カテゴリー「著作権」の16件の記事

2010/02/23

「パクリ疑惑」その後

昨年11月30日更新の「たけくまメモ」で、「商業出版社による個人ブログからのパクリ疑惑について」というエントリを書きました。この中で、俺の友人であるまさむねさんのサイト「一本気新聞」の家紋に関する記述が、コアマガジン社のムック『家紋の不思議』の中で剽窃されたのではないかという疑惑を紹介しました。

まさむねさんとコアマガジンの間では昨年から何度か話し合いが持たれていたようですが、まさむねさんより、このたび和解が成立したとの報告を受けました。コアマガジンのトップページに謝罪文へのリンクが張られています。

http://www.coremagazine.co.jp/
↑コアマガジン公式サイト(TOPに謝罪文へのリンクあり)

http://www.coremagazine.co.jp/kamon_ow.pdf
↑謝罪文URL(PDF注意)

http://www.ippongi.com/2010/02/22/コアマガジンの謝罪。最終的にはその潔さは評価/
↑一本気新聞

盗作や剽窃は、昔から付きものの業界です。特に昨今の出版不況の中で、ギリギリの低予算で本を作らなければならない現場の苦労は並大抵のものではないでしょう。文章を書いている最中に、ウィキペディアなどから記述をいただいて、語尾をチョコっと変えただけで入稿できたらどんなに楽だろうかという誘惑に駆られたことは、ライターだったら一度や二度は覚えがあるのではないでしょうか。

版元の下請けの編プロからさらに孫請けしたライターが、資料用の経費もままならず、ついネット上にあがっている資料から、カット&ペーストで記述を「いただいて」しまうことも、心情としては理解できなくもないです。だからといって本当に盗作や剽窃に走ることは別の問題です。俺だったら、そこまでしなければこなせない仕事は受ける気がしません。

まさむねさんとしては、一応今回の謝罪文掲載で納得したとのことで、これ以上、ことを大きくするつもりはないようです。まさむねさんの意を受けまして、俺も「たけくまメモ」の当該エントリを「非公開扱い」にすることにします。

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2009/01/23

不正コピー問題の意外な解決策

昨日「オンライン出版本を買ってみて」というエントリをアップし、オンライン電子出版の問題点(不正コピー防止のプロテクトによって、かえって本としては不便になる問題)について書いたところ、編集者のMさんという方からメールを戴きました。Mさん、ありがとうございました。

メールには、アメリカのプラグマティック・ブックシェルフ(Pragmatic Bookshelf)社という技術系出版社の試みについて、たいへん興味深い事例が書かれてありました。

http://www.pragprog.com/
↑The Pragmatic Bookshelf

俺は英語が苦手なので、Mさんの解説をもとにざっと読んだだけなんですが、それでもこの会社がかなりユニークな試みをしていることはわかりました。

まず本の購買ページを見ると、プルダウン・メニューが「PDF+PaperBook」になっており、ほかにpdfファイルオンリーとPaperbookオンリーが選べるようになっています。つまり、電子ファイルと紙の本のどちらかひとつ、または両方を同時に購入できるようになっているのです。

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2008/01/21

本日ロフト+1で「マンガ論争勃発」

Mangaronsou

2007-2008 マンガ論争勃発

えーと、すっかり告知が遅れてしまいまして永山さんすいません。

実は昨年12月にマイクロマガジン社から『マンガ論争勃発』という本が出たんですが、これの刊行記念トークイベントが本日夜、新宿ロフトプラスワンで行われます。「マンガ論争」といっても、昨今チマタをにぎわせている「マンガと著作権」「マンガと猥褻罪」が主要テーマで、特に同人誌にフォーカスを合わせて問題がよくまとめられています。著者は永山薫さんと昼間たかしさん。コミックマーケット準備会と全国同人誌即売会連絡会が全面協力して作られた本です。

とりあえず俺は、本書では永山さんの取材を受けて持論を話しているだけですが、「著作権問題」「有害マンガ規制問題」について、ほぼすべての問題点は本書に出ているのではないでしょうか。ちなみに著者の一人である永山薫さんは、俺とはもう十数年来の友人でもありまして、70年代末から「エロ雑誌」の現場で編集者やライターとして働いていた俺の大先輩でもあります。俺より年上なのに、マンガ読みとしてはバリバリの現役で、エロマンガの歴史と現状についてをよく知る第一人者といっていいでしょう。

