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2009年9月

2009/09/28

忙しい。が、張り合いはある

この春から「忙しい、忙しい」とばかりブログに書いている竹熊です。不景気の折、ヒマよりははるかにマシなんでしょうが、ヒマなときには「将来に対する不安」が心をさいなむものの、肉体的にはラクだったりします。その点「忙しい時期」は物理的肉体的に忙しかったりするので、これはこれで大変です。

多忙になったのは、もちろん春から大学の教授になってしまったからです。正規教員になると、非常勤では絶対やらなかったような仕事が押し寄せて来て大変だという話は聞いていたので、ある程度は覚悟していたんですが、しかし今の状態には参っています。

一番困るのは、大学教員本来の職務である通常講義を行うための準備の時間がとれないことで、そのため講義前日になってあわててレジュメを作るはめに陥っていることです。これでは学生の試験前の一夜漬けと大差がありません。

普通、教授になるには講師、助教、准教授、教授と段階を経ることになっております。そうして、何年もかけて教師としての経験を積み、講義内容を固めることができるわけですね。

俺の場合、多摩美でもやっている「マンガ文化論」というのがもう6年目の講義で、毎年すこしずつ修正を加えながらやっているので、これをそのまま精華大に持って行っても大丈夫なんですが、精華大ではこれ以外に新しく開始した講義がふたつもあるので、パニックになっておるわけです。

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2009/09/25

楳図ハウス写真集が発売されます!

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↑蜷川実花写真集『UMEZZ HOUSE』

あの「楳図ハウス」が写真集として発売されますよ! アマゾンで絶賛予約受付中! なんということでしょうか。

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2009/09/21

たけくま書店通販部・そろそろ始動!

現在たけくま事務所では、たけくま書店通販部オープンに向けて準備の真っ最中であります。8月から少しずつ準備していたのですけど、俺が怒濤の忙しさになってしまって、全然進みません。

もちろん通販サイト構築の経験者に手伝っていただいているのですが、通販用の銀行口座開設とか、送付手段と送料をどうするかとかいろいろあって、送料関係は事務所のスタッフに調べてもらっているんですけど、決定を下すのは俺ですので、亀のような進捗状況になっております。

なにしろ昨日日曜には京都精華大のオープンキャンパスがあり、受験を考えている学生の相談に乗るため一日待機していなければなりませんでした。で、それが終わったら東京にトンボ帰りですよ。

今は連休中ですが、休み明けの木曜には京都で授業があり、金曜には多摩美の授業なのでまた一日でトンボ帰りしなければならない。ここまで慌ただしいと冗談ではありません。殺す気ですか。

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2009/09/19

「大島てる」の謎

ごく一部では有名なサイトだったみたいですが、こんなサイトがあったんですね。「大島てる」というんですが。どう見ても人名なんですけど、不動産屋さんみたいです。経営者が大島てるさんなのかは知りません。これが屋号みたい。

http://www.oshimaland.co.jp/index.html
↑大島てる

実は一ヶ月ほど前、ネットゲリラさんのサイトにここのリンクが張られていて、それで知ったんですよ。そこに、「六本木ヒルズレジデンスB棟2307」という「物件」についてのエントリがあったんです。

http://shadow-city.blogzine.jp/net/2009/08/post_ac0b.html
↑ネットゲリラ「六本木ヒルズレジデンスB棟2307」

↑上のエントリでのりP夫妻の表紙の雑誌がでっかくアップになっておりますね。しかしこの六本木ヒルズの「物件」は、のりPの少し前に話題になった「もうひとつの事件」と関係がある物件です。

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2009/09/16

まだ行ってない県について

詳しいことは後日書く予定ですが、こないだの日曜に生まれてはじめて淡路島に足を踏み入れました。はじめての土地に入るのは、なんとなくドキドキします。

一応、これまで北海道から沖縄まで、一通りは行っているのですが、まだ入っていない都道府県はいくつかあります。新幹線で通過しただけとかだと、結構あるんですが、たとえば島根県と鳥取県は通過したことすらないとか。山口県と石川県と福井県もまだじゃないかな。九州ですと、佐賀県と長崎県にはまだ行っていません。こないだの淡路島は……何県になるんだっけ。兵庫県かな。

淡路島には、会いたい人がたまたまお住まいなので行ったのですが、そういうことがない限り、一生行かなかった可能性が高いです。あそこって何か観光名所ありましたっけ。山口県だと、秋吉台のカルスト台地は死ぬまでに一度は見てみたいですね。鳥取砂丘も。長崎だと隠れキリシタンのマリア観音とか。どこに展示されてるのか知りませんけど。島根県は、何があるのかいまいちわかりませんでしたが、蛙男商会さんのアニメの影響で、県庁や古墳、出雲大社は見たくなりましたよ。

