京都は燃えているか?・完結編
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以前から予告していました通り、「京都ならではの企画」を始めたいと思います。俺が羽生生純君と94年~95年に「ファミコン通信(現・ファミ通)」で連載していた『ファミ通のアレ(仮題)』という作品がありました。貧乏科学者の竹熊博士と助手の純子が、お金を稼ぐためにファミ通でゲームマンガを描こうとするのですが、最後までゲームネタにならぬまま連載が終わってしまったという、変なマンガです。
当時俺は『サルまん』(第一期)の連載を終えた後でして、今度はファミ通からマンガの連載(原作)を依頼されたはいいのですが、新キャラを作るのが面倒で、再び自分を主人公にしてしまいました。
一緒に組んだ羽生生純君は、当時はデビューしたばかりの新人で、毎週、三鷹にあった俺の家に来てもらって、一緒に話しながらネーム作りをしたことがいい想い出です。『サルまん』の時も相原コージ君と一緒にネタ出しをしましたが、ネームは相原君が切っています。一方この『ファミ通のアレ(仮題)』は、マンガ家の目の前で原作者の俺がネームを切るという、少し変わった作り方をしています。
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