2月18日に横浜で特別講義やります(無料)。
えーと、実は結構前から決まっていたのですが、限定された参加者相手だと勝手に思っていたので特に告知していませんでした。そうしたら事務局の人から「春休みに入って受講生の集まりが心配なので、ブログで告知してほしい」と頼まれまして、あわててエントリを立てております。
横浜みなとみらい線の馬車道駅の近所にある「北仲スクール」という場所で開講される「現代美術論・マンガという領域」という連続講義なのですが、俺は18日の15時から19時までの講義を担当します。
このスクールは横浜国立大学、横浜市立大学、東京藝術大学、神奈川大学、関東学院大学、東海大学、京都精華大学の7つの大学が共同で参加している実験的な学校なんですけど、このイベントは所属の制限なく一般参加が可能なようです。俺は「マンガとアニメーションの間に」という過去に何度かやったテーマでやります。
実は先日の筑波大学でも同じテーマでやったんですが、今回は3時間あるので、さらにつっこんでいろいろな映像なども見せられます。平日ですが、学生さんは春休みですので、ふるってご参加ください。参加費無料・申し込み不要・人数制限もありません。
【試行授業】現代美術論―マンガという領域 (~2月20日)
講師:島本浣(京都精華大学) 日時:2010年2月18,19,20日 (何れも15:00~19:00)※18・19日=人数制限無し・申し込み不要,20日のみ=定員50人・申し込み順先着
会場:北仲スクール
マンガということで語られ経験している文化とは何なのか。この視点を核にして、マンガという表現領域の歴史を考えながら、現在における、その境界性と脱境界性について議論します。具体的には毎回ゲスト講師をむかえ、対談も含めた複合的な授業とします。最終日には、次世代マンガの可能性をモバイルを使って探っていきます。
■2月18日(木) 15:00~19:00 ゲスト講師:竹熊健太郎(京都精華大学マンガ学部教授)
授業内容:「マンガとアニメーションの間に 相互影響の表現史」マンガ(複数コマによるストーリーマンガ)とアニメーションは、ともに物語(時間表現)を描線によって表す創作物として、強い相互影響のもとに発展した歴史があります。20世紀初頭のマンガ家でアニメーターのW・マッケイに始まり、手塚治虫・大友克洋・宮崎駿などマンガとアニメ双方に巨大な足跡を残した作者たちの軌跡を通して、紙とフィルムによる表現の特質の違いと、「時間を視覚で表現すること」の意味を考えます。
http://kitanaka-school.net/event/2010/02/post-18.html
↑公式サイト
http://kitanaka-school.net/access.html
↑アクセスマップ
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コメント
横浜だと、現在ニューテアトルで「マイマイ新子」が上映中ですので、お時間があるなら是非ご覧になってください。
m(_ _)m
横浜ニューテアトル
http://yokohamanewtheatre.web.fc2.com/
神奈川県横浜市中区伊勢佐木町2-8-1
上映は 16:30/18:30 の二回ですが、20日の18:30の回終了後に片渕須直監督の舞台挨拶もありますので。
ホントに、観るだけでいいんで観てください…。
投稿: すがり | 2010/02/16 10:36