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2009/09/12

夏の終わりのサマーウォーズ(つづき・ネタバレ有)

昨日のエントリの続きですが、実はコメント欄で俺が書きたかったことはほぼ書いてしまいました。以下に採録しますが、盛大にネタバレを含みますのでご注意ください。

http://www2.atchs.jp/test/read.cgi/takekumamemo/195/26-29

(以下採録。一部文章を訂正してあります)

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2009/09/11

夏の終わりのサマーウォーズ

9月に入って東京も京都もすっかり秋めいてきました。俺は今週の月曜に京都入りして、早くも新学期に向けての準備を始めております。京都は夜になるとマジに寒くて、自宅から半袖の着替えしか持ってこなかったことを後悔しております。

今年は初めてやる講義が二つもあって、準備に追われてとてもじゃないが夏休みを楽しむ余裕なんてありませんでした。新学期は来週からですよ。

それで昨日、京都市内の映画館で細田守監督の『サマー・ウォーズ』を見てきました。前作が大傑作の『時かけ』ですし、同じスタッフで作ったこの映画も前評判がすごく高かったので、見よう見ようと思っていたのですけれども、あまりの忙しさに月日の経つのも夢のうちでした。気がついたら9月も10日。もしかして終わっているかも……と不安でしたが、ネットで調べたらやっていたので一安心。

それで、見たんですが、「ものすごくよく出来たアニメ映画だけど、この釈然としない感じは何だろう?」というのが感想でした。もう少し突っ込んだ感想を書きかけたんですが、長くなるうえに、ネタバレが避けられないのでアップするのは中止しました。

繰り返しますが、アニメとしてはすごくよく出来ているんですよ。貞本さんのキャラクターも、スタッフによる作画も、細田監督の演出も最高です。これを見るだけでも、入場料を払う価値があるといえます。

では、何が問題なのかといいますと、脚本とそれ以前のコンセプトの部分かなあ……と思うんですけど、すいません、今はうまくまとめられません。もう少し時間をいただいて、後日書きます。すいません。

それにしても涼しくなった。河原町のユニクロで長袖シャツ買おうかしら。

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2009/09/08

就職しないで生きるには

Syuusyoku1 ↑就職しないで生きるには(上の図版は旧版。現在刊行中の表紙は色が違っているが中身は同じ)

レイモンド・マンゴーの『就職しないで生きるには』は、1979年にアメリカで初版が出版され、81年に晶文社から日本語版が刊行されました。今なお現役で刊行されている大ロングセラーであります。

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2009/09/04

『忍者武芸帳・影丸伝』復刻!

Ninjyabugeityo01_2 ↑忍者武芸帳影丸伝 1 復刻版 (レアミクス コミックス)

白土三平の代表作『忍者武芸帳・影丸伝』が小学館クリエイティブから復刻されました。

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2009/09/01

竹熊君、“紙”はもう、ダメだよ…(後編)

これから紹介する話は、ごく最近、知人のA君と俺が交わした会話をまとめたものです。登場する人物名はすべてアルファベット表記(イニシャルとは限りません)ないしは記号表記にし、意図的にぼかしている記述がありますが、話の大意はこの通りで、特に金額の数字についてはA君の発言のままにしてあります。

A君は俺と同世代ですが、学生時代にライターデビューし、現在は小さい編集プロダクションの営業と経営に徹しています。社員は社長であるA君と、奥さんのみ。しかし、最近まで常時3~40人のライター・エディター・デザイナー(すべてフリー)を抱えていて、A君が営業をかけて出版社からもらってきたムックや単行本の仕事を、その都度自分の抱えるフリーから4~5人選んでチームを組んで、丸々一冊を1~3ヶ月かけて編集・制作していました。こうした請負仕事(その中にはA君の企画もあります)を彼の会社では常時、8~10冊は抱えていたのです。

ある日、俺の携帯にA君から電話がかかってきました。

A「もしもし。竹熊君さ、誰かマンガ家を紹介してくんない?」

「あれ、マンガ家方面だったら、A君もいろいろ知っているんじゃないの?」

俺がこう言ったのは、A君のプロダクションはマンガ専門でこそないものの、マンガ関連書籍を多く手がけているからです。マンガ界に彼は独自のコネがあるので、こういう相談を彼から持ちかけられるのは珍しいことでした。

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