コミックマヴォVol.5

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2010/05/28

やっぱりTwitterはスゴイかもしれない

俺、以前ここで「Twitterよりもブログの方が性に合っている」ということを書いたと思います。短文よりも長文派だということもあるんですが、今も基本的にはそう思っています。短いつぶやきをポツポツと発信するというスタイルには、どうも俺は物足りなさがつきまとうんですね。まあそれでも、仕事で忙しい日々が続くとTwitterの気楽なスタイルが魅力的に思えるのは確かです。でもいざ書くとなると、140字では圧倒的に足りなくて、推敲が大変です。あるいはいくつものツィートを連続して書きたくなる。そうなるとブログ書いた方がいいですよね。

まあTwitterは“論じるメディアとは違う”とわかってはいるんですけど。Twitterを始めてそろそろ半年になりますが、俺が書いたツィートはまだ390個とかそんなものですよ。400行ってない。でも俺がフォローしている人の中には、俺よりツィート歴が少ないのに数千ツィートとか1万ツィートなんて人も結構います。俺のツィート数は圧倒的に少ない。しかも半分くらいはブログ更新のお知らせですからね。

ところがどういうわけか、俺のTwitterをフォローしている人が1万425人もいるんです(これを書いている現在)。有り難いことです。ですが、俺のツィートは告知メインですから、Twitterの使い方としてはそれほどおもしろいものではないと思うんですよね。

ところがおととい、京都のガケ書房さんと一乗寺の恵文社さんでの「マヴォ」の売れ行きを促進するために、近所の大学構内にポスターを貼らせていただけないかと思って、ふとTwitterでつぶやいたんですよ。「京都市内の大学生の皆さん、あなたの大学の構内にマヴォのポスターを貼らせていただけませんか」と。そしたら10分もしないうちに数十の返信が返って来ました。

すかさずその全員を俺からもフォローしまして、ダイレクトメッセージを送ってほぼ全員と会う約束を取り付けました。内訳を書くと、京都大学の人が2人、京都造形大が3人、大阪芸大が1人です。週明けには全員と京都市内で会う予定です。そこまでで半日とかそんなものですよ。Twitterの真価を痛感しました。

そういえばTwitterを始めたばかりの頃、いきなり尿管結石になって、激痛を堪えながらタクシーで病院に向かう途中経過をTwitterで実況報告したことがあります。あの時も多くの人たちから励ましの言葉をいただき、心強かったですが、同時に奇妙な感覚にも襲われました。メールとも違う、チャットとも違う。未だ経験したことがない、リアルタイムの新しい体験だったからです。

そのとき、Twitterはパーソナルな実況中継に威力を発揮するメディアだなあと思いましたが、おとといの件では、パーソナルな呼びかけにも威力があると思いました。こう、デパートの人混みの中で、「迷子のお知らせを…」とか、「白いエナメルのバッグをお忘れの方…」とかって場内アナウンスがありますけど、ああいうことを個人でやっている感じです。

で、この「アナウンス」がおもしろいと思うのは、ツィートを読む人は基本的に俺のフォロワーですから、おおむね全員が俺のことを知っているんですよね。俺は向こうを知らない。で、俺が何かを不特定多数にお願いしたとしても、相手は「竹熊が何か頼んでいるぞ」とわかるわけですね。このへんが、どこかから送られるダイレクトメールとか、スパムメールなんかとの違いですね。少なくとも俺と言う人間をわかった上で、反応されるのですから。こちらからすると自己紹介の必要がないので、話が早い。

俺、数年前からネットで呼びかけて「突然オフ会」というのをやりたいと考えていたんですよ。それも東京とか大阪みたいな大都市だけではなくて、人口10万くらいの地方都市で。

今はどんな町にもネットカフェやマンガ喫茶がありますから、そこのPCから「たけくまメモ」を更新して「今、○○という町の△△というネカフェにいます。あと1時間いますから、これを読んだ人で○○町にお住まいの方、オフ会をしませんか」なんてことを一回やってみたかったんですよ。

まあ、数人程度だったらいいけど、もし数十人も集まったら収集がつかないことになるので、実行してませんけどね。もし、それをやるとしたら、間違いなく、今ならTwitterを使うことになるでしょうね。

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コメント

ロンブーの淳さんはツイッターで
http://twitter.com/atsushilonboo/status/14816813148
なんてつぶやいてますよ。

投稿: のら | 2010/05/28 03:08

今日TLに「兄が遺書を書いて、出かけたまま戻ってきません(文意)」ってあってギョッとした。。探しているのでRTしてくれとの事。たまたま僕がフォローしている人がRTしたもの。
電話番号まで書いてあって安易にRTすべきじゃないと思ったのだけれど、本気で探されているようなのでRTした。
無事に解決出来ればいいのだけれど。。

すごいパーソナルな話だけれど拡散してゆく。なにより速報性がすごい。こういうメディアって今まで無かったはず。

ああ、何が言いたかったのかと言うと、たけくま先生RTって使ってます?って事ですね^^;リツイートです。先生を直接フォローしていない人でも人を介して先生の呟きを紹介されるってことがありえますですよ。