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2007/11/13

文化庁へのパブコメ・私案

他の仕事に追われてうかうかしているうちに文化庁の「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会」へのパブリックコメントの締め切りが近づいてしまいました。というか、締め切りが15日ですからあさってですよ。

特に問題になるのは「著作権の親告罪への見直し」が盛り込まれている「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会中間まとめ」と、ダウンロード違法化が審議されている「文化審議会著作権分科会私的録音録画小委員会中間整理」であります。どちらもパブコメを募集しています。15日までにメールで文化庁に提出すればOKです。

●提出先
住所:〒100-8959 東京都千代田区丸の内2-5-1
文化庁長官官房著作権課 法規係 宛
FAX番号:03-6734-3813

電子メール:
ch-houki@bunka.go.jp (非親告罪化反対の宛先)
        
keiyaku@bunka.go.jp (ダウンロード違法化反対の宛先)

※件名は必ず、「法制問題小委員会中間まとめに関する意見」としてください。(竹熊注・ダウンロード違法化については「私的録音録画小委員会中間整理に関する意見」というタイトルにすること)。

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2007/10/28

秋葉原著作権シンポとちば先生の色紙

本日、台風が接近する中を秋葉原エンタ祭りで著作権関係のシンポジウムが開かれたことは、今朝になって慌ててアップしたエントリに書いた通りです。俺は第一部の「創作活動と著作権 引用・パロディ・保護期間」のパネルに出席し、いつもながらの持論をくっちゃべっただけなのですが、たぶん当日来ていた人のブログにレポートが載るんじゃないかと思います。ちょっと今帰ってきたばかりで疲れていますので、詳細はそちらに譲ります(横着ですいません)。

http://www.st.rim.or.jp/~nmisaki/
↑当日来ていた人のブログ

会場は満員の盛況で、著作権問題に関する一般の関心の高さを改めて認識しました。俺の参加したパネルでは弁護士の福井健策氏と角川書店社長の井上伸一郎氏が出席し、井上氏は『ケロロ軍曹』のパロディの例をプロジェクターで見せるなどして聴衆は熱心に見入っておりました。

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2007/10/19

「初音ミク」事件について

本当は文化庁の「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会中間まとめ」に関する意見募集の実施について書こうと思っていたんですが、17日未明あたりから著作権問題絡みで、「初音ミク」関係のネットでの動きが慌ただしいことになってきました。

最初は「たけくまメモ・コメント掲示板」の書き込みで知ったんですよ。はじめは「グーグルの画像検索で初音ミクの画像がヒットしなくなった」というものでした。これ書いてる18日夜現在、グーグルで画像サーチするとちらほらヒットするようにはなってるみたいだけど、18日早朝あたりは確かに本家の画像はまったく検索できなかったです。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/18/news065.html
↑「ITmedia」の報道記事

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2007/07/21

著作権の非親告罪化、断念の方向か

先日から当ブログでもたびたび取り上げていた「著作権侵害の非親告罪化」ですが、いくらなんでもこの方向での法改正は無理があると判断したのか、文化審議会著作権分科会法制問題小委員会においては、従来通り「親告罪」として行く、という方向で意見がまとまってきたようです。もし通ったならば稀代の悪法になるでしょうから、賢明な判断といえます。

●愚直なまでも著作権 著作権法の非親告罪化と捜査の実情
http://blogs.itmedia.co.jp/kubota/2007/07/post_ab0d.html
↑ACCS久保田裕氏のブログ記事

●同人誌生活文化総合研究所
http://www.st.rim.or.jp/~nmisaki/
↑7月20日日記。三崎尚人氏の報告。

三崎氏の日記は「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会」の第6回会合傍聴記録ですが、ヤフーオークションをめぐっての質疑応答で、委員会事務局長の応答がメチャクチャで笑った。

どうやら今回は、「非親告罪化」は見送られる公算が高くなってきましたが、今後のこともあるので監視は怠らないようにしたいものです。三崎さん、ご苦労さまです。

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2007/06/08

同人誌総研三崎氏からメール

が来ました。この7日に行われた「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会」を傍聴してきたそうです。詳しいレポートが三崎尚人氏のサイト「同人誌生活文化研究所」6月8日付け日記にあげられています。俺は行けなかったんですが、さすがは三崎さん、律儀な方です。ありがとうございました。

