡です。
今週の火曜日、9日の3限目に、本館302教室で竹熊の「マンガプロデュース概論」の講義があります。今週のこの日は、元講談社編集者の丸山昭氏をゲストにお呼びして、90分間、竹熊の質問をもとにお話を伺うことになりました。
丸山昭さんは、1930年生まれの79歳。1958年(昭和28年)に講談社に入社、翌29年に「少女クラブ」に配属されて手塚治虫『リボンの騎士』の担当編集者となり、そこからトキワ荘に出入りして寺田ヒロオ、藤子不二雄、石森章太郎、赤塚不二夫、長谷邦夫、水野英子らトキワ荘作家たちの多くのマンガ作品に関わりました。
トキワ荘について書かれた回想録には必ず「マルさん」の愛称で登場する伝説の編集者です。すでに80歳近いご高齢ですが、大変お元気で、今回のオファーにも快く応じてくださいました。
当日は以下の質問項目で進行する予定です。
●丸山昭氏への質問
(1)講談社に入社され、「少女クラブ」編集長になった経緯について。
(2)手塚治虫の「リボンの騎士」担当の想い出
→「リボンの騎士」は少女向けストーリーマンガの第一号と言われている。当時の少女マンガ雑誌の雰囲気はどういうもので、手塚治虫の出現はどういう意味があったか。
(3)「火の鳥」と九州大脱走事件。
→50年代に人気絶頂だった手塚の多忙ぶりについて。「九州大脱走事件」に代表される手塚番の苦労。そして50年代という時代の中でのマンガ状況。
(4)トキワ荘作家との仕事について。特に石森章太郎と「龍神沼」。
(5)悪書追放運動がマンガ家と編集者に与えた影響。
(6)丸山さんにとってのマンガ編集者のありかたとは。すぐれた才能を持つ作家とともに作品を作り、それを世に出すことの喜びについて。
すでにマンガプロデュース科の学生にはお知らせしていますが、他学科の精華大生で、火曜日3限に都合がつく人は、聴講されて結構です。ただし本来はマンガプロデュース1年生のための講義ですので、万一入りきれない方は、すみませんが諦めてください(130人収容の教室です)。
ただし当日の模様はビデオ撮影します。後日、編集してインターネット配信する予定ですので、入りきれない人、また精華大生以外の人は、そちらを楽しみにしてください。
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