投稿: めきし粉 | 2010/05/28 03:30

>めきし粉さん

RTは知ってましたが、どういう使い方するのか長らくわからなかったんですよね。返信とどう違うのかと。

そしたら、やはり先日、京都国際マンガミュージアムで「非実在青少年問題」のシンポジウムがあったんだけど、俺はうっかりして当日の朝までブログで告知してなかったんですよ。

それでTwitterに書いたら、多くの人が「拡散RT」とだけ書いて、ダーっとRTしてくれて、あっという間に広まった。それで、ああRTってこういう使い方するのか、と理解できました。

要するに俺は、仮に不特定多数相手であっても、俺と、俺の文章を直接読んでいる読者という、「情報発信者と読者」という紙メディアの延長で固定化された作者・読者関係のイメージしかありませんでしたが、その間に「情報拡散者」という作者でも読者でもない存在がいるということに初めて思い至ったわけです。

それはわかっているのですが、なかなか旧来の紙媒体のイメージから抜け出すことは大変であります。

投稿: たけくま | 2010/05/28 09:08

有名人と違って一般人には
情報発信というより情報収集の手段ですよね
フォローしている人数が100越えてから
面白さが分かるようになりました
情報の海を泳いでる感じが心地よいです。

投稿: 忍天丼 | 2010/05/28 12:30

ヤリマンから5万円もらったww
http://imageoff.net/kx/zvddood

投稿: パピー星人 | 2010/05/28 20:55

兄が云々って2chでも見ましたよ?市況2で。
チェーンメールみたいなもんじゃないでしょうか?

ツイッターは言葉が水面に波紋として湧き出しているような感じ。
フォロワーが多いと波紋が大きく広がるみたいな。
あるいは競技場の客席のウェーブみたいな。

投稿: 永田電磁郎 | 2010/05/28 22:27

Twitterは呟くだけではなく、それ以降の使い方の発展させ方しだいなんでしょうね~。どれが有益だと思うかは個人差はあるのでしょうが色々と探って行きたいものだと思います。

投稿: ぬふふ | 2010/05/29 04:22

【Appleの電子書籍ストア、
個人の自費出版作品も販売可能に】

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/28/news065.html

『AppleのiPhone・iPad向け電子書籍ストア
「iBookstore」で、出版社と契約していない
個人も自分の作品を配信できるようになった。

新しいポータルから申し込みができるが、
幾つか条件がある。その条件とは作品ごとにISBN
(国際標準図書番号)を取得しておくこと、
作品をEPUBフォーマットで用意すること。
iTunes Storeアカウントと米国の納税者番号も必要だ。
また、電子書籍をAppleのソフトでエンコード
する必要があり、このソフトはIntelプロセッサと
Mac OS X 10.5以降を搭載したMacで動作する。
売り上げの配分は不明だが、
価格や販売地域は作者が決められるという。』

今のところアメリカ限定のようですが、
『出版社を介さず作家が自費で直接配信』が
とうとう現実になるようですね。
歴史の転換点と言えるのではないでしょうか。

投稿: L | 2010/05/29 16:19

アプリで出した方が楽そうですね。
アプリか外部化。

審査が厳しいという割に、
何故、アプリにハーレクイーンが
あるんだろうという疑問。

ツイッターはやってますが
あれは辛いですねえ・・・。
牧歌的なほむぱげの時代が懐かしい。
コミュニケーション過剰。

投稿: はんてふ | 2010/05/29 16:45

同人誌も出せると言っても、アップル認可通す以上は、
厳しくエロ&バイオレンスをチェックされ、
日本のマンガはプロの物だってかなりの割合ハネられるんじゃないの。


投稿: q | 2010/05/29 18:58

アップル認可が本当に困る。
ゾーニングしてほしい。
山上たつひこなんて全部ダメじゃん。
現在はアプリ(ブラウザ)を通じての
エロ/バイオレンス進出しか道はない。

そもそもiBookにはまだ日本ストアが
ない。メジャー(現役)は
京極夏彦の「死ねばいいのに」だけで、それもアプリ。
1ヶ月発売が延びたのに、このフットワークの遅さは
一体何だ。江戸時代か。

投稿: はんてふ | 2010/05/29 21:44

アップルチェックというのは、
マンガ電子化には優しくない認可システムですね。
多分、大友克洋のマンガだって、
ほとんどリジェクトを食らうでしょうね・・・

投稿: 漫バカ日誌 | 2010/05/30 01:21

>兄が云々って2chでも見ましたよ?市況2で。
>チェーンメールみたいなもんじゃないでしょうか?

元を辿って、チエーンメールとは無いと判断しました。結構、こういう判断って難しいと思いますけれど。特にTwitterは、あやふやな話も拡散してしまうので、受けては注意しなくちゃならないと思います。

続報ですが「報告。見つかりました。でもダメでした。」との事。自分は何も出来なかったんですが、喪失感というか不思議な感覚がありますね。全然知らない人なのに。この感覚の底辺には自己拡張している意識があるのかもしれませんね。Twitterで自分の思考を安易に曝している分、意識とダイレクトに結合している感じなのでしょうか。

投稿: めきし粉 | 2010/05/30 09:55

マンガはiPadでは読めません、というか
紙の本でしか読めませんよ、となると
マンガ出版社さんたちが安心できて、今日も1500万の年収で購入したタワーマンションのキングベッドですやすや眠れるのですね!!!!!

投稿: マックだいすき | 2010/05/31 23:15

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