●同人誌生活総合文化研究所
http://www.st.rim.or.jp/~nmisaki/

上記を読めばおわかりですが、「非親告罪化」について取り上げられたのは2時間の会議の30分程度だったそうです。レポートを読んだ俺の感想ですが、委員会としてもこの問題は議題に取り上げてはみたものの、対応に苦慮している印象を受けました。詳しくは三崎さんのレポートをお読みください。

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2007/06/03

【著作権】「非親告罪化」今年度中に本案へ

もうすでにあちらこちらで報道されているのでご承知の人もいるかもしれませんが、例の「著作権違反の非親告罪化」が法案制定に向けて着々と動いているようです。

●「知財推進計画2007」正式決定、ファイル交換ソフトからの複製禁止など
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/06/01/15920.html
↑ちょっと前にネットで話題になった「ダウンロードを違法にする」話と「非親告罪化」が、セットで報道されています。

●知的財産推進計画2007(PDF・63ページが問題箇所)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/kettei/060531keikaku.pdf
↑ほんの数行であり、新しい情報は書かれていませんが、審議が進んでいることは確かなようです。

※追記・うっかりしてましたが「2007」は去年作られた文書に見えますね? ファイル名の日付が060531だけど、今確認したら今年(2007)の5月31日で間違いありませんでした。紛らわしいファイル名だなあ。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/kettei/070531keikaku.pdf

※6/8追記:首相官邸も気がついたみたいで、コッソリとファイル名を直していました。上のRLが正しいリンク先です。

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2007/05/26

【業務連絡】朝日「be」に記事が載りました

「著作権非申告罪化」の件につき朝日新聞から取材を受けましたが、本日26日付け土曜版別冊の「be」に記事が掲載され、ウェブにもアップされてますのでお知らせします。

asahi.com内にある会員制サイト「アスパラクラブ」内のコンテンツとなっていて、なぜだかここだけ会員限定なのですが、会員登録は無料になっています。記事を読むのにいまどき会員制にする必要はないと思いますが、無料なのでまあ勘弁してあげてください。個人情報を朝日に知られたくないのであれば、今日の朝日新聞を買うか、またはネット内ですでに記事をスキャンしてアップしている人もおられるかもしれませんので、お手数ですが記事を探してみてください。

著作権が「脅威」になる日 被害者の告訴なしに起訴、共謀罪でも
http://aspara2.asahi.com/club/user/be/20070526/W13/TKY200705230155.html

▼asahi.comトップ(上の方の選択欄から「be」のページに行けます。ちょっとわかりづらいです)
http://www.asahi.com/home.html

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2007/05/24

官僚の公文書を字義通りに読んではならない

↑ということを、ノンフィクション・ライターの松浦晋也さんが今年2月17日付けのご自身のブログで書かれていました。

●松浦晋也のL/D 「公文書を読む」
http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2007/02/post_209a.html

友人の伊藤剛氏から教えられて一読、今回の著作権法非親告罪化にむけての「知的創造サイクル専門調査会」第8回会議で提起された問題とそのネット界での反応と、かなりの共通点があるように思われましたので、ご紹介します。

松浦氏がこのエントリを書いた背景には、自転車ライターの疋田智氏が、道路交通法を改正して「自転車を歩道にあげよう」とする官僚・警察の動きに対する疑問と、法改正によって権力が暴走しかねない危惧を表明し、それに対してネット内の一部から「公文書を読んだだけでは疋田氏の危惧するようなことは書かれていない。疋田氏の思いこみじゃないか」という批判が巻き起こったことにあります。

(と、いう理解を俺はしたのですが、俺が入院中の議論であり、すべてをフォローしているわけではありません。どこかに疋田氏が提起した問題とその議論について書かれた、いいまとめサイトはないでしょうか。ググってみたけどよくわかりませんでした)。

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2007/05/21

【著作権】とんでもない法案が審議されている

先週あたりから一部で話題になり始めているので、すでにご存知の人もいるかもしれませんが、著作権法の改定を視野に入れたとんでもない法案日本国政府関係者によって審議されていますので、ご存知ない方のためにこの場で報告したいと思います。

「とんでもない審議」というのは、もちろん俺自身が「とんでもない」と思っているわけですが、もしこの審議に基づく著作権法改定がなされた場合、俺だけではなく、およそ表現行為をするもの全員にとって、プロアマ問わず等しく重大かつ深刻な影響を与えることになるのではないかと思われます。

今の動きをかいつまんで書くなら、「著作権法の非親告罪化」に向けた準備が政府機関によって進行しているいうことです。これまでも現在も、著作権侵害というものは「侵害されたと思う側」が民事裁判に提訴するなり、あるいは刑事告訴をしない限り逮捕することも裁判を起こすこともできない「親告罪」とされているわけです。

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2006/09/07

【談話室たけくま】「著作権の過激派」白田秀彰氏の巻

Amazon.co.jp: インターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門: ホーム: 白田 秀彰

え~、この6月30日に日経BP社「NBオンライン」で連載が開始された「談話室たけくま」なんですけど、ようやく第二回がアップされました(連載は今のところ不定期掲載です)。今回の対談のお相手は先日『インターネットの法と慣習』(ソフトバンク新書)という、ユニークな法律書を上梓された白田秀彰先生であります。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20060904/109190/?P=1
↑談話室たけくま(1)「日本の著作権法は鹿鳴館である」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20060905/109266/
↑談話室たけくま(2)「著作権で既得権益の保護、大いに結構」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20060906/109342/?P=1
↑談話室たけくま(3)「著作権を主張せずに稼ぐ方法」

白田先生は法政大学社会学部助教授なのですが、インターネット時代の法(特に著作権)のありかたについて普段から積極的な発言・執筆をされている御仁。弁護士とはまた異なる法学者の立場から、著作権保護一辺倒の音楽界・放送界・出版界のありかたに根源的な疑義をしめされている自称「著作権の過激派」であります。

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2006/07/15

「ローマの休日」における著作権者敗訴について

Amazon.co.jp: ローマの休日 製作50周年記念 デジタル・ニューマスター版 (初回生産限定版): DVD: オードリー・ヘップバーン,グレゴリー・ペック

ホントはもっと早く取り上げるべきでしたが、ニュースが流れたのがちょうどココログのメンテ中だったので、タイミング悪いですが今取り上げます。

皆さん報道等でご存じの通り、1953年に公開された名画『ローマの休日』の「無認可」DVDが、東京地裁の「すでに著作権は失効している」との判断で、本来の権利元であるパラマウントだけでなく、他の業者が販売していた格安DVDの存在を認める判断をしました。

http://www.sankei.co.jp/news/060711/sha069.htm
↑産経WEB 7月11日付よりhttp://plusdblog.itmedia.co.jp/koderanoblog/2006/07/post_d64c.html
↑関連:コデラ ノ ブログ

著作権には有効期限があり、映画の著作権については、2003年12月31日までは“公表後50年”が有効期限でした。現在は2004年1月1日より「公表後70年」に著作権法が改正されております。

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2006/07/09

作者が自分でYouTube

蛙男商会さんが、なにか痺れを切らしたのか、作者みずからYouTubeに「ザ・フロッグマンショー」をアップし始めたようです。以下の蛙男ブログから飛べます。

http://kaeru01.blog52.fc2.com/blog-entry-51.html
http://www.kaeruotoko.com/contents.html
↑普通に再生ボタン(▼)を押してみると…。

著作権者が自分でアップしてるのですから、著作権的にはまったく問題ありません。この調子で、ガンダムとか、ハルヒとか各製作会社さんはバンバンアップして欲しいものですね!(無理か…)

それから、「やわらか戦車」のラレコさんのほうも、先日から「やわらか戦車連合軍ブログ」というのを作って、キャラクター商品のメーカーさんを巻き込んで「商品化の経過報告」を中心にユニークな広報活動をはじめています。

http://yawaraka.tv/

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2006/06/16

【著作権】平沢進インタビューが面白い

ITmediaで小寺信良氏が執筆している平沢進インタビューが面白い。平沢氏はテクノユニットP-MODELのリーダーとして、もうかれこれ四半世紀も活動している大ベテランのミュージシャン。彼はまた、音楽出版社とJASRACに「支配」されている音楽業界のありかたに疑問を持ち、自分の曲は自分で管理したうえで、自分のサイトでの音楽配信を1999年から続けていることでも有名です。

http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/12/news005.html
↑「保証金もDRMも必要ない」音楽家・平沢進氏の提言(聞き手・小寺信良)

俺もつねづね出版界のシステムには疑問を持っているわけですが、音楽界の著作権管理のことは正直いってよくわかりませんでした。JASRACが著作権管理を「代行」していることは知ってましたが、実際にはミュージシャンとJASRACとの間がここまで複雑怪奇なものだとは思わなかったです